はぁ、尊い…。私なんかがこんなに近くであのHANG様を見ることが出来るなんて‼腐れ元・上司にもちょっとは感謝よね。退職金すら出し渋ったというのに…。 ここで彼を見ることが出来るだけで私は幸せ…。このまま死んでも…いや、接触とかしたい何しろHANG様専属のマネージャーになったんだから! 今を去る事数週間。私はとある会社で細々と働いていました。どんなに仕事がキツかろうとも愚痴を言わずに、黙々と働いていました。 しかしながら、給与の未払いが発覚。尚且つ、元・上司からのセクハラ・パワハラ。ブチ切れて退職しました。今あの会社に女子社員はいないんじゃないかなぁ?っていうか、こないだ給与の未払い問題でマスコミに叩かれていたような…。 それからというもの就職活動です。 そう簡単に就職が出来るものではありません。家で私はHANG様への想いを一人で噛みしめるように全てクローゼットの中にしまい込んでいます。 限定初回盤のCDにDVD、ポスター、ファンクラブの会誌。挙げればキリがない。私の服?そんなものはタンスです。 しかし、神様というものはいると思いました! 知り合いの伝手で『娘が無職なのは体裁が悪い!』と、母がなんと‘☆SHOWタイム☆’が所属する大手の芸能プロダクションに就職させてくれたのです! ☆SHOWタイム☆に私の推し、HANG様がセンターとして所属しています。 あぁ、HANG様の前で鼻血とか吹いたらどうしましょう?「君が推薦を受けて来たっていう子かい?えーっ名前は…」「柏葉みのりです!」「元気だね……。君にはうちの看板でもある☆SHOWタイム☆のHANGの専属マネージャーをしてもらいたい」 専属マネージャー……ということは、結構長い間HANG様と過ごすことに?なんて素敵な職場なんでしょう?前の職場とは雲泥の差!「今はドームツアー中だから悪いんだけど、ツアーに追いかけるような感じになっちゃうかな?今は福岡かなぁ?」「わかりました。行って参ります!」「…大丈夫かなぁ?HANGの専属マネージャーは大体持たないんだけど、あいつワガママだからなぁ」 そんな社長たちの声を後ろに聞きつつも私は一路、福岡まで急いだわけです。移動に使った交通費なんかも会社が経費として持ってくれるので有難いです。とはいえ、いきなりグリーン車に乗る勇気はなく、指定席で九州ま
ปรับปรุงล่าสุด : 2025-12-06 อ่านเพิ่มเติม