「私の……いや、俺の歌を聴けぇぇぇぇぇぇぇええ!!!」 ――え?え?え?え?え? ――え?急にどしたん? ――いやユラちゃん世代ちゃうやろ! ――え?これ聞いたことあるけど元ネタなになの? 「これは某SFロボットアニメの主人公の代名詞とも言えるようなセリフだね。たしか2,30年前だったかな?まぁ……詳しくさ自分で調べてもろて。今日の本題はそこじゃないし。と、いうわけでさっそく歌っていくよ!」 ――お前いくつよ…… ――大人気企業勢VTuberのYURAに年齢詐称疑惑!?きっとこれが明日あたりネットニュースの一面を飾っちゃうね ――初の炎上のきっかけがこれとか草枯れるってwww ――あれじゃなかったっけか、なんか初配信前も小火ってなかった? 「いや〜それ懐かしいね。ほんとここに来るまで長かった。だからここらでオリ曲でも出しちゃおうかなってさ。て、今から歌うって言ってんじゃん!流れ止めないでよ!」 ――ちょーいちょいちょい!許可は!事務所の許可は取ったの?事務所絡みでオリ曲出すならもっと前々から宣伝したりするはずやろ? ――言われてみればそうやん!だって本来ならお金も時間もかけてやるものだし、いくらユラちゃん一人でできるとはいえ事務所をあげて宣伝しない手はない! 「あ、バレた?これは今日ちょっとモヤモヤすることがあって書いた曲です。それでは聞いてください。『凍えゆく』」 私はあなたが好きで好きで仕方がない。でもそんな大好きなあなたはもういない。 そんなあなたの大切な彼は私を捨てた。悲しくないなんて言えない。寂しくないなんて言えない。ずっとずっと辛かった。 私の大好きなあなたのことも捨てた彼が私は嫌いだった。嫌いで嫌いでしょうがない。嫌いでもたった一人の肉親だからいらないなんて言わないで。 だけどやっぱりあなたが嫌いだった。あなたのことが憎かった。 この恨みを受け止めてもらいたかった。 でも……その復讐は私の知らないところで終わっていた。私は雪辱を晴らせなかった。わだかまりは溶けなかった。 私の気持ちは二度晴れない。一生晴れない。その吹雪は止まらない。 私の心は凍えゆく。 「どう?ぶっちゃけメロディーとか考えてないからその場のノリだったんだけどどうだったかな!今日の第一目標は達成!これ
Terakhir Diperbarui : 2025-11-26 Baca selengkapnya