Home / ラノベ / 憧れに手を伸ばせ / Chapter 141 - Chapter 150

All Chapters of 憧れに手を伸ばせ: Chapter 141 - Chapter 150

160 Chapters

#118 前途多難なお泊まり会④

「さーて今回も始まりました狐火あかね、どこまでま粘るかなのコーナーでーす!とは言え配信なので雑談でもしながらあかねママが何分粘るのかの計測をしていきます!時間の方は左上のタイマーで各自確認していただければと思っておりますっと。一番近かった人たちうち抽選で五名様に私特製のイラストを送らせていただきます!予想は分刻みで、#粘ってあかねママ のタグを使ってどしどし呟いちゃってください!」――なんか始まったんだがwww――「さーて今回も始まりました」とか言われても知らん知らん知らんwww「今回の企画はノリで決まったので事前告知はありませでした。それにこの配信中は遡れなくなってます。あとはもう言わなくても分かりますね?」――つまり倍率が低い!――よっしゃ俺呟いてくるわ!――この条件ならワンチャンあるんじゃねぇか?――ルールを把握できるのは今ここにいる俺たちだけなら全然チャンスあるやろこれ!――最高すぎ!恒常企画にして欲しいまである!「ちょっとYURAちゃん!そのスマホを早く私に貸してください!」「いいよ〜はいっ!」――ちょっ!そりゃないって!――そ、そんなことしたら!そんなことしたら!例の音源があっという間に消されちゃうじゃんか!――YURAちゃんの裏切り者ー!すぐ終わる組に味方しやがって!――見事に一人もあかねちゃんのこと応援してなくて草生えるwww――フハハハッ!これで勝利は我らすぐ終わる組の手中に入ったも同然だなぁ!「やった!これで私の黒歴史をこの世界から抹消でき……なんで!消せないんだけど!」「あれ?さっき私言わなかった?ロックかけてあるって。」――勝利は誰の手中に入ったも同然だったっけ?――へっへっへ!形勢逆転だねぇwww――くっ、我らはすぐ終わる組は滅びぬ!――貴様らなんぞに我らは負けぬ!「いや、でもパスワードである以上しらみ潰しに入力すればどこかでロックを突破できるはず!」「おーっとここであかねママは片っ端から入力するという力技を選んだー!これはおそらく長期戦を覚悟していることでしょう!そうなるとすぐ諦める予想をしていたリスナーは不利になってしまうのかぁ!」「あぁ、違う!これも違う!えーっと……これとこれは違うから次はこのパスワードを試してみよう。え?ロック!?」――これはロックが外れることはないのが大前提で、
Read more

#119 前途多難なお泊まり会⑤

 「そうは言ってもねぇ……今日別にコラボの予定とかなかったからぶっちゃけ話題とか用意してないんだよね。で、肝心のコラボ相手がこんな状況じゃん?」「13001,13002,13003!あぁもうまた制限!!クソっ!」「ほんとにね、現状頼れるのが君たちリスナーだけなんだよ!だから頼む!話題ちょうだい!」――あかねちゃん意外と根気強いのと、追い詰められすぎて口調が荒くなってるのクソうける――ちなみにパスワードって前半なの?後半なの? 今のあかねママにはどうせコメ欄見る余裕なんてなさそうだしいいかYURA――後半だよ♡――うーわ、こいつやってるわwww――まぁ、どっちみちパスワードをしらみ潰しで突破できるわけないし大して変わらんやろ――たしかにそっかー「で、話題は?」――V祭とか出ないの?「V祭は抽選だからどうなるかは分かんないけど、一応応募はしたよ?参加できたら私にとって初めて大規模イベントだからめちゃくちゃ当たって欲しいんだよねぇ〜。言ったか言ってないか覚えてないけど……いや、まだ言ってなかったかな?前出たいと思ってるって言ったサブカルマーケットなんだけど、無事抽選通りましたー!いぇーい!場所に関してはあとで呟いとくから要チェックね!あと売り子さんお願いするつもりだから募集することになるかもね?みたいな?」「待っても待っても入力制限が終わらない!あぁもう!長すぎて全然進まない!あぁもう!絶対に消し去らないといけないっていうのに!」「私も本当は売り子やりたいんだよ?でもさ、身長が足りないんだよ。台に乗ればなんとか届くとは思うよ?届くとは思うけどさぁ、そんなのに乗ってたら列を捌けないと思うんだよ。だから残念だけど今回は売り子さんにお願いしようと思ってる。ごめんね。」――ほなしゃーないかぁ……――机の向こう側でぴょこぴょこ飛び跳ねながらせっせと冊子の受け渡しをしてるYURAちゃんを見たいかも――てか事務所勢なんだからサブカルマーケット出るってなったら事務所から人手借りれるんじゃないの?――借りれるとかじゃなく借りれって言われるまであるやろ、だって事務所からすればファンにやらせて所属タレントになにかあったら困るやろし「ふっふっふ……そこら辺も大丈夫な契約なのだよ!あの契約は私の活動を縛るものじゃないからさ。いや〜ほんとしゃっちょさんには感謝
Read more

#120 前途多難なお泊まり会⑥

「ねぇみんな、そろそろ私眠いんだけど……もう終わっていい?サクッとパスワード解除していい?」――終わらせてあげたいけど俺らの負けられない戦いが終わるまで我慢して欲しいかな――今パスワード解除したらどうなるんだ?――今で終了になるなら……最長予想の60分組が一番予想に近いってことになるのか――これ以上続けても結果は変わらなそだしほなええか――じゃあ配信終了でいいんじゃない?「あかねママ、ちょっとそのスマホ返して!……よし!パスワード解除できたよ〜!」「解除してくれたの!ありがと!よし、これで削除できた!」「良かったね!それじゃあそろそろ配信締めよっか!もういい時間になったからさ!あ、一応先に言っておくけど配信中ずっとパスワードの解除に集中してた件についてはほんとに気にしなくていいから!あかねママがいつまで頑張るかで賭けてたし、それはそれで楽しかったからね!」「ならいいの……かな?いやダメですよ!そ、そうだ!賭けの景品はたしかYURAちゃんのイラストでしたっけ?それに私もイラスト描きます!正直イラストに1ミリも自信はないですけど、自分への罰だと思って精一杯描かせていただきます!」――え?ま?――うわマジかクソ羨ましい!めちゃくちゃレアなグッズじゃん――ずーるーいー!あかねちゃんのイラストをもっとリスナーに供給し……はっ!YURAちゃんYURAちゃん!「ん〜?どったん?」――サブカルマーケットでYURAちゃんが頒布する冊子の中にあかねちゃんのイラストを入れることは可能ですか?「ちょっ、おま、天才か!?やろうやろう!絶対やろう!一緒に冊子作ろ?あかねママ、お願〜い♡」「くっ……(そんな人様に買ってもらうものに使ってもらうほどのものじゃない。でも由良ちゃんのおねだりを断るなんて私にはできないしぃ……。)わかり……まし……た。精一杯描かせていただきます。うぅ…………。」「リスナーのみんな!私、やったよ!やったよ私は!あかねママのイラストをサブカルマーケットで頒布するという一世一代の重要交渉を成功させたよ!やった!ファン的には死ぬほど嬉しいよね直筆イラストを買えるとか。少なくとも私は死ぬほど嬉しい!」――良くやったYURAちゃん!――これは偉業だよYURAちゃん!一度出せばきっとハードルがだいぶ下がるし、リスナーがいっぱい買って求められてる
Read more

#121 連載再開とちょっとしたリハビリ

「あえて言おう!これは全年齢対象作品であると!」「ユラちゃん誰に向かって喋ってるの?」「やるならちゃんとそれ用に別で年齢制限かけて契約申請をしてから連載をすると!」「ねぇ誰に向かって話してるの?ユラちゃん!ねぇって!怖いって!」「ただぶっちゃけ話を広げられる気がしないし、たぶんやらない。」「ねぇってばぁ!」「ん?なんか言った?」「え?記憶ないの?なんかよく分かんないけど、たぶんメタいって言われるようなことを言ってたよ?」「"憧れに手を伸ばせ"連載再開します!改めてよろしくぅ!ほら、ゆかりママも挨拶して!」「え、えっとその……よろしくお願いします?でいいのかな?」「うんうん!いい感じ!もうこのまま作者の春休み(2ヶ月間)のうちに完結まで立ち止まることなく走り抜ける所存ですので!最後までお付き合いいただけると幸いです!ではでは〜本編を……チラッ」「「どうぞ!」」「合わせるなら先言ってよ〜!」「ごめんごめん!私たちの仲だしいけるかなって!」「そう言われたら強く言えないじゃんか。」◇◇「さて、今日何をするかなんですけど……存在を完全に忘れていた"甘味てん"ちゃんをどうにかするっていうのが今日の最重要目標。まぁ配信しかないよねってことで今配信してるってわけです!皆さんわかりました?」――わかったけど……失踪中何してたん?――ざっと2ヶ月半くらいか――リアル時間でそのくらい甘味ちゃんのこと忘れてるとか作者はキャラへの愛着ないんか?――おーっとメタ発言はNGだぞー!――いつそんなルールできたん?――今だってさ――作者も気にしてるから突つかないで欲しいんだとよ――あーね「ま、そんなわけでお久しぶりでーす。前回は確かあかねママさんとイチャイチャラブラブあんなことやそんなことをしたわけですけど、皆さんはどの場面が印象的でした?」――イチャイチャ?――ラブラブ?あかね――存在しない記憶を垂れ流すのやめてもらえます?てんさんと"は"何もしてません!(ユラちゃんとはい、一緒にお風呂に入っちゃいました。それにど、ど、同衾までしちゃいましたけど、あれはあくまでユラちゃんとですし!あれ?よく考えなくても疚しい気持ちをもってとんでもないことを!?)――え?あんなことやそんなことを!?――くんずほぐれつ的な?――てんさんと"は"ねぇ……
Read more

#122 壮大な茶番劇、終幕へ

「というわけで何をしよっか、みんな。」――え?企画とかないんです?――いやだって久々の配信よ?この二ヶ月半で次の配信ではこういうことしようかな〜的なの一つもないん?ま?――マジかこの人……――嘘だろ!?2ヶ月半ぶりでノープランとか……――まぁ、この名義の存在を完全に忘却してたんだからしょうがないね。――日常生活の中で俺らのことを思い出す瞬間もゼロだったってことやもんね。そりゃ企画もないわな。「ごめんて。でもまぁ僕も結構忙しかったんよ。だからそこら辺考慮して許して欲しいな。あんまこういうの言うべきじゃないのはわかってるんだけどさ、僕の本業これじゃないんだよ。VTuber甘味てんとしての活動も僕にとってめちゃくちゃ大事なのは本当なのよ。でもね、それ以外の時間も同じくらいめちゃくちゃ大事なんだ。だから、ほんとにごめん。」――そう……だよね。俺らも言い過ぎたわ。――ごめん、そうだよね。俺も繁忙期とかは推しの配信見に行けてないしな。――全員が全員専業配信者じゃないもんね。――専業配信者でも長期の休みをとることくらいあるもんね。――言われてみれば当たり前のことだったわ。俺らは配信中に限らずリアルでのてんちゃんのことも応援してるから!――そうそう!俺らのことは気にせず頑張ってな!まぁ、もちろん俺らのこともたまには思い出して欲しいけどね!「みんな……ありがとね。僕頑張るよ。みんなの為にもこの盛大な茶番劇、絶対に完結させるよ。」――?――茶番……劇?――???――え?どゆことる  「色々あってあの方とのコラボ配信が決まりました!待ちに待ったあの方とのコラボなのでね、緊張と嬉しさでもう僕は夜しか眠れないです!いや、ちょっと待って?待ちに……待った?いや、別に待ってないわ。上位存在の干渉的な何かの影響で僕に対してこれ以上尺を使えないそうです。コラボ配信決まったことにしてサクッと展開を進めたいとかいう事情みたいですね。うーん……まぁ、そういうことなので諦めて心を無にしてですね。ただ情報飲み込んでください。考えるな感じろってやつですね。」――ちょちょちょ!――もっとまともに説明しやがれください!――焦らしてないでさっさと情報吐いてけ吐いてけ!――おい、あいつ配信終わろうとしてやがんぞ!――止めろ止めろ!「ではでは〜おつてん〜!」
Read more

#123 ゼネラリストの矜持

「おっひさー!みんなのアイドルのYURAちゃんだz……"ピコンッ!"ごめん仕事だ!おつゆらー!」――???――え?――マジか……――久しぶりの配信なのに……――そんなぁ……◇◇「まずいまずいまずい!!お仕事メールだー!進捗報告しろって?もちろん進んでません!すいませんでしたー!余裕のある締切にしてくれたからまだいけるやろって余裕ぶっこいてました!実際余裕ではある。あるんだけど、進捗出してって言われて何もやってないのは別問題やん?やっぱり印象悪いかなぁ。描いてる絵を見せながらなら話しながらかけるんだけどね。画面見せずにだと話すこと思い付かない!無理!」 作業配信で話しながらまともに作業できる人はいない!これは全クリエイターに当てはまると言っても過言じゃない!※過言です。 何かを生み出すのに全精力を注ぎ込んでいる訳ですよ!なのに話せるわけないじゃないですか!無理です!我々クリエイターにそんな余裕はない!※例外あり そんなわけで配信を急遽切った。他の配信者さんの声を聞いてROMりながらならインプットにもなるし作業は進められる。でも自枠じゃ無理!え?私だけ?嘘でしょ!? き、気を取り直してっと……ラフをあげよう!いくつか今頭の中にあるイメージでどれがいいのか聞いて置きたいからね!サクッと描いちゃおうか。なんせイメージはあるけど、それは脳内にあるだけだからね!物はもちろんない!えーっとレイヤーは1枚でいいかな!レイヤー何枚にも分けて描いてる暇はないからね!線の雑さは多少は妥協。 サラッと雑に線を引いて、色を上から塗ってっと。はい、次!どんどん描かなきゃ時間は待っていてくれない!早くやらなきゃ!描かなきゃ!清書なんてあとでもできるからね!今は早く描く!次は後回ししないようにしよう。うん。 せっかく依頼してくれたんだからね!思い通りのイラストは最低限!心の奥底からイメージを引きずり出してこれだぁ!ってなる絵を描いてやる!そのためには聞き取り大事だからね!意見を聞く時間をいっぱい取らなきゃだからさ、なおさら早く仕上げなきゃなのに……なのに……どうして僕は後回しに……やらかしたぁ! いや、理由は色々あるよ?でもさ!後回しにしたのは事実なわけで。ここは素直に反省して以後に活かしていこう。そして尚更完璧な仕事をしなきゃね!よし!頑張ろう!「で、で、出来た
Read more

#124 それいけマネちゃん

"カタカタカタカタッ……タンッ!"「ふぅ……しんどっ。新人VTuberのための身体の準備で最初はライバーの意見をまとめてマネージャーの口から絵師さんとコンタクトを取るようにって指示があったけどさ、んな時間ないっつーの!ただでさえクリエイターさんとのやり取りはしんどいってのにさ。もうね、皆さんひと癖もふた癖もあって本っ当に疲れる!」 新人マネージャー|朝日菖《あさひあやめ》。彼女は筋金入りのVTuberヲタク。愛するVTuberを支える仕事をしたいと入社。しかし、理想とのギャップに苦しめられる……ことはなかったものの忙しさのあまり推しの配信を見る時間を捻出できずに推し不足で荒んでいた。哀れマネちゃん。「えーっと由良さんだっけ?初めてお願いする絵師さんだけど大丈夫かなぁ……。ライバーの子たっての希望で選ばれた絵師さんだけど、若い子らしいし不安だ。あと兼業絵師さんらしくて最近は結構忙しくしてるらしいんだよね。忙しいのは理解できるけどそれと締切は別だしさぁ〜忙しいから締切守れませんでしたーとか言われたら会社としては困るわけよ。」 はぁ……早く帰って推しニウムを摂取したい。まぁ、無理なんだけどね。推しニウム摂取できたらテンション爆上げだし、徹夜もばっちこいなんだけどね。ままならぬものよのぉ……。「ふぉっふぉっふぉっ……って返信きた!レスポンス早っ!」 えーっとなになに〜?いくつか描いてみたので確認お願いします。もう少しキャラについて詰めていきたいので、素案を踏まえた上でメールもしくは通話にて簡単なヒアリングをさせていただきたいです!?「い、い、い、いくつか描いてみたのでぇぇ!?って……クオリティ高ぇぇぇ!!!え?これ本業の合間に描いたマ?」※本業の合間どころかメールを見てから慌てて描いています。
Read more

#125それいけマネちゃん(続)

 あ、そうだ!|芽依《めい》さんに連絡しなきゃ。えーっと今何時だ?あぁ、2時か。えっと……由良さんもお忙しいと思うので無理せず休んでください。ほんと無理してすぐ返信じゃなくても全然大丈夫なので。ほんと、締切先なので最初の進捗でここまで仕上げてかなくてほんと大丈夫なので無理せず……その、無理すると死んじゃうので。と、心の中で祈ってみる。 私にはないピュアさと若さを感じるからね。どうか、このままデスマーチという名の社会の闇を体験することなく綺麗なままで……。 さてと、さすがにこの時間には寝てるだろうし後で素案だけ送って通話は起きた頃に……ん?Brave shootersプレイ中    :    :@iduki mei    :「すぅ〜……起きてるなぁあの人。」"タタタタッ……タタトトッ……タタッコッ!"◇◇芽依side「ん?」|藺月《いづき》|芽依《めい》さん、お話があります。(フルネームでの呼び出し……私なんかやらかしたか?いや、でもまだ何もしてないはず。たぶん。いや、自信ないな。ワンチャン首か?いやいやいや!さすがにそれはないはずだし。ま、まぁここでウダウダしてても何も解決しないしすぐ電話かけるか。なんなら時間経てば経つほど心象悪くなっていくまである。)"トゥルルルルルッ……トゥルルルルッガチャ!"「みょ、みょしみょし!いぢゅきめいでしゅ!」
Read more

#126 謝罪……必要かなって

"トゥルルルルルッ……トゥルルルルッガチャ!"「みょ、みょしみょし!いぢゅきめいでしゅ!」 テンパりレディ藺月芽衣ちゃん登場!!(いや、何て?たぶん藺月芽衣って言ってるんだとは思うけど……それはそれとして何て?)「えーっと……どうしたんですか?そんなに噛み噛みで。」(舌は無事かなぁ。)「私、何かやらかしましたでしょうか!心当たりがないのですが、至らぬ点があれば教えていただけると幸いです!」(いやなんで!?え?え?)「え?私は特にない……よ?え?なに?」「え、だってこんな時間に急に電話かかってくるなんて十中八九緊急の要件ですし。となると事務所になんかあったか私がやらかしたかじゃないですか。なら私がやらかした確率の方が高いっていうかほぼ確定で私の不祥事じゃないですか!だから緊張して……。」(あぁ……たしかにこんな時間に事務所から電話きたらビビるよね。これは私の配慮不足だわ。いやでも起きてたから!素案でも身体のイラストが上がってきたならすぐ見たいかなって!いやでもそうだよね、すまん。)「ごーめんねー!いや、別に芽衣さんに対して怒らなきゃいけないことなんて……あ、あったわ。」「や゙っ゙ば゙り゙!」(やっぱり面白いなこの子。それはそうとひとまず真面目な話を。)「いやいやいや、そんな深刻な話じゃないよですよ?ただ……"こんな深夜までゲームしてないでちゃんと寝なさい!"と言いたいだけなので。芽衣さんには初配信前に準備も含めいろいろやってもらいたいことがあるので、寝不足で体調を崩されると困るんですよ。」「は、はい。何するにしても身体が資本ですもんね。気を付けます。」「よろしい!で、要件なんですけど……」「ゴクリッ……」「芽衣さん、あなたの身体の素案が届きました。」「は?」「それも10個。」「は?はぁ!?はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」(分かります分かります。私も届いた時は心臓飛び出るどころか宇宙に射出されるんじゃないかってくらい驚きましたから。マジさす由良。)
Read more

#127 お前誰?由良さんの娘です!

「えっと最初から詳しくおなしゃす。」「かくかくしかじかなんですよ!」(ふむふむふむ、なるほどなるほど……わがらん!つまりどういうことだってばよ!) 今日イラストレーターの由良さんに進捗確認を行ったこと、そしたらなんか10個素案が届いたことを朝日菖は素直に言った。まんま過ぎるがこれ以上でもこれ以下でもないのだからしょうがない。(頭おかしいんじゃねぇの?)「えっと……頭おかしいんじゃないかな。」(あ、つい口から本音がドスンと)「そんな!失礼すぎます!と言いたいところですけど……私もちょっと思いました。」「ほんとにちょっと?」「いや、かなりです。」「素直でよろしい!じゃ、返信しちゃうね!!シュパパパパパパーッ!タンッ!送信!」(リスナー受けのいいキャラデザかなんて私にわかるわけが無い。なら!自らの癖に真っ直ぐに!ただ真っ直ぐに従うのみ!)「え?もう?」「レスポンスなんて早いに越したことはなかr"ピコンッ"」「凄いですね、由良さんレスポンス爆速ですよ!」「えっと、これはちょっと引く……かも?」「芽衣さんさっきレスポンスなんて早いに越したことはないって言ってたじゃないですか!由良さんに失礼ですよ!で、由良さんからはなんて?」「えーっとなになに〜?"了解です!5番のデザインですね!近いうちに活動で使う時のことをイメージできる形で超絶可愛いお身体の方をお送りさせていただきますね!私に任せてください!それと、無理せず寝てくださいね。私があんな時間にデータを送ったとはいえ無理してすぐ返信する必要はないですから。私は基本自宅で仕事をしているので、何かあればいつでも相談してください!これでも一応私もVTuberの端くれですし、芽衣さんのママ兼パパになる訳ですからね!他にも色々任せてください!"」「え?情報量が凄い。なに?これは。これが噂に聞くあの……無量〇処!?」「私も読んでて意味わかりませんでしたよ。VTuber?パパ?は?由良さんVTuberやってんの!?いや、最近はイラストレーター系VTuber増えてるけども!え?由良さんも!?ま?」(もう私なんかじゃ推し量れない次元にいるんだね、由良さんは。もういっそ私が由良さんになってみたいよ。私が由良だ!なんてね。どこの大手事務所に一人で対抗する個人勢VTuberだよ!)「パパ!?え?パ〇活!?」「
Read more
PREV
1
...
111213141516
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status