All Chapters of お命頂戴いたします~オーナーは異世界から来た3兄弟王子: Chapter 21 - Chapter 29

29 Chapters

Case14.わかる人にしかわからない……

「「いらっしゃいませ!」」尊・「カランて鳴ったから間違えないと思ったんだけどな」悟・「いや、兄貴は合ってる……。おそらく幽霊のお客様だ……」瀬蓮が現れた。瀬・「流石は悟様です!瀬蓮にはハッキリと姿が見えますぞ!」尊悟・「接客は瀬蓮に頼んでいいかな?姿が見えないんじゃな……」尊・「悟は昔から兄弟でも霊感強かったもんな」悟・「別にいいことでもないでしょ?」瀬・「ほう、きちんと葬ってほしいと。どの程度で?あ、私はここでずっと働いております、瀬蓮と申します。以後お見知りおきを」「私は集団で自殺に見せかけて殺されました。えー、犯人はこいつです」 写真を持っていた。「こいつの名前は、時信二」瀬・「私どもの方でこいつを秘密裏に始末すればいいですか?」「こいつの命と引き換えに集団で自殺に見せかけられた集団をキチンと葬ってほしいのです。大仰にしなくていいのです。ただ、海に骨を流すとかで構いません」瀬・「それすらもしていないと?今、ご遺体は?」「某所に放ってあります。腐敗が進んでいます。もうすぐ白骨化します」 俺らは瀬蓮から事情を聴いた。そう言う事なら、では……「「「お命頂戴致します。」」」 もう死んでるのか……。頂戴するのはこの人を殺した外道の命だけど、そういうのは瀬蓮が得意かな? 今回の件は瀬蓮に全面的に任せよう!尊悟・「瀬蓮、今回は全面的に瀬蓮に任せた!俺らには見えないし」「では、この瀬蓮が全力で尽くしたいと思います」この後、外道・時信二は練炭自殺と遺書で見つかった。多数の自白と共に、他にもやったらしい。なんか、殺人に快楽を覚える体質になったそうだ。瀬蓮から聞いた。 殺された集団は手厚く海に骨を流すという方法がとられたらしい。遺族からは「うちの寺で!」という話も出たらしいが、そこは瀬蓮がうまくやったみたい。金だろうか?そこはあんまり突っ込まないでおこう……。曰くキャサリン、「今回なんもしてないじゃないー!!」相手が幽霊だからね……。
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Case15. スポーツの闇と堕ちた英雄の再生

 昔の某有名漫画ではライバルと書いて友ってルビ振ってたんだっけ?そんな高尚な考えを持ったようじゃこの世界では成り上がれないんだよ!一応SNSでの話とかで聞いたこの店‘お命頂戴します。’に来てみた。「「いらっしゃいませー」」すっごい、イケメンだな。俺は面は割れてないけど、なにぶん体形が……。競泳選手なので目立つ体型なんだよな。一応顔もバレないようにしてるけど、この店だと不要みたいだな。全女子の視線が店員にいっている。俺を見る視線は……なんだ?奥のカウンター席から視線を感じる。キ・「悟(さとる)クン!悟クン!さっき入ってきた彼!いい体してるわよねぇ♡」悟・「キャサリン、俺は男に興味ないからわからんけど、確かにごつい体だとは思う」キ・「ああん、ここにジョナサンがいたら熱く語り合うのに!」悟・「丈一郎なら、補習らしいですよ。まともに授業受けろっていうのに男ばっかり追いかけてるから……」尊(たける)・「いらっしゃいませ。お客様。ご注文はお決まりですか?」「カフェラテを一つ。ラテアートはドロップで」尊・「かしこまりました。少々お待ちください」尊と悟は客が彼一人になるように接客をし、彼が一人になったところでcloseと表示した。尊・「大変お待たせしました。ご用件は?」「俺が誰だかわかんないの?マジ?俺って顔は売れてないんだな。顔を売ってるわけじゃないし。えーと俺は…キ・「船出選手よ!超有名じゃない!競泳選手よ!実際に美ボディに会えるなんてカンゲキだワ~♪」「彼女?彼?」尊・「その辺は深く考えないように……。えーと競泳選手がうちに何の用?」「今度の競技会で俺が優勝するように、俺のライバルに細工をしてほしい」尊・「まぁ、それはいいが。スポーツマン精神とはかけ離れているな、子供の夢ぶち壊し」「イマドキそんなことを言っていたら、スポーツ選手として生きていけねーんだよ。如何にしてライバル選手に勝つか」尊・「努力だろ?」「違うな。周りを不調にするんだよ。自分だけを有利にする。ときには審判を買収する」悟・「うわー、汚い!」「そう、汚い世界なんだよ」尊・「で、ターゲットは?」「次の競技会に参加するヤツみんな。絶妙に俺が優勝するように見せかけてくれ」尊悟・「「……」」うちの家業も汚いけど、それを上回る汚さを俺は見た!テレビで見るような美しい
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Case 16.同業者現る!!~期待外れのライバル店~

悟・「最近、大学で聞いたんだけどさぁ。うちの同業者が出来たらしいよ。なんでも、その喫茶店の名前が‘お命頂戴しちゃうかも?’らしい」尊・「マジかよ?客を取られるのは勘弁だなぁ」悟・「あぁ、でもそこは大事なものってお金で解決してるみたい。ヤク〇さんの裏稼業?みたいな」聡・「なるほどな。手術とか無理だろうし、そんなとこだろうな。一応キャサリンに潜入捜査してもらおうかな?」キ・「まかせて~♡この店と対抗するんだから、イケメン兄弟が経営してるはずだし、たのしみだわ~」数日後キ・「なんなのよ〜、あの店は!」悟・「キャサリン、すごくご立腹だね?」キ・「イケメンどころかどっからどう見ても、その筋の人間って人が接客してるんだもの。店の雰囲気も最悪。お客さんも「店を間違ったー」って顔してたワ。でも、店員が強面だからコーヒーの一杯でも?ってなるじゃない?コーヒー1杯千円近くするのよ?しかもあの味はインスタントね!二度と行きたくないワよ!」尊・「なるほどね、相手にするほどでもないってことか?」瀬・「そういうことですな。まぁ、この店を上回るような喫茶店は存在しないでしょう」 瀬蓮の自信はどこから来るのだろう?謎だ。
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閑話 聡の婚約~運命の出会いは突然に~

瀬・「聡様!お喜びください!聡様の条件に当てはまるような令嬢が見つかりました!」聡・「えーと、俺が出した条件は、確か家事全般出来て、経理も可能、見目麗しく、芯がしっかしている…だったかな?」悟・「そんな人間いるの?」瀬・「瀬蓮が探し当てました!えー、元の世界の侯爵令嬢ですので、こちらの常識を学んでいただく必要はありますが、侯爵令嬢にもかかわらず、家事全般が可能。侯爵令嬢ですので、そのうち元の世界に戻った時に文句を言われることもないでしょう」尊・「忘れてたけど、兄貴は第2王子だもんなぁ。そんな俺は第3だけど」悟・「俺は第4だったっけ?」瀬・「坊ちゃん方は疎まれてらっしゃいますから、この世界に来たのです」聡尊悟・(そうだった……。)瀬・「近いうちにこちらの世界に連れてきます。侯爵令嬢ですが、侯爵閣下は王家とコネクションができるのだから、いい話でしょう」聡・「政略結婚ということになるのか?」瀬・「おや、聡様は恋愛結婚を希望で?しかし、聡様の条件に当てはますような方との出会い              があるでしょうか?」聡・「……」「「いらっしゃいませー」」尊悟・「しまった!closeにしてなかった」「あら、SNSでは清潔感のあるってあったのに、埃見っけ!あ、ゴメンなさい!私、めざといんです」聡・「すみませんが、あなたのお名前をお聞きしてもよろしいですか?」尊悟・(あの人見知りの激しいレアキャラ(笑)の聡兄が話しかけている!)「えーと、私の名前は緑といいます。ほら、瞳の色が緑色でしょう?」聡・「……カラーコンタクトしているみたいなんですけど」緑・「あぁっ、またやっちゃった。私いつもなんですよ、普段は税理士事務所で経理を担当しています。一応しっかりしたキャラなんですよ?」聡・「今更聞いても……。あ、失礼。私の名前は久我聡で、3兄弟の長男です」緑・「この店はSNSでイケメンが経営しているって有名ですよね?でも、2兄弟って……」聡・「実は私は人見知りでそうそう人前に出ないんですよ。だからかなぁ?」尊・「瀬蓮。あの二人、会話が盛り上がってるみたいなんだけど?」瀬・「そうでございますね。聡様が人見知りをしていない点も良いですね。経理を担当しているようですし、聡様の理想にかなり近い人材かと考えます」 その後、緑さんはちょくちょく‘
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Case17.3兄弟、帰郷する~奪われた王国と新たな即位~

瀬・「大変でございます!あの世界で王家がクーデターに倒れました。現在、国を掌握しているのは件の侯爵閣下だとか……」尊・「よほど王家を掌握したかったんだね。本当は聡と娘を結婚させて裏から掌握したかったんだろうけど、緑さんと結婚しちゃったもんね~」緑・「私のせいなんですか?」悟・「違う違う!そもそも侯爵閣下は国を掌握したかったみたいだし」瀬・「それでですね…クーデターにより、お父上と第1王子がお亡くなりになりました。幸い(?)坊ちゃん方はこちらにいらしたから被害はありませんでしたけど」尊・「と、いうことは?聡兄が王位継承権第1位で即国王じゃん」緑・「えぇ~!私、王妃なんですか?」聡・「まぁ、そういうことになるけど。はぁ、俺はこっちでのん気に生活したかった…」尊悟・「「わかるー」」瀬・「第4王子もいらっしゃいますが、このまま即位なされれば侯爵閣下の傀儡になること間違いなしでしょう」聡・「そうだろうね。瀬蓮の部下にあの国の政を任せられるような人材はいない?」瀬・「無茶を仰りますな。玉璽もありますし、国王のサインに他国との外交」聡・「あ、俺外交無理。3人で協力してこっちの喫茶店と国の経営をできないかな?」瀬・「公の場には国王として姿を現した下さいね」緑・「私は国の経理を担当するわ。なんなら過去の帳簿もチェックして、横領とか洗い出すし」聡・「心強いな」尊悟・「「惚気かよ?」」尊・「俺は軍部をなんとかしよう」聡悟・「なんとかって?」尊・「んー、現体制の立て直しとか?」悟・「俺は…大学の出席日数とか気になる…」瀬・「悟様は異世界の方でキャンパスライフを!」悟・「丈一郎いるけどなぁ…」 こうして、俺達は元の世界に戻った。そして、力尽く実権を侯爵閣下から奪い取った上で、聡の即位と婚姻を国民に知らしめた。  現体制にはみっちりと瀬蓮に仕込まれた俺・尊と聡兄と緑さん。緑さんは家事をしなくてよくなったので、経理に力を注いだ結果、貴族の中の膿を取り除くことに成功した。 聡兄はもともとレアキャラ(笑)なので、この世界にいるままどうしてもの時は瀬蓮に呼びに行ってもらう事にしている。実際、手術が必要な依頼は最近無いし。緑さんはこの世界にいたまま。異世界で家事をするのが俺か悟になるので、俺らの負担が増えた。 喫茶店の方は常に悟がいる。あ、大学で
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Case18. 喫茶店、再開!~お見合い破壊と尊の恋の始まり~

悟・「あーあ、緑さん、料理上手だったし、ずっとこっちにいればよかったのに~」尊・「それは言わないお約束だ」悟・「アレ?尊兄は向こうで仕事しなくてもいいの?」尊・「ふふ、部下が優秀だからな」悟・(瀬蓮手配の人かなぁ。いいなぁ。大学は他人に任せるとか無理だし)「「いらっしゃいませー」」SNSで見た通り、超イケメンね。フラッシュで写真撮ったらフラッシュアウトで消えるんじゃないかしら?神々しいわ。「ご注文はお決まりですか?」「えーと、カフェラテを一つ。ラテアートはドロップで」「かしこまりました。しばらくおまちください」 2時間後尊・「お待たせしました。それで、ご用件は?」「非常に言いにくいのですが……あの…私のパートナーとしてお見合いをぶっ壊してください」尊・「ええと、つまりあなたは自分の意志とは無関係なお見合いをさせられそうで、それがいやだから、そのお見合いをぶっ壊してほしい。ということですか?」「はい!」(今までも俺らとデートしたいとかそういう依頼あったんだよなぁ。その類だろうか?)尊・「では、一週間後にまたここに来てください。お見合いはいつですか?」「1か月後なので大丈夫です。一週間後にまた来ます。それではよろしくお願いします」尊・「そういうことなんだけど、キャサリン頼む!彼女の身辺を調べてくれよ」キ・「お見合いをぶっ壊す程度に尊クンを利用しようなんて、百億年早いのよ!フンっ。あ、尊クンの依頼はきちんとこなすわよ。もーあの女の毛穴の数まで調べつくすワ!」尊・「毛穴の数は必要な情報じゃないんだけど……」~お見合い当日尊・「お嬢さんとお付き合いをしています。久我尊と申します」「なんだね?若造が!?」尊・(二人とも若造だと思うけど?)尊・「楓さんと交際をしているんです。お見合いはやめてください」「そんなことは、お主が決める事ではない!」尊・「…では、拳で決めましょうか?」「面白いことを言うな。道場主で師範代の儂よりも強いという自信があるようだな?そんなのは格闘家の中でも一握りだな」楓の家にある道場で決闘をすることに決まった。俺は思うのだが、いつも瀬蓮と手合わせしてる俺と対等に戦うのは結構難儀なんじゃないかなぁ?自信過剰だろうか?とりあえず瀬蓮は最強だと思うから、そんな瀬蓮と普段やりあってるから、俺もそれなりに強くな
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Case.19 久我家の嫁たち~王妃と武闘派妻の井戸端会議~

 無事に聡様も尊様もご結婚なさり、この瀬蓮は感無量です。瀬蓮としましては、お二方の御子を……と思うのですが、それは神のみぞということで、年寄りは口出ししません。 以下は、お二人の伴侶様の会話となります。「緑さんは、聡さんと結婚してどのくらい経つの?」「1年も経たないかな?なんかこの部屋、熱いわね。暖房でも入れてるのかしら?」「えー!新婚さん!お二人の馴れ初めは?」「どっかの芸能リポーターみたいよ?うーん、私はただのお客としてこの店に来たんだけど、人見知りの聡さんが私とは会話をしてくれて……」「うわー、聡さん積極的というか何というか。そうよね、私とも未だに目も合わせてくれないし。ちょっと凹むわ~」「あ、それは聡さん瞳の色にコンプレックスがあるからかも。私の瞳の色は緑でしょ?それで、仲間意識あったのかも」「ところで、緑さんは向こうの世界だと王妃様みたいね?」「そうなのよ~。平凡な経理だと思ってたんだけどね。瀬蓮から聞いたわ。なんだかクーデターがあって聡さんのお兄さんが亡くなったらしいのよ。それで、王位継承権でいうと聡さんが次の王らしい」「クーデターねぇ。よっぽど、民が不満持つような政治してたんでしょうねぇ」「そうよねぇ。私はここで平凡に経理して、家事をしていたかったんだけど、そうもいかないみたいで……。王妃というと、外交かしら?王妃教育みたいの受けてないけどいいのかしら?」瀬・「いいのです。クーデターが起きたのです。政治も様変わりするでしょう。王制ではなくなる可能性も出てきます。民主政治になるのでは?とこの瀬蓮は思っております」「「瀬蓮さんが言うなら心強いわ」」瀬・「恐れ入ります。あと、『さん』をつけずにどうぞ、呼び捨てでお願いします」「「わかったわ」」「楓さんこそ、尊クンとの馴れ初めは?」「うーん、『お見合いを潰して欲しい』って依頼をしてそのまま流されるように婚約、結婚って感じかなぁ?」「……色気がないわね」「そうなのよね。結果として、強いイケメンと結婚できてラッキーみたいな?」「そうなんだ……。私はちょくちょく店に通うようになって、『好きかも?』って思うようになったけど、そういうのもアリなのね」「あー、今は私がまだまだ弱い認定されてるから、瀬蓮に日々鍛えられてるわよ」瀬・「楓様は筋がよろしいかと思います」「そして、悟
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Case.20 強敵 SNS!~盗撮拡散と“治外法権”の制裁~

 この‘お命頂戴致します。’のルールとして、店内での写真は禁止していた。……がしかし、誰が盗撮したんだろう?俺達3兄弟、及び瀬蓮と緑さん、楓がSNS上に写真で投稿・拡散していた。 俺達だけならともかく、緑さんと楓は迷惑だ。 書かれているのは、緑さんについては、「この程度の女が幻の聡クンの心を奪ったの?」等、楓については「えー、尊クンの趣味疑っちゃうかも。店には他にも美人がいっぱいいたはずなのにー!!」等。どうやったのか、瀬蓮の写真もある。瀬蓮の写真を撮るとはなかなかの強者だ。キャサリンが「え~!アタシが仲間外れなの?ちょっと凹むかも~」とややKYな発言を頂いた。このサイトについて、緑さんと楓には見ないように指導を……楓・「尊~見て~。私の事かなりこっぴどく書いてあるよ?なになに?尊の趣味を疑う?」手遅れだった……。せめて緑さんは見ないようにして欲しい。繊細そうだし。あ、経理と家事で忙しくてサイトを見る暇ないか……。尊・「瀬蓮、このサイトを書いた人を突き止めるように!何しろ盗撮してるんだからな。盗撮は犯罪です」瀬・「かしこまりました。法律に詳しい部下もおります故、早急に突き止めたいと思います」 SNSというのは拡散するからタチが悪い。出元のサイトに行きつくまでにかなりの手間がかかる。どうせ拡散するなら店の評判でもしてほしい。 こんなことは望んでいなかった。翌日の店は女性客でいっぱいになった。「うわー、ネットで見るよりイケメン!」「本当に3兄弟なの?ここ、2人しかいないじゃん」「えー、瀬蓮ってどこにいるの?イケオジだったから来たのに!」 兄貴はこうなる事を予見していたのか、うちにひきこもった。家事手伝いをしている。 瀬蓮は普通わからない。今日は、というか連日サイトの出先を突き止めようとしている。 ハッキリ言って、迷惑なくらい客が入っている。緑さんは家事してるから、出てこないし、楓は出てこないように厳命している。掃除機くらいは使えるだろう。 つまり、いるのは俺と悟だけという事になる。 凄まじい人の量の接客をし、やっとこさ店を閉めることが出来た。悟・「俺…ラテアートをめっちゃしまくった。もう一生分かも」尊・「SNSで拡散している以上、これが続くだろう」悟・「俺、大学に避難しようかな?」尊・「バカヤロウ!俺を一人にするな!一
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Case.21 突然の閉店と移住~王宮で始まる新たな日々~

「え?『一身上の都合によりしばらく休業』って??」「うそー!!癒しを求めて来たのに!!」そう、俺ら家族+αはクーデターもおさまっただろうけど、安定してないだろう国をどうにかするため、帰国することにした。キャサリンは店(おかまバー)の権利書を丈一郎に渡したらしい。キ・「ジョナサン、この店はあんたに任せるワ。私はしばらく留守にするから、この店と働く皆のこと、頼んだわネ」丈一郎(源氏名がジョナサンなので、以下ジ)・「キャシー姉……。キャシー姉がいないなんてジョナサン悲しい!」キ・「こら、我儘言わないの!私だって悲しいケド、あの3兄弟が行くって言うから…」ジ・「え?!聡さんも尊さんも悟クンもいなくなるの?」キ・「イケナイ!口がすべっちゃった。てへっ♡」ジ・「必ず、必ず!みんなで戻ってきてくださいね!あたしはこの店を守って待ってますから!」キ・「頼んだわヨ!ジョナサン!」 なるやりとりがあったらしい。女(?)の友情だな~と思った。聡は国王だなー。そうすると、緑さんは王妃か?俺・尊と悟は王弟か? キャサリンは向こうに行ってもお店開きそうだな…。裏稼業が情報屋の。瀬蓮はどこでも俺らの執事ポジションだよなぁ。 俺は軍部を何とかしたいなぁ。悟は何するんだろ?緑楓・「「へぇー、これが聡尊悟クンの故郷かぁ。あ、キャサリンと瀬蓮も故郷なんだよね!」キ・「そうよぉ。ま、わからないことあったらなんでもお聞き!」瀬・「私はいろんな世界にいましたからなぁ。でもここが一番長いでしょうか?」緑楓・「「中世ヨーロッパちっくよねぇ」」キ・「でもちゃんと上下水道の設備はしっかりしてるのよ。服装も今のままでわりとだいじょうぶかな?うーん、王宮に入るにはちょっと……」瀬・「もうちょっとフォーマルな格好の方がいいですかな。坊ちゃんたちもですぞ」聡尊悟・「「「坊ちゃんはやめて!特にこっちの世界で!」」」 俺達は各々スーツなどを着て、王宮入りした。「そこの集団!止まれ。この先は王宮だ。招待客又は身分がしっかりした者しか入れない。当然身分を示すものを持っているんだろうな?」 王宮の門番の下品な笑み。なんだろう?自分がマウントをとった気でいるんだろうか?聡・「これでいいか?」 と聡兄が見せたのは、聡兄のコンプレックスである色素が薄い瞳。遺伝らしい。「はっ、これは王
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