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Todos los capítulos de 憧れに手を伸ばせ: Capítulo 181 - Capítulo 183

183 Capítulos

#157 ソロライブ前編

「びっくりして度肝を抜かれて心停止しないようにだ?安心しろ、これでも俺はVTuber YURAの古参だぞ?そんなちょっとやそっとのことで度肝なんて抜かれてたまるかってんだ。これまで散々抜かれて俺もうお前さんの突拍子もない行動、言動にはならきってる。だから安心して話せ。全部受け止めた上でお前を信じて味方でい続けてやるから。ちょっとタンマ今のめっちゃフラグっぽい!なしなし!」 いや、たしかに私もちょっとフラグっぽい発言だなとは思ったけど今そういう雰囲気じゃなかったでしょうよ。締まらないなぁ。でもまぁ、そんなところも社長らしいや。「フフッ……社長、いつもありがとね。今から話すのは全部本当のこと。思いも、過去も全部ね。」 ちょっとこれを話すのは照れくさいけど、言うと決めてきた。このことを話してしまえば今の関係が何かしら変わってしまうかもしれないのはわかってた。それでもソロライブのために全てを出し切ると決めたのだ。その全てには当然今の原点である前世でのことも含む。当然だよね、今私が扱う技術の大半は前世で培ったものなんだから。やっぱりなんか恥ずかしいな。でも、言うんだ。ここで。「よーし、ドンと来い!」「私はね、転生者なんだ。厳密にはみんなそうらしいんだけど、私は前世の意思を引き継ぐことができた。なんか前世の未練と執着が関係してるらしいよ?今はもうそんなに思い出せないんだけど、たぶん前世の私はVTuberって存在に憧れながらもなることは出来なかった。それが環境のせいなのかなんなのかはわかんないんだけど、夢を捨てきれなかった私は努力を続けたの。」「VTuberにはなれないのにか?」 我ながら頭おかしいことに努力やめなかったんだよね。ほんとにあれは取り憑かれていたって表現がピッタリなくらいだったな。その努力に先はないのにさ。まぁ、あったんだけどね、先。神様には感謝しかないよね。神様が言うには私の意思がもたらした奇跡みたいな話だったけどそれでも感謝の気持ちは変わらない。「うん、VTuberにはなれっこないのに。でもその諦めの悪さが今に繋がってる。不思議な話だよね。必死こいて少しでも憧れた最前線のVTuberさんに近付くために、いつかチャンスがきた時にどんな低確率でも掴み取れるように頑張り抜いた結果VTuberになりたいって想いを抱いて第二の人生を始められるんだもん。簡
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#158 ソロライブ中編

「いや〜ここまで長かったな。」「ですねぇ、私も死ぬ気で作業しましたもん。めちゃくちゃ疲れましたし、もう二度とこんなのやりたくないって思いましたね。まぁ、数ヶ月くらいでこの気持ちが美化されてまたやりたいな〜って言ってると思いますけどね。でも、人間なんてそんなもんですよね。というわけでその時はよろしくね社長。」 何度作業机で寝落ちしてて怒られたことか。自分の発言にはちゃんと発言持たないとな。あんだけ言っといて寝落ちしてんじゃないとか休めって言ってんだろとか本当に正論すぎてぐうの音も出ない。「それはどっちの方向性で頑張ればいいんだ?」「というと?」「そりゃもちろん。あの地獄のデスマーチを思い出せ!またアレを繰り返すのか!正気に戻れ!って止める方向なのか。めちゃくちゃ準備するの大変だったけどなんかんだ楽しかったし、お客さんにも楽しんでもらえて良かったよな。また頑張って準備しような!って方向なのか。」「もちろん後者ですよ。当たり前ですよね?私たちはエンターテインメントがお仕事なんですから。」 楽しませるため、わくわくさせるためにやってるんだ。せっかくなら出演者にも関係者にもわくわくしていってもらいたいな。「はぁ……お前ってもしかしてドMだったりするのか?まぁクリエイターなんて苦行を続ける修行僧みたいな連中だしな、そりゃドMか。」「え?急にどうしたんですか?そんな急に多方面に喧嘩売るようなこと言って……。クリエイターをドM扱いするのは100歩譲ってスルーするとして修行僧をドM扱いはまずいですって!」「んあ!今のオフレコで……。」「いやまぁそれ自体は別にいいんですけどね?いいんですけどぉ、後になってこのライブにケチとか付けられたくないんでほんとお願いしますね?ほんっとうにお願いしますよ?」「わかってるってば!それよりさ、ソロライブもいよいよ明日にまで迫ってきてるけどコンディションは万全?」 正直疲れが溜まってきているけど、まぁ当日の動きに問題にならない程度だからな。多少疲労が残ってても明日になればアドレナリンでなんとかなるだろうよ!たぶんだけどな!「当然!そっちこそ機材トラブルとか大丈夫なの?」「それは……わからん。機材トラブルなんて起こる時は起こる。仕方ないとは言わないけど、そういうもんだから。もしトラブったらいい感じにアドリブで繋いどいて。その
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#159 ソロライブ後編(最終話)

現在の時刻は10時55分  どうも皆さんこんにちはYURAです。今は楽屋から移動してスタンバイバッチリって状況ですね。そんなことよりバカほど緊張してます。助けてください。もうね、やばいの。心臓がバックンバックンいってるの。ほんとに助けて。あと5分しかないのにもう緊張して緊張してまともに喋れるかどうかも怪しいです。まじで助けて。そろそろという指示がきてからはステージと繋がる瞬間に全身全霊で怯えながら待機しておりm 「YURAさん、もう始まります!」 「みゃー!」  あ、ヤッバイびっくりして変な声出た…… 一方その頃ステージでは……   「なんか今みゃー!って聞こえなかった?」 「まさかだろ。気のせい気のせい。」 再び戻ってYURAサイド 「開演まで、3!2!1!」 「本会場へお越しの皆様!そして配信で本ライブをご覧の皆様!大変長らくお待たせいたしました!これより、VTuber『YURA』の生誕ライブを開演いたします!はい!開演アナウンスも済みましたし、そろそろ本ライブの主役であるYURAにご登場いただきましょう!会場にいる皆様と画面の向こうの皆様にお願いがあります。YURAちゃーん!!と大きな声で呼んでいただけると幸いです。現在YURAの身体の方がですね、あまりの人の圧に緊張しきっております!皆様の声がけがあればチキりにチキったYURAも出てこれることでしょう!皆様、いきますよー!せーーーのっ!!」 「「「YURAちゃーーーーん!!!」」」 ——YURAちゃーん! ——YURAちゃん! ——YURAちゃーーーん!!! 「お待たせいたしました。こちら皆様お待ちかねのYURAちゃんボディでございます。声の方は少々お待ちください。ん゛ん゛ん゛!はーい、開演アナウンス担当のみんなのアイドルYURAでーす!今日は緊張のあまり声を戻すのに少々手間取りましたが何とか戻ってこれました!改めまして、今日は私の生誕ライブにようこそお越しくださいました!是非楽しんでいってくださいね!」 ——いや、お前なんかい! ——んなこったろうと思ったよ! ——YURAちゃんがここで開演アナウンスを人に任せるわけがないもんな! ——好きだよねYURAちゃん、実は私でしたー!ってパターン   「えぇえぇえぇ、分かりますとも。皆さんはこう思ったことでしょう!『お前
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