-409 忘れてた- 父(ソン)から養鶏場自体を任された息子(ナイリ)は数日後に近所に住む上級巨獣人族(タイタン)の友人が経営する養鶏場へと向かった、ここはナイリの家と違い食肉用の鶏(ブロイラー)のみを扱っているとの事で何か参考になればと思った様だ。友人「ナイリじゃないか、いつ以来だ?」 久々の再会を全力で喜ぶ友人、本心ではそれ所ではないと言いたいが折角時間を作ってくれた友人への礼儀を欠いてしまうので応える事に。ナイリ(当時)「確か魔学校を出て以来だったはずだったから・・・、何年前だったっけ?」友人「おいおい勘弁してくれよ、まぁ俺も人の事言えないんだがな。」 今頃解説すべき事では無いかも知れないが、この世界にいる獣人や魔獣はエルフやドワーフと同様に長命な存在である事が多いのでどうやら自分が何年前に魔学校を卒業したのかを忘れてしまう事が多いらしい。因みにこれは余談だが自分が上級の種族に進化した事も気づかない事が多い様だ、言ってしまえば「どうせ今までと生活は変わらないから種族なんてどうでも良い」という意見を持っている住民が少なくも無い。ナイリ(当時)「それにしてもお前、確か貝塚財閥の本社(バルファイ王国支社)で働いてなかったか?」 魔学校を卒業してから様々な仕事を経験した最後に貝塚財閥をやめて今に至る様だ、簡単に言うとナイリとは逆の人生を送って来たと言っても過言では無いのかも知れない。友人「実は父ちゃんが腰を悪くしちゃってね、心配だから手伝いをさせてくれって名乗ったんだ。そのお陰で毎日おふくろの味を楽しめるから結果オーライってやつさ。」ナイリ(当時)「お前って奴は・・・、昔(ジャイアントの頃)から食いしん坊なのは変わらないな。」友人「よせやい、それだと俺がいっぱい食う良い男みたいに聞こえるだろ?」ナイリ(当時)「あのな・・・、褒めたつもりは無いんだが?」友人「いやいやいやいや・・・、今の俺んちでは誉め言葉だぞ?」 学生時代を懐かしみながら何気ない会話を楽しむ2人、ただナイリはここに来た目的を忘れていないか?ただ世間話をしに来た訳では無いだろう?友人「それでナイリ、今日はどうしたんだ?ただただ話をしに来たんだったらわざわざ時間を作ってまで会う必要は無かったんじゃ無いか?」ナイリ(当時)「そうだよ、忘れてたよ。」 またかい、ここでも「蛙の
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