彩佳は笑顔で聖天と凛を席に案内し、呼び出しボタンを押す。程なくして、色とりどりの料理が次々と運ばれてきた。料理が全て揃うと、彩佳は修平の腕を肘で軽く突っついた。グラスを手に、目配せで立ち上がるように促す。修平は気が進まなかったが、言われた通りグラスを持ち、体を聖天に向け話し始める。「聖天、渚を助けてもらったこと、本当に感謝している」そう言うと、修平はグラスの中身を一気に飲み干した。彩佳は呆れた顔で修平を睨みつけると、聖天たちの方を向き、笑顔で言った。「修平は口下手で......もう、本当に。なので、私が本音を言わせてもらいますね。ここ数年、修平が色々と迷惑をかけたというのに、それでも
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