All Chapters of 「君だけが本当の僕を見てくれていた」トップアイドルの、禁断の告白。その時、私は……: Chapter 11

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エピローグ:輝きの向こう側

 それから一年が経った。 春の陽光が、小さなライブハウスに差し込んでいた。 ステージ上には、一人の青年が立っていた。 柊蓮。 かつてのトップアイドル。今は、インディーズアーティスト。「みなさん、今日は来てくださってありがとうございます」 蓮がマイクに向かって話す。 観客席には、五十人ほどの人々。Stellarの時代と比べれば、圧倒的に少ない。 でも、蓮の顔には、本物の笑顔があった。「今日は、特別な日なんです」 蓮が客席を見渡した。「一年前の今日、僕は大きな決断をしました。そして、ここにいる皆さんは、その決断を支持してくれた人たちです」 客席から、温かい拍手が起こった。「今から歌う曲は、僕が初めて作った恋愛の歌です。タイトルは『輝きの向こう側』」 蓮がギターを手に取った。 そして、歌い始めた。 優しいメロディー。心に染み込む歌詞。「画面越しに君を見ていた頃 僕は孤独に笑っていた でも君は気づいていた 僕の本当の顔を輝きの向こう側で 一人泣いていた僕を 君は見つけてくれた そして愛してくれたもう嘘はつかない もう隠さない 君と生きていく それが僕の輝きだから」 歌が終わると、大きな拍手が起こった。 客席の最前列には、澪が座っていた。 涙を流しながら、拍手している。 ライブが終わり、蓮は澪のもとに駆け寄った。「どうだった?」「最高でした」 澪が微笑んだ。「言葉にできないほど……本当に素晴らしかったです」「澪のおかげだよ」 二人は、ライブハウスを出て、近くのカフェに入った。「最近、どう? 仕事は順調?」 蓮が聞くと、澪が頷いた。「はい。フリーランスの編集者として、少しずつ軌道に乗ってきました」 澪は、会社を辞めた後、独立し
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