「出来たぞー!」「わーい!」 なんか匠から尻尾の幻覚が見える……。「なんかカレーも美味しそうね」「味見したけど、これはこれで美味かった」 お肉屋さん、本当にいい肉をくださったんじゃないかなぁ?いくらなんだろう?「肉ごとに下処理を変えたり、灰汁を取りまくったり、結構大変だった」「それはかなり大変だったんじゃ……」「美味いから何でもいい。美味いものは正義だ!」「たくさん作ったから、小分けにして冷凍しておく。そうすればカレーとしても食べれるけど、カレーうどんにしたりもできるし、いろいろ使い勝手がいいからね」「すいませ~ん、俺に1人前冷凍してやつ下さい」 うちはそれで商いをしているわけじゃないんだけどな。「帰る時に言ってくれよ。冷蔵庫にでも入れておくから」「匠はさぁ、何でそんなに食べるのに太らないの?」「「燃費が悪い体なんじゃないか?」」 結局そこに行きつくの?「いいわよ、燃費がいい体だもの。要は食べ過ぎなきゃいいのよ」「颯斗の美味い料理に抗って食べ過ぎずにいられるのか?」「っ、根性よ!」 なんか二人に呆れられたような気がするけど、気のせいだと思っておく。 プールでダイエットしてからちょっとは痩せて、それからもジムに通って筋トレをしようとしてる……んだけど、何故かトレーナーは颯斗なのよねぇ。 颯斗は筋肉にも詳しいのかしら?料理にいろんな肉の部位使うし。「体の内側の方にある筋肉を鍛えた方が効果があるからこのマシーンじゃ意味がない」とかズバッと言っちゃってるから、他の方も使わなくなってるのよね。使ってるのって、ボディビルをしてる方だけじゃないかな? 逆に私と颯斗で使ったマシーンは大人気。 他の方も使うようでなかなか使えなくなった。そこで颯斗が一言。「あの使い方じゃ、目的の筋肉は全く効いてないんだよなぁ」。 以来、私と颯斗がトレーニングをしている様を凝視する方が増えました。居心地が悪いので、そのジムに行くことを止めました。 なんて思ってたら、匠がおかわりを3杯はした。「おい、米がなくなるじゃねーか!」 流石颯斗です。米はなくなりました。匠によって。仕方ないので、自分だけカレーうどんを作っていました。「「美味しそう…」」 物欲しげに私と匠が見ていたそうです。仕方ないので、私と匠の分も少しずつ作ってくれました。「このカ
Last Updated : 2025-12-17 Read more