Semua Bab 幸せ色の恋~想いよ、永遠に~: Bab 21

21 Bab

第21話

「おまえら!! 見て……んがっ…」見てんじゃねー。そう言ってしまう前に、私は慌てて先輩の口を両手でふさぐ。先輩は、モゴモゴと声にならない声をあげている。私の手から逃れた先輩は、眉間にしわを寄せて私を見下ろした。「何してやがる」「あ、いや、あの…」「おまえの為にしてやったのに」「あ、いや。 私は別に……」ゴニョゴニョと口ごもると、『別に何だよ』と、さらに絡んできた。「そんな事より、今からどこか行くんですよね?付き合いますよ」状況が悪化しないうちにあからさまに話題を変え、先輩の腕を引いた。もちろん。周りの視線を避けるように、先輩の長身に隠れながら。2人で肩を並べてやって来たのは、この前のファミレスだ。先輩いわく、ここは昔から3人のたまり場だったらしい。『金のない俺らが、唯一長時間居座れる場所』と、ちょっと可愛い事を言っていた。「ところで、話しって?」ここに来る途中、先輩は何やら真剣な表情で、私に話があると言っていた。早速本題に入ると、先輩は『ああ……』と一拍置いて話し出した。「レオの、事なんだけど」私は、レオくんの?と、言葉をそのまま返した。「あいつ、種目何にするって?」種目と言われて、一瞬の何のことだかわからなかった。私が眉間にしわを寄せていると「クラスマッチだよ。そろそろ決める時期だろ」先輩がコーヒーカップに口をつけながら言った。「レオくんは、ソフトだったと思います」「はっ? ソフト?」少しコーヒーを吹きだす先輩。「あいつが、ソフト?」「ああ、でも、レオくんの意思じゃないですよ。レオくん、HRの間ずっと寝てたから。 あまりもののソフトに、自然と名前が」私が苦笑しながら言うと、先輩は大きなため息をついた。「ったく、あいつは……」椅子の背もたれに全体重を預ける。しばらくテーブルに指を打ちつけていた先輩は、突然私に視線を向けてきた。「おまえは?」
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-01-12
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