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第 918 話

Author: 一笠
30分後、聖天が個室に帰ってくると、それに続いて修平も戻ってきた。

聖天は相変わらずのポーカーフェイスで、自然に凛の隣に座る。

一方、修平はなんだか心ここに在らずという様子で、彩佳の隣に戻ると、グラスに手を伸ばした。しかし、彩佳に手を叩かれる。

「私のグラスよ」

「ああ」

そう言われ、修平は自分のグラスに持ち替え、口に運ぶ。しかし、中身は水に入れ替えられていたらしく、なんの味もしなかった。

「渚がもう飲むなって」彩佳はクスリと笑った。「やっぱりうちの娘は優しいわね。あなたが外に出てから長い間戻ってこなかったから、吐いてるんじゃないかって心配してたのよ」

「俺は......」

修平は言葉を詰まら
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