「お邪魔します」「あらあら、かっこいいお兄さんってアンタチョット☆SHOWタイム☆のHANGさんじゃないの?来るって言ってくれればもっとちゃんとした格好して化粧だってちゃんとしたのに~‼」「お母さんはそのままでもお綺麗ですよ」「まあ、お上手ですこと」「私の部屋にいるから今に行くまで邪魔しないでよ!」「え?そういう関係なの?」「そうじゃないけど……」 そう説明する心が痛い。だってみんなのHANG様だもん。「HANGさんこっち!」 私はHANGさんを手招きした。「はぁ、お母さんには困るわぁ。なんなのあの野次馬根性!」「見た目、みのりさんに似てるねぇ」 ショックです。私の数十年後でしょうか?嫌だなぁ。「あ、コレコレ」 私は晃さんに私のHANG様コレクションともいうべきヒミツのクローゼットを開けて見せた。 流石に驚いていました。「スゲーな。コレ、全部俺?」「そうよ!CDとかは全部初回限定なんだから!」「うわー、ポスターの俺ってこんなんなんだ。嘘くせぇなぁ」 自分なのに…。「慰めれた……かなぁ?」「面白いものを見た。ありがとう、なんか元気になった」「みのり~とHANGさん、つまらないものですが召し上がってください」 私一人だったら絶対に出てこない、お母さん秘蔵の菓子が出てきた。「いただきましょう?」「そうだなぁ」 母登場の段階でクローゼットは閉じた。あのクローゼットが私と晃さんの秘密となった。「あ、美味い。俺って☆SHOWタイム☆の時、あんなんなんだ」「そうだよ?LIVEの最終チェックしてる時とかはまた違う顔してるけど、アイドルHANGはあんな顔してるよ?」「普段は違う?」「違うと思うなぁ。音楽をやってる時も違うよ?こないだギター弾いてたけど、その時も違う感じだった」「ふむ。☆SHOWタイム☆の3年後はどうするかなぁ?RAUGHは実家を継がなきゃだろ?GARDはどうするんだ?俺はどうするかなぁ?」「音楽で生活していくのもいいですね。メディアに登場することなく、音だけ。HANG様は声もいいんだよなぁ。GARDさん、海外でダンススクールとかするかもしれませんね。国内に治まるタイプじゃないし」「役者とかは?」「それは、この3年間で下地みたいなものを作らなきゃいけませんね。いきなり俳優1本で生活は無理がありますよ~
Last Updated : 2025-12-12 Read more