Semua Bab 憧れに手を伸ばせ: Bab 121 - Bab 130

143 Bab

#100 天才幼女は叫びたい

「私の……いや、俺の歌を聴けぇぇぇぇぇぇぇええ!!!」 ――え?え?え?え?え? ――え?急にどしたん? ――いやユラちゃん世代ちゃうやろ! ――え?これ聞いたことあるけど元ネタなになの? 「これは某SFロボットアニメの主人公の代名詞とも言えるようなセリフだね。たしか2,30年前だったかな?まぁ……詳しくさ自分で調べてもろて。今日の本題はそこじゃないし。と、いうわけでさっそく歌っていくよ!」 ――お前いくつよ…… ――大人気企業勢VTuberのYURAに年齢詐称疑惑!?きっとこれが明日あたりネットニュースの一面を飾っちゃうね ――初の炎上のきっかけがこれとか草枯れるってwww ――あれじゃなかったっけか、なんか初配信前も小火ってなかった? 「いや〜それ懐かしいね。ほんとここに来るまで長かった。だからここらでオリ曲でも出しちゃおうかなってさ。て、今から歌うって言ってんじゃん!流れ止めないでよ!」 ――ちょーいちょいちょい!許可は!事務所の許可は取ったの?事務所絡みでオリ曲出すならもっと前々から宣伝したりするはずやろ? ――言われてみればそうやん!だって本来ならお金も時間もかけてやるものだし、いくらユラちゃん一人でできるとはいえ事務所をあげて宣伝しない手はない! 「あ、バレた?これは今日ちょっとモヤモヤすることがあって書いた曲です。それでは聞いてください。『凍えゆく』」 私はあなたが好きで好きで仕方がない。でもそんな大好きなあなたはもういない。 そんなあなたの大切な彼は私を捨てた。悲しくないなんて言えない。寂しくないなんて言えない。ずっとずっと辛かった。 私の大好きなあなたのことも捨てた彼が私は嫌いだった。嫌いで嫌いでしょうがない。嫌いでもたった一人の肉親だからいらないなんて言わないで。 だけどやっぱりあなたが嫌いだった。あなたのことが憎かった。 この恨みを受け止めてもらいたかった。 でも……その復讐は私の知らないところで終わっていた。私は雪辱を晴らせなかった。わだかまりは溶けなかった。 私の気持ちは二度晴れない。一生晴れない。その吹雪は止まらない。 私の心は凍えゆく。 「どう?ぶっちゃけメロディーとか考えてないからその場のノリだったんだけどどうだったかな!今日の第一目標は達成!これ
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-26
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#101 歌い足りない(二度とノリで歌詞とか作らん)

「うーん……うん、落ち着いた。にしてもこんな勢いに任せて書き殴るなんてするもんじゃないね。今回歌詞に関してはもう少し後で考えてみるよ。こうやって人様に聞かせる以上もうちょっと歌詞としても体裁とかを整えるべきだったね。ごめんね、始まる十数分前に書いたメロディーもないのを聞かせちゃってさ。もう少し自分の感情と向き合ってみるよ。」――大丈夫大丈夫、ちょっと歌詞を噛み締めてただけだから ――聞き入ってたらコメント書くの忘れてたわ ――それな、知ってる曲なら口ずさみながら聞いて最高だったって言えるけど所見だと歌詞を噛み締めちゃうよね ――歌詞が悲痛で胸が痛い「やってやれないことはないと思ったんだけどね。ま、それは思い上がりだったってことで。私の父は母の死と共に私の前からいなくなってさ。端的に言えば捨てられたんだよ、私。一応祖父母の家には預けてくれたんだけどね。でも、それ以降私の前に現れることはなかった。その父が結婚詐欺に引っかかったみたいでさ。詐欺師の女はまだ子供の前だからってペラペラ話してくれたよ。父とその詐欺師に復讐してやろうと思ってたんだけど私のいないところで決着がついてた。それが悔しくてね。はい!もうこんなしんみりした話は終わり!楽しい歌歌おうよ楽しい歌!」――ごめんやけど今からそういう気持ちにもっていくのは無理やな ――うーん……明るい曲聞いたら切り替えられるかもだけど今は無理 ――無茶言うなおバカ「さっきも言ったけどさ、今日ってノープランなのよ。普段の私ってノリで配信進行してるように見えて意外と段取り決めてるのよ。だから今実はさ、密かに焦ってるんよね。どうしよう、誰か助けてクレメンス。」――ほんま草 ――前から気になってたんだけどさ、ちょいちょいスレ民がちらつくのなんなん? ――やめろよ、クレメンスとか言われると禿げたおっさんでイメージしちゃうんだよ ――ちょ、お前がそんなこと言うから俺もちょっと想像しちまったじゃねぇかよ!「おいこら君たち笑ってんじゃないよぉ!助けって言ってんじゃんかぁ!泣くよ?泣いちゃうよ?君らに一歳の女の子を泣かせたって業を背負わせてやるーー!!!」――いや、悪質過ぎんだろwww
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-27
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#102 ワイはなうでヤングなピチピチ幼女やで

 あ、そうそう!もう一つ」言っておきたいことあったんだった。それを言ってしまわないと始まるもんも始まらないからね。さてと、それじゃあ言いますか。 「すぅぅぅぅぅぅ……うら若い乙女に禿げたおっさんのイメージとか言うなぁぁぁぁ!!!」――これに関してはリスナー側が全面的に悪い――数々の暴言、本当に申し訳なかった――ユラちゃんほんとごめん、今後は気を付ける――一歳の女の子に向ける言葉ではなかったと反省している「違うじゃん!!そういうのじゃないじゃん!!さてはあれだろ!!まだ私のことをからかっているんだろ!そうなんだろ!急に素直になって感心してたのにすーぐこれだよ!ねぇなんなのさ!いいの?ほんとに泣くよ?そしたら事務所からリスナー向けの公式文書出ちゃうよ?ルールとかも追加されちゃうかもしれないんだよ?いいの?私あれだから!変なプライドとかないから!必要とあらば虎の威も借りる所存だから!」――ちょっとお前らやりすぎだって!ほんとすいやせんねうちの馬鹿どもが「いや、今本当にそういうのじゃないから。ちょっと最近やりすぎ。私相手なら何言ってもいいと思った?そんなわけないじゃん。私も一応事務所勢なわけ。そして事務所は私という幼い年齢の人間と契約してる以上リスクもあるし、私の配信環境とかに責任を持つ立場でもある。ここまではわかるね?」――すまん――ほんとにごめん――マジで気を付ける「ほんと気を付けて、じゃないと私の配信活動が制限されるかもしれないからね。また配信しちゃダメって言われたらどうしてくれんの?今度こそ暇すぎて死んじゃうから!人ってやることなくなって暇だと死ぬんだからね!もうあんなのは嫌なの!割とトラウマなの!マジで頼むよ?」 ――了解
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-28
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#103 天才幼女のお漏らし

「さてさてさ~て、私が今度ソロコラボするのは周知の事実だと思うんだけど……その企画について相談したっくてさ。それもあって今回はきつめに注意させてもらったんだよね。」――聞いてないが!?――周知の事実ってどこで周知されてんだよ!事務所内か?――えぇっとその……そんなの聞かされてないぞ!何か行動に移す前にちゃんと事務所の大人に相談しろと言っただろこのおバカ!とのことです。「何となく誰が言ったのか予想できるけど念のために聞くね。それは誰からの伝言?」――ピオーネの社長である蒲萄からの伝言ですね。今日分の仕事が終わったのでYURAちゃんの配信をリアタイできることを自慢するために社長室で配信みてたんですよ。で、さっきのが聞こえたみたいで……「Oh No……」――とりあえず聞きたいんやがなんで社長室で配信見てんねん!!――だってその方が面白いじゃないですか。仕事で配信を見れずにいる社長に顔がほんっとうに面白くて!普段は腹立つくらいに飄々としてるのに今日はぐぬぬってしてましたもん。――それはさすがに草――これで明日からも社長の秘書を頑張れそうです!おっと失礼、おっさんが戯言を……「ちょ、秘書のお姉さん!?仮にも社長に対しておっさんは……」――なんせ業務時間外なもので――つ、つえぇぇぇぇ……――かっこいい……うちもこうなりたい――うわ、まーたあの会社は軽率に人の運命を狂わせる――ありゃりゃ、未来の女傑が一人増えちゃったよ。上司さんの苦労が偲ばれるね「あはははは……なんか私はこの後怒られるの確定みたいだから開き直って告知タイムと行こうか!次回から始まるのは私の配信生活の新章!やりたかったことを我慢するのはもうおしまい!今まで時間がなくてやれてなかったことも今ならできる!我がVTuber部門の体制も整ってきたし、クソ親父関連の心配事も綺麗さっぱりなくなった今が好機!そろそろ本格的に動いていくよ!これまでの序章に過ぎないのさ!」――え!?序章?アレで?ま?――言われてみればイベントらしいイベントはなかった気がする――いや、お前らユラちゃんに毒されすぎやて十分好き勝手やってたろ!――でもユラちゃんとしては大人しいやろ!ライブもやってないし即売会に参加もしてない。そこら辺がついに動くってことやろ?めちゃくちゃ楽しみやん!――いや、まだ1年目やねん
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-29
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#103.5 秘書ちゃんはからかいたい

 うちの社長である葡萄は正直言って天才だ。奴は腹立つくらいに仕事が早い。ほんっとうに腹立つ。飄々としてよく私のこともからかってくる。昔からこんなだけど……いや、外面を取り繕えるようになっただけまだマシか。違うね、質が悪いだけだわ。この|葡萄《バカ》と私は幼馴染で他の幹部やってる連中は高校からの友人だ。ほんとどいつもこいつも性格がひん曲がってやがる。 身内連中以外の社員がいるところじゃキリッとして理想の上司を演じてるせいかめちゃくちゃ尊敬されてるのがほんっとに腹立つ!いつかあいつの本性をバラしてやるんだから!ま、そうは言ってもここにはあいつの味方しかいない。となると頼れるのは身内のバカ共。だけどなぁ……「しょーじきあいつらに貸しを作るのが怖いんだよねぇ……。あいつらもあいつらで性格終わってるしこの話を持ちかけてどんな対価を要求されるかわかったもんじゃない。となると今の私にできるのは個人的な嫌がらせをするくらいか。とりあえず時間はあるし……んあ、我が推しの配信通知だ!ふんふふふーん♪待機部屋に移動してっと!待てよ?部屋に……移動?それだぁ!」 普段リアタイすることに命かけてる社長も今日は珍しく仕事が長引いてるらしいし?ここはリアタイマウントを取りに行くしかないよね!ってわけよ!私ってばやっぱり天才よね!そうと決まればさっそく社長室に凸るわよ!"コンコンッ"「社長、私です。」「君か、入っていいぞ。」「失礼します!……ふぅ、しゃちょ〜仕事がたくさん残ってるじゃないですか〜!YURAちゃんの配信リアタイ出来なくて残念ですね。どんまいでーす!」「おいこらてめぇぶっ飛ばすぞ!」「きゃー怖ーい!誰かー!助けてくださーい!私、社長に手を上げられそうになってまーす!助けてk……」「お、おい落ち着け!悪かった!悪かったから!」「しゃちょーがそこまで言うなら許してあげますよ。」「なんだ、いやなんでもない。」「どうしました?珍しくすんなり引き下がったな雹でも降るのか?みたいな顔してますけど……。」「そんなことは思っていないさ。」「ま、別に気にしませんよ私は。それじゃあお仕事頑張ってくださいね。私はここでYURAちゃんの配信を見ていますので。」「まさかお前リアタイマウントのためだけにこの部屋に居座ってるのか?」「はて、なんのことだか?」「あはははははははっ
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-29
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#104 新人VTuber(笑)

 ふぅ……準備はちゃんとしたつもり。それにこれが初めてってわけじゃないし、きっと余裕を持ってできるはず。そろそろ時間か……"パンッ!!" よし、配信スタート!!「皆さんこんてん!!ボクは新人イロモノ系VTuber(笑)の甘味てんです!今日はお越しくださりありがとうございます!短い間ですが是非是非ゆったりと楽しんでいってくださいね!」――新人イロモノ系とか初手の肩書き濃ゆさ久々に見た気がする ――奇遇だね、俺もだ ――初配信で他の人の名前出すのは不粋だからやめとけやめとけ「リスナーの皆さんの民度が良くてボクとしてもやりやすくて嬉しい限りです!こういうのはやっぱり小規模の良さですよね。たくさんの方が配信に集まる方の枠だとそこら辺大変だって話も聞きますし。」――せやね、やっぱり新人さんだと平和でええわ ――この民度の良さとVTuberさんの初々しさ、そしてこのリスナーとの距離感からしか得られない栄養素がある ――コメントの流れも程よい速さだし話しやすいよね「だね〜やっぱコメント欄速いと目で追うの大変だからさ。」――おっと〜?もしかして配信経験者です? ――もしかして転生とか? ――ちょっとお前らー良くないぞ?そんなの初配信で聞くことじゃないやろ「これまでの経緯というかボクの過去というか……そこら辺の事情はちょっと複雑すぎるから説明することはできないんだごめんね。でも、転生はしてないから安心して欲しいな。いつか話せる時がきたら絶対に話すから。」――おっけーわかった!まだ初配信でてんちゃんのことを全然知らないけど気に入ったからチャンネル登録もしちゃったしね! ――ふっ、おじさんはガラ〇の仮面の50巻も待ち続けられる忍耐強いおじさんだからね!待つのは得意だよ! ――ま、配信者のプライベートに踏み込むのは野暮ってもんだしリスナーは大人しく待つさ「みんな、ありがとうございます!目標があってそれを達成できたら話すね。ボクの目標はYURAちゃんとのコラボをすること。ボクはそのためにVTuber甘味てんになったからね。でもそれをあんまり言って万が一にもご迷惑をかけるわけにはいかないから、この話をするのは今日が最後!次この話をするのはコラボが決まってから!」――こりゃまたずいぶんと高い目標だね ――でも夢はでかければでかいほどいいからね ――俺ら
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-29
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#105 デ、デート!?

 いや〜終わった終わった!人生三度目の初配信。転生なんてしてないはずなのになんで私はこんなに初配信を繰り返しているのやら……いや、転生はしたか。微妙に意味は違うけど。 あ、そうだ!ゆかりママと久しぶりに会おうかな!最近は忙しくて会えてなかったしね。あとコラボの相談もしたいし。なんせ今の私というかてんちゃんだとコラボ先探すのも一苦労だからね。 配信じゃあんな感じで固い決意を語っちゃったけどあんまりこっちに時間かけてられないからね、ちょっとずるいけど伝手を使って登録者数に下駄を履かせてもらうつもりなのだ。さてさてさーて、ゆかりママからの返信は……あ、来てる来てる!「えーっとなになにー?いつでもおっけー?やった!じゃあ明日一日まるまるもらっちゃおーっと!それじゃあ明日一日デートしようよ。送信っ!完璧!いや〜久しぶりに会うけどなにして遊ぼうかな〜。一応私も強強VTuberになって通帳にもちっちゃい子の教育に悪いレベルでいっぱい入ってるから服を一緒に選ぶのも悪くないよね。あそこら辺だとどこいくのがいいかなぁ〜ん?デートプランは私に任せてか……それならとびっきり可愛い格好をしていかなくっちゃね!」 明日もあるし早めに寝ようかな、じゃあおやすみなs……zzzZZZZ◇◇「はわわわわわわわっ!ゆ、ゆ、ゆ、由良ちゃんからデ、デートのお誘い!?どどどどどうしよう!やばい私どうしよう!こうなったからには全力で楽しませなきゃだよね!これでもお姉さんですから!デートプランを立てるくらいよゆーだよ。」 嘘である!この|女《ぼっち》、デートどころか友達と遊びに行った経験などほぼゼロが故に全力で空回りしているのだ!「女の子同士のデートと言えばショッピングだよね!一緒に買い物して回って〜お互いに似合いそうな服を選び合いっこして〜ふへへへへへっ……おっとヨダレが。とりあえず場所は同級生が行くって言ってたショッピングモールでいいよね。いつか友達と行く日を夢見て盗み聞きしていた甲斐があったってものだよ。楽しみだなぁ〜!」 マジである!このぼっち、教室の隅で本を読みながら必死に情報をキャッチしつつ誰か誘ってくれないかを期待していたのである。無論、誘われることなどなかったが……。正確には一度誘われていたが逃げたのである。 このショッピングデートがまともに成立するかをこのぼっちに期待するの
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-29
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#106 ショッピングデート①

 ふんふふんふふーん♪いや〜ゆかりママはどんな格好で現れ……ってなんでさっそく絡まれてるんすかねぇ。「ねぇお姉さん一人〜?ちょっと俺とお茶しな〜い?的な?」「あ、今友人と待ち合わせしてるので無理です。」「何食べたいか教えてよ的な?」「食べたいものですか。うーん……富士山ですかね。」「しまったあr」 その先は言わせねぇよ?「あ、ごめんゆかりさんお待たせ。」「私は全然大丈夫です!それじゃあデート行きましょっか!じゃあそういうことなのでナンパするなら他の方をオススメします。由良ちゃん今日のデート楽しもうね!」「はい!」「今日のデートは私がなんでも買ってあげるからね!なんせお姉さんだからさ!」「いや、さすがに悪いよぉ……。私も一応それなりに稼いでるんだよ?だからゆかりママにだけ負担をかける訳にもいかないって!」「いや、今日は私が出すよ。そんなに気にするならそうだなぁ……デート終わりに記念になるものを贈り合いっこしない?あとまたこうやってデートに誘ってくれたらそれだけで私は嬉しいかな。」「あぁ〜もうゆかりママだーい好き!もう!こんなにお姉さんぶって可愛いんだからぁ!可愛すぎるよこのお姉さん!はっ!ま、まさか……私を口説こうとしてる!?」 「それもいいね、由良ちゃんのこと口説いちゃおっかなぁ〜♪」「そ、そんなやめてくださいよ!ほ、本気にしちゃうじゃないですか……。」「な、なんだこの可愛い生き物は……。」(あ、いけないいけない!今日はかっこよく由良ちゃんをエスコートするって決めたんだから!)「由良ちゃん、さっそくショッピングに行こっか!」「そうだね!」◇◇「ねぇゆかりママ、これとかどうかな?」「それ最っ高!めっちゃ可愛いじゃん!あ、これとかその服に合うんじゃない?」「なにそれめっちゃ可愛い!ちょっと試着してくるからちょっと待ってて!ふんふふんふふーん♪」「きゃわわわわわっ!由良ちゃんが……由良ちゃんが!ウッキウキで鼻歌まで歌ってるぅ!」(これはもう実質私のことを誘っているのでは?いやいやいや!由良ちゃんはまだ一歳!そんな意図はないし、意図があったとしても大人である私はきっちり断らなきゃいけない立場。覚悟を……決める必要がありそうだね。気を抜けば理性が負ける。一世一代の大勝負!ここで対応をミスったり理性が負けたりしたら私は由良ち
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-29
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#107 ショッピングデート②

 えーっと……とりあえず事の顛末を説明をしようと思う。ゆかりママが鼻血を大量に垂れ流してぶっ倒れました。とりあえずゆかりママを回収してタクシーでママの家に送ってから家に帰った。「由良ちゃんほんっとにごめんなさい!せっかくデートに誘ってくれたのに私興奮して鼻血出して倒れちゃったばっかりに……。この埋め合わせは後日必ずするから!ほんっとにごめんなさい!」「大丈夫だって!私は全然気にしてないからさ?ね?あ、そうだ!私ゆかりママにお願いしたいことがあってさ、それで今回のことは全部チャラってことにしよ!それならゆかりママも気持ちが楽になるでしょ?」「わかった!その由良ちゃんのお願いを私命懸けで叶えてみせる!なんっでも私に言ってちょうだい!」 いや……そんな覚悟ガンギマりになる必要は全然ないんだけど。ま、まぁいいや。とりあえず話せば肩の力を抜いてくれるでしょ!「実はかくかくしかじかで……」 私はライブをしたいこと。だけどなかなか他のVTuberさんとの繋がりが持てていないこと。だからゲスト役として別名義でも活動をしてセルフコラボとも言うべき変なことをしようと思っていること。そのアカウントの登録者に下駄を履かせるためにコラボを計画していてその一人目をゆかりママに頼みたいことを話した。「なるほどコラボかぁ……でもYURAちゃんとは別のVTuberさんとしてだから初対面のフリをしなきゃいけないわけね!おっけー任せて!全身全霊でその役目をやらせてもらうよ!」「あの……もう少し肩の力を抜いて欲しいな?だってそんな初のコラボで肩肘張ってたら怪しいじゃん?もっと普通のコラボの感じで頼むよ!」「わ、わかった!全力で肩の力抜く!任せて!」 だ、ダメだこりゃ……。どうすっかなぁ。まぁ基本的にはゆかりママ人見知りというかぼっち気質だから初めてのコラボ相手で緊張してるってことでごまかせないこともない……のかな?まぁどうしようもなさそうだしなんとなーく上手いこと私の方でフォローすればいいか。「じゃ、当日はよろしくねゆかりママ!また鼻血出してぶっ倒れるのだけはやめてよね〜?」「う、うん!あの時の挽回の機会だからね!今度はそんなことしない!」 心配だなぁ……
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-29
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#108 初コラボ(笑)

「ゆかりママ……じゃなかったあかねママ、準備はいい?」「だ、だ、大丈夫!緊張なんてしてないから!」「その言葉……信じるよ!」 配信、始めていきますか!「せーの、こんてん〜!初めてボクの枠に来てくださった方は初めまして!前の配信も見に来てくれてた方はお久しぶりです!新人イロモノ系VTuberの甘味てんだよ!今日は楽しんでいってね!」――コラボって聞いたけど相手誰なんだろう。なんかこっちまで緊張しちゃう!――ね、俺たちのてんちゃんがコラボするって思うと心配で心臓バックバクよ!――なんて言うか俺らの中の父性が目覚めたせいで初配信からずっとパパ目線なんよなwww――ママもすっごい心配!てんちゃんコラボ配信の方と上手くやれるかなぁ――自認ママもよう見とる「そしてそしてぇ!今日はコラボ配信なのでね、さっそくコラボ相手の方に登場していただきましょう!当時は個人勢だったYURAちゃんとのコラボをきっかけにチャンネル登録者数を順調に伸ばし、有名VTuberの仲間入りを果たした狐耳と尻尾がトレードマークのこの方!狐火あかねさんでーす!」「ご、ご、ご、ご紹介に預かりました狐火あかねと申します。今日は何卒よろしくお願い致しします。」――なんかコラボ相手の人めっちゃガチガチなんやが――せやね、一応コラボ相手の方の方が配信歴も長いしチャンネル登録者の数も多いんだけどね……あかねちゃんはぼっち属性やから――天性のぼっち属性を持ちながらも強強VTuberにまで登りつめた人見知り界の期待の星なんだけど……ほら、いくら人気VTuberでも人見知りは人見知りだからさ――なんかうちのあかねちゃんがすんません――いえいえこちらこそ、うちのてんちゃんをよろしくお願いします「いや〜コラボ楽しみだね!みんなもそう思うでしょ?」――いや呑気か!あかねちゃん見てみ?緊張しすぎて焦点が合ってないぞ!――いや、アバター越しやん!なんで分かんだよ!――うーん……愛、かな?――なんだこいつきっしょ……――すいませんすいませんうちのリスナーが!「あわわわわわわわわっ!」――お、あかねちゃんがなにか喋った!――あぁ、あれはあかねちゃんがテンパってる時に発する鳴き声ですね。特に意味はないのでスルーで大丈夫です。――なんか有識者いて草生える――なんかオモロいなこの子、チャンネル
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-30
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