「びっくりして度肝を抜かれて心停止しないようにだ?安心しろ、これでも俺はVTuber YURAの古参だぞ?そんなちょっとやそっとのことで度肝なんて抜かれてたまるかってんだ。これまで散々抜かれて俺もうお前さんの突拍子もない行動、言動にはならきってる。だから安心して話せ。全部受け止めた上でお前を信じて味方でい続けてやるから。ちょっとタンマ今のめっちゃフラグっぽい!なしなし!」 いや、たしかに私もちょっとフラグっぽい発言だなとは思ったけど今そういう雰囲気じゃなかったでしょうよ。締まらないなぁ。でもまぁ、そんなところも社長らしいや。「フフッ……社長、いつもありがとね。今から話すのは全部本当のこと。思いも、過去も全部ね。」 ちょっとこれを話すのは照れくさいけど、言うと決めてきた。このことを話してしまえば今の関係が何かしら変わってしまうかもしれないのはわかってた。それでもソロライブのために全てを出し切ると決めたのだ。その全てには当然今の原点である前世でのことも含む。当然だよね、今私が扱う技術の大半は前世で培ったものなんだから。やっぱりなんか恥ずかしいな。でも、言うんだ。ここで。「よーし、ドンと来い!」「私はね、転生者なんだ。厳密にはみんなそうらしいんだけど、私は前世の意思を引き継ぐことができた。なんか前世の未練と執着が関係してるらしいよ?今はもうそんなに思い出せないんだけど、たぶん前世の私はVTuberって存在に憧れながらもなることは出来なかった。それが環境のせいなのかなんなのかはわかんないんだけど、夢を捨てきれなかった私は努力を続けたの。」「VTuberにはなれないのにか?」 我ながら頭おかしいことに努力やめなかったんだよね。ほんとにあれは取り憑かれていたって表現がピッタリなくらいだったな。その努力に先はないのにさ。まぁ、あったんだけどね、先。神様には感謝しかないよね。神様が言うには私の意思がもたらした奇跡みたいな話だったけどそれでも感謝の気持ちは変わらない。「うん、VTuberにはなれっこないのに。でもその諦めの悪さが今に繋がってる。不思議な話だよね。必死こいて少しでも憧れた最前線のVTuberさんに近付くために、いつかチャンスがきた時にどんな低確率でも掴み取れるように頑張り抜いた結果VTuberになりたいって想いを抱いて第二の人生を始められるんだもん。簡
Leer más