私なんか、か……やけに自己肯定感の低い人だなぁ。こんな気持ちのままコラボしたってつまらなくなるだけだしどうにか上手いこと彼女の気持ちをのせないと。 さてさてさ〜てっと。なんて送ればいいかなぁ。どうすれば自信を付けさせられるのか……いっそ一ファンとしてファンレターみたいな文章送ってみようかなぁ〜なんて。オタクはオタクらしく長文の推しへの思いででぶん殴るっきゃねぇ! 一人のVTuberとしてのコラボ依頼に個人の感情を持ち込むとかライン越えだよね。推しと親しくなるとかちょっとファン的には重罪かもしれない。いやでも自信を持たせるにはありかもしれないし……やっちゃおう!その後謝罪動画も出そう!なんてったって私は個人勢!もう怖いものなんてない!私は無敵だー!そうと決まれば話が早い!さっそく文章作っていくぞー!◇◇ 狐火さん。「メリットがない」だの「私なんか……」だの好き勝手言うのをやめてください。私はあなたの動画を見て、一視聴者としてあなたを推して、あなたとコラボがしたいと思ってあなたをコラボにお誘いしたんです。 私はあなたのVTuberとしての容姿と声、性格。そして、時より見せるあざとさが好きです。あなたに魅せられたんです!私はあなたにおぎゃりたい! あなたのリスナーだってそうじゃないですか。あなたの容姿、声、性格、コンテンツを好きになって時間を割いて動画を見てくれている。あなたが自らを卑下するのは彼らの推しに対する想いへの冒涜です。彼らの好きの否定です。彼らの推しであるあなたが一番やっちゃいけないことです。それをちゃんとわかってください。 これまできつい言葉で好き勝手言ってすみません。でもあなたの言葉が納得出来ませんでした。他でもない推しがそんなことを言っているのが凄く悲しかったんです。本当にすみませんでした。◇◇ これでいいかなぁ……なんか上から目線になっちゃってる気がする。でも卑屈すぎてイライラする!例え本人だとしても私の推しを貶すんじゃないよ! 返信作業が終わったらshortのストックもあるからコラボ決まるまで暇だなぁ……お母さんに報告しに行くか。「あなたの娘の唯はしっかりやれているよ!」「夢が叶いそうだよって!」万が一父親と鉢合わせたら最悪だけどこの時間ならさすがに仕事あるから家にはいないだろうし、まぁ家で会うなんてことになるなんてありえ
Terakhir Diperbarui : 2025-06-11 Baca selengkapnya