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All Chapters of 憧れに手を伸ばせ: Chapter 171 - Chapter 174

174 Chapters

#148

「させと、とりあえず二曲目いこうと思うんだけど……みんなの準備はいお?」——なずん!——何がイオ〇ズンやねん——唐突に爆発せんでもろて   「それはホントにごめん誤字った。あとわざわざ治すの面倒くさくってそのままストーリのネタにしちゃえ的な?で、二曲目のタイトルはねぇ——名称未設定。」 この場にいる全員がこう思ったことだろう。あ、ついにこいつ名前考えるのサボったなと。いやね?サボったかサボってないかで言えばたしかに私さサボったよ。でも言い分は聞いて欲しい。元が冥ちゃんのために書き下ろした歌詞な以上それに合わせたタイトルをつけるとしたらどうしても冥ちゃん要素が入っちゃう。かと言って私が冥ちゃんのキャラデザを担当しているのはまだ社外秘。つまり私は冥ちゃんと結び付かないタイトルを上手く考えなければいけなかった。「ね?こんな名前になるのもしょうがないでしょ?」——いや何がだよ……——とりあえず一応試しにいい名前ないか考えたけどいいの思いつかなくてぶん投げたのはわかった——にしたってなんでファイル名そのまんまにするし……「めんどくさいとかそんなちゃちな理由じゃないんだよ?ただ、私が下手に名前をつけるよりありのままの名前の方が魅力的……もといマシなんじゃないかと考えた次第でして……はい。断じて名前つけをサボって楽してやろうとは思ってない。」 これはマジ。考えれば考えるほどなまじ冥ちゃんという女の子を知っていてそれに合わせて歌詞を書いたぶんどうしてもそっちに引っ張られてしまうんだ。これが彼女のオリ曲として正式採用された方ならむしろ好都合だったんだけどこれは不採用になった方。だからこれは彼女の曲ではないものとして処理しなければいけない。となると私に思い付く範囲だと無理だったのだ。とまぁそんな裏事情をリスナーに話すわけにはいかないので……「みんなにはこの曲の名前を考えてもらいたい!もちろんタダでとは言わない。私が見た中でこれだ!って思えるタイトルを考えた人には私がアイコン描きます!ほら!やる気出たでしょ?ね?ね?」——やっぱりめんどくさくなってリスナーに投げたんじゃ……——YURAちゃんの曲のタイトルに自分が考えたの採用されるかもとかもうそれだけでご褒美では!?——なにそれ詳しく!期限とか!——あぁ、YURAちゃんの思うがままにみんな転がされとる。
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#149

「……っと!みんな、私の名称未設定はどうだった?」——めっちゃいい曲だったのに名称未設定なのなwww——1曲目、(仮)はついてるけどタイトルあるだけまし4だったのか……——ほんと、後で頑張って考えよ……「名称未設定じゃなくしたければもっとしっくりくる名前考えることだよ!私的にもちょっと名称未設定はどうなん?って思いはあるからね。とはいえ私のネーミングセンスじゃいいの思いつかないからね!そういうわけで頼んだよ!みんな!」 ——私のネーミングセンスじゃいいの思いつかないからね!じゃねぇよ!——全力人任せ(2回目)で草——でもまぁ人間だし苦手分野くらいあるよね……—— にしても名前つけんの苦手過ぎやろがい!——自信満々に言えば誤魔化せると思うなよ!いやまぁタイトルは考えるけども!アイコン描いてもらいたいし!「あのさ、一人くらい曲の感想の話をしてくれないかな。」——あ、うん良かったと思う。思うんだけど今俺ら名前考えるのに脳のリソース割いてるからさ。——普段からあぁいうキャラ感を出して欲しいくらい清楚で素敵な女の子だったわ。まぁ無理だろうけど——なんつうかこれ聞いたあとで改めて思うんだけどさ、YURAちゃんって残念美少女なのな。聞けば聞くほど残念。——何を今更……——今更とは思うけどね?でもさ、歌枠の度に思うんよ。残念な子だなぁ……って  「ぴえん。なんで残念扱いされなきゃいけないんだよ……こんなにプリティでキュートなのに!褒めろよ!もっと褒めろよ!」——ぴえんってお前何年前だと思ってんねん!——今ググッてきたんだけどさ、あれ8年前なのな……——うっそだろおい……——そりゃ俺も老けるわけだ——チクショー!ど、どうなってるんだ!あれが8年前だと!?——ねえなんで一言一句同じ反応できるんお前ら……ちょっと怖いんだけど……「8年前とは言ってもさ、まだまだ現役だと思う……よ?まだギリギリ死語とは言えないんじゃないかな。」——オジサン的にはちょっと前なのにギリギリ死語じゃない程度……グスン……「|な、泣かないでよ!ほら、そろそろ次の曲いくから元気出して!《めんどくさいなこのおっさん……》」——漏れてる!本音漏れてる!追い打ちはやめてあげてよ!
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#150

「なんでだろう……すごい疲れたね。あとあれね?曲名募集は今日歌った全曲分だから……あれ?何曲分だっけか。まぁそれはあとで確認するとして、それぞれ募集して選ばれた曲名を考えた人に私の描いたアイコンがプレゼントされる形になる……んだけどさ、ちょっと歌いすぎたよねwww」——よく考えなくても多いよね——そろそろキリいい曲数だし終わるかな〜みたいなタイミングを数回通り過ぎたもん——耐久配信かなって思って何回か枠のタイトル見直したもんね「いや〜まーじで歌いすぎたな。私この後アイコン何個描くんだろ……。ま、まぁそこはいつも配信見てくれてるみんなへの恩返しだと思って頑張るよ……うん。だからみんなも奮ってご参加くださいな!というわけでー!あの曲たちが正式リリースされるかは君たちのネーミングセンスにかかっている!なんか〆っぽいこと言ったけど、ついでにお知らせを一つ。」——お知らせだーひゃっほーい!「前々から匂わせてはいた重大発表のうち一つのお披露目が近々できそうなのでね、皆さん是非是非楽しみにしていただけたらなと思っておりまーすっと!まーじで重大発表だからね?」 あ、ハードル上げすぎた。おそらく見ているであろう一般通過リスナー兼娘ちゃんこと冥ちゃんが緊張しちまうぜ!大丈夫かな、裏で死にかけてないかな。いやでもさすがに大丈……ばないわ。なんか通知きてるもんwww「やっぱごめんハードル上げすぎたかもしれない。ハードル上げすぎると当日の反応怖くてお腹痛くなっちゃうかもしれないからね。ほどほどに期待しといてもらえればと思います。」 ハードル上げすぎるとまじで冥ちゃんが吐く。吐きそうとかじゃなく百パー吐く。なんせ彼女には前科がある。二度あることは三度あると言うけど一度あったら二度目あるからね。「詳しくは言えないんだけどね、ほんともうちょっとしたら日時とか言えるから待ってて。あのほんとに私に聞かれても何も話せることないからさ。さすがの私とてそこら辺の分別はあるつもりだよ?さすがの私とてとか自分で言ってて悲しくなってくるわ。私がポロリしちゃうと色んな人に迷惑をかけちゃうからね。もうお説教されるのは懲り懲りだよ……。」
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#151

「うだ〜うだうだ〜やることやりきったあとの解放感は最高だぜ〜。冥ちゃんはなんか大変そうだぜ〜。もう私は適当に配信つけてリレーっぽくこの後うちの子のデビュー配信あるからみんなみってね〜っていうだけの簡単なお仕事だぜ〜っと!そろそろ起きるかな。」 ほんっとうに特にやることはないんだけどにゃあ。誘導のために配信するって言っても内容自体はいたって普通の配信だしさぁー私が気合い入れてやると緊張で吐いちゃうからあの子。ふつーにいつも通り配信するとなるとさー準備がほんとにない。吐かないにしてもミュートか畳くらいはやるだろあの子なら。これが信頼関係か、嫌すぎる。Q.というわけで冥ちゃん今の気持ちは?A.いや〜なんというかスッキリしました!Q.その心は?A.出すもん出したんで!ちょっと喉がイガイガしますけどね!Q.それでは最後にデビュー配信に向けた意気込みをどうぞ!A.ウジ虫はウジ虫なりに頑張ります。せっかくYURAちゃんからこんなに可愛いお姿を仕立ててもらったのでそれに泥を塗らないように精一杯頑張らせていただきます!まだ自分のことは信じられないですけど、大丈夫って言ってくれた皆さんの言葉を信じて胸を張って堂々と画面の前に立ちます!ちょっと待ってください。気合入れすぎて吐き気が……ウッ……(規制音)。 まぁ、そんなわけで冥ちゃんも気合十分みたいだからね。私も陰ながら応援する所存だよ。いや、むしろ陰から顔を出して応援するぜい!お祝いだしケーキ買ってこようかな。前祝い的な?今食べたいからね。デビュー配信終わったらその時はまたもう一個ケーキ食べればいいしね。「よーし!ケーキを買いにコンビニまでレッツゴー!時代はショートケーキだぜ!なかったらなかった時!ケーキは良いぞ!幸せな気持ちになれるからね!デビュー配信終わりにオンラインで反省会兼打ち上げする予定だけど、まぁ私くらいの年齢ならちょっとケーキ食べ過ぎたらくらいで太らないからノーダメ!ケーキ♪ケーキ♪」 ケーキを食べたらひと休みがてら仮眠だね。なんせ夜更かしする予定だから万が一寝落ちしてまた冥ちゃんに寝息を録音されてしまったらさすがの私もちゃんと対処せざるを得なくなるからね。前回みたいに無かったことにはできないからホントに気をつけなきゃ……。って言って仮眠してそのまま配信寝坊したりしてね。なーんて、そんなあからさまなフ
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