-379 知らぬが仏だったかも・・・- 正直に言ってメラルークは訳が分からなくなっていた。突如姿の見えない「創造主(俺・作者)」の声が脳内に流れ込んで来る上にまさか自分が「タイムスリップ」を経験するとは思わなかったし、目の前にいる貝塚結愛社長が自分の事を「私」ではなく「俺」とか呼び出して最終的には右手に恐らく『アイテムボックス』から取り出した一升瓶・・・。メラルーク「待てよ!!最後のは無理矢理付け加えただろ!!こんな何処からどう見ても20代のキャリアウーマンがおっさんみたいに一升瓶なんか持っている訳・・・。」結愛「持ってて悪いか・・・あん?!」 おい!!確かに「酒でも酌み交わして距離を一気に縮める作戦」を提案したのは俺だが早すぎるって、お前いつの間に赤くなるまで呑んだんだよ!!俺が時間を動かしてからまだ5分も経っていないんだぞ!!絡み酒をしてしまうと逆効果になるんじゃねぇのか?!結愛「あん?!「吞め」って言ったのはお前だろうがよ!!まさか駄目ってのか?!ちゃんと自分が言った言葉の責任取れコラ!!」 アホか!!あのな、俺が言ったのは「ゆっくりと盃を交わして互いの仲を深めたら気軽に「結愛」って呼んで貰えるんじゃねぇのか?」って事だったんだよ!!しょっぱなからそんなんじゃ駄目に決まってんだろうが! はぁ・・・、こうなりゃ仕方ねぇ・・・。『状態異常無効』を『付与』して・・・、ってピューアさんはそこで何をされてるんですかね?ピューア「何って・・・、親子の盃を交わそうとしているだけじゃないの。悪い?」 誰も「悪い」と入っていませんが、それって酒は酒でも「料理酒」ですよね?流石にお父さんに怒られませんか?メラルーク「いんや?娘と美味い酒が呑めて幸せだが?」 だったら良いけど閉店後の片付けを全部バイトに押し付けるのはやめとこうな、それに賄いだってまだ出していないんだろ?腹空かせてるっぽいからちゃんと食わせてやれよ?メラルーク「大丈夫だよ、残った豚カツを自由に揚げてそれをおかずにライスバーで残ったご飯を食わせてるから問題無いって。」結愛「あんたな、バイトにまで俺の米を食わせてんのかよ!!アンケート取れよな!!」メラルーク「別に良いだろうが、世の中「フードロス」が問題視されてんだからよ!!無駄になるよりマシじゃねぇか!!」 あの・・・、その様子だとお互
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