All Chapters of 王女様を拾った ハーレム編2: Chapter 1 - Chapter 10

26 Chapters

23話 令嬢の純潔と甘い膝枕

 そのいじらしい仕草と、強気な口調とは裏腹な可愛らしさに、俺の毒気もすっかり抜かれてしまう。「そうか……では、さ、触るぞ……?」 断りを入れてから、俺は恐る恐る隣に座る彼女の頬に手を伸ばした。 指先に伝わる感触は、驚くほど柔らかく、そして吸い付くようにすべすべとしている。まるで丁寧に練り上げられた極上の餅か、あるいは上質なマシュマロのようだ。 指先でぷにぷにと軽く摘んでみると、弾力のある肌が心地よく押し返してくる。調子に乗って手の甲を滑らせれば、絹のような滑らかさと、彼女の体温がじわりと伝わってきた。手のひら全体でそのふにふにとした柔らかさを包み込むように堪能すると、リリアは俺の愛撫を拒むことなく、小さく吐息を漏らしながらじっと身を委ねていた。令嬢の純潔と甘い膝枕「その体勢じゃツライだろ? 俺の膝に頭を乗せてもいいぞ?」 至近距離で体を強張らせ、無理な角度でこちらの指先を受け入れているリリアを見かねて、俺は自然な口調で提案した。密着したまま頬を触り続けるのも案外骨が折れるし、何より彼女が窮屈そうにしているのが伝わってきたからだ。膝に乗せてしまえば、俺ももっと楽に彼女の柔らかさを堪能できるだろう。「……え? そ、それは……えっと……良いのですか?」 その言葉を聞いた瞬間、リリアは弾かれたように顔を上げ、目を丸くして俺を凝視した。驚きのあまり、それまで饒舌だった口がぱくぱくと金魚のように開閉する。動揺のせいか、腕に伝わる彼女の体温が一段と跳ね上がった。「ゆ、ユウ様が……どうしてもと仰られるなら……仕方ないですわね……っ! と、特別ですわよ!」 彼女は慌てて乱れた呼吸を整え、真っ赤に染まった顔を隠すように視線を彷徨わせた。しかし、その声は上ずっており、高鳴る心臓の音が静かな室内で俺に聞こえてしまうのではないかと不安になるほど、激しく彼女の胸を打っているのが見て取れた。「……異性の方に触れたり、触れられたり……わ、わたくし、初めてなんですからね! こ、この意味……分かっていますの!?」 リリアはギャーギャーと捲し立てながらも、その瞳には隠しきれない期待と熱が宿っていた。貴族の令嬢にとって、家族以外の異性の膝に頭を預けるという行為がどれほど重い意味を持つのか――それは単なる休息ではなく、自身の純潔や将来を委ねるという無言の誓いに等しい。 彼女は震
last updateLast Updated : 2026-03-25
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24話 無自覚な誘惑と揺れる桃色

 だが、俺はその挑発を真っ向から、冷ややかな正論で受け流した。「あーそう。俺も全力で抵抗するが……? 兵が集まる前にあんたの両親が、この世から消えることになるぞ?」 冗談ではなく、確かな殺気をわずかに混ぜて、真顔で言い返す。その言葉の重みに、リリアは一瞬で言葉を失い、金魚のように口をぱくぱくとさせた。期待していた反応とは正反対の、あまりに現実的で無慈悲な切り返しに、彼女の肩が小さく震える。「もお、そういう事を言いたかったんじゃないですわ……。もっと、ありがたみを……。このわたくしが……許しているのですよ、もっと嬉しそうにしてくれても……」 リリアは顔を俯かせ、消え入りそうな小さな声で呟いた。膝の上で丸くなるその背中は、先ほどまでの傲慢さが嘘のように小さく、どこか寂しげに見える。 ありがたみ、というよりは、自分を特別扱いしていることに気づいてほしいのだろう。不器用な彼女なりの、精一杯の親愛の情なのだ。「そう、ムキになるなって……」 俺は苦笑しながら、彼女の柔らかな髪に手を置いた。指先で細い髪の束を梳くように、優しく、そしてゆっくりと頭を撫でてやる。絹のように滑らかな感触と、リリアの体温が掌を通して伝わってきた。「はわわぁ……へ? うにゅぅ……」 突然の愛撫に、リリアは顔を林檎のように真っ赤に染めて固まってしまった。潤んだ瞳が大きく見開かれ、小さな唇からは意味をなさない吐息が漏れる。「そうやって、力を抜いて笑った顔の方が可愛いと思うんだが?」 俺が静かにそう告げると、彼女は恥ずかしさに耐えるように目を泳がせた後、無言で小さく、何度も頷いた。その拍子に、彼女の髪から甘い花の香りがふわりと立ち上る。「……ユウ様の前だけにしますわ。威厳が無くなってしまいますし……」 絞り出すようなその言葉に、俺は思わず納得した。出会った時のあの傲慢な態度は、彼女なりに周囲へ威厳を示すための、不器用な防衛本能だったのだろう。見せしめにされそうになった俺からすればいい迷惑だが、その仮面の下にあるのは、ただの寂しがり屋な少女の素顔だったわけだ。不慣れなもてなしと、必死の指先「あ、あの……喉が渇きました……」 膝の上で少しだけ身を捩りながら、リリアは上目遣いに俺を見つめてきた。少し熱を帯びた瞳には、先ほどまでの強気な影が潜み、代わりに年相応の幼い我儘が透けて見える。
last updateLast Updated : 2026-03-25
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25話 混ざり合う熱と、指先の衝動

 上品に整えられた身なりだからこそ、その一瞬の隙は、計算された誘惑よりも毒々しく俺の理性を刺激してくる。これほど堂々と無防備な姿を晒されると、やはり貴族のお嬢様は常識の枠が外れているのではないかと疑いたくなる。全く、目のやり場に困る光景だが、視線を逸らすにはあまりに惜しいその肢体に、俺は毒気を抜かれながらも目を奪われていた。 当の彼女は、お茶を淹れることに全神経を注いでいるようで、背後から注がれる熱い視線には露ほども気づいていない様子だった。苦みの残る初仕事と、不意打ちの温もり「あら? うぅ……ん……確か……こお? あれ……こうかしら……量は……このくらいですかね……よし♪ できましたわ」  リリアは背中で小刻みに独り言をこぼしながら、真剣な面持ちで戻ってきた。その手には、震えるカップが握られている。  だが、俺の前に差し出された液体の色は、明らかに常軌を逸していた。紅茶というにはあまりに深すぎる、まるで煮詰めたコーヒーのような漆黒。部屋全体に立ち込める香りは、もはや芳香を通り越して鋭い刺激となって鼻を突く。ティーポットの中に、手加減を知らない量で茶葉をごっそりとぶち込んだのは明白だった。  覚悟を決めて一口含んでみると、暴力的なまでの渋みと苦みが舌の上を駆け抜けた。口内の水分がすべて奪われるような強烈な味わいに、喉が思わず鳴る。  ふと視線を上げると、リリアがキラキラと瞳を輝かせ、俺の賞賛を今か今かと待ち構えていた。その無垢な期待を目の当たりにして、正直に「泥水のように苦い」と切り捨てられるはずもない。どうせ後で自分でも口にするのだから、真実はその時に嫌でも知ることになるだろう。 「初めてにしては上手にできたんじゃないか……。甘いお菓子を食べるには、これくらいが……丁度いいかもな」  俺は苦笑いを噛み締めながらそう告げ、空いている手で彼女の柔らかな頭を軽く撫でた。 「ひゃ、不意打ちですわ……ビックリ……しますわ」  リリアは肩をビクッと跳ねさせ、可愛らしい声を上げた。撫でられた場所から熱が伝わったのか、彼女の白い首筋までがみるみるうちに淡い桃色に染まっていく。驚きに目を見開きながらも、その表情には拒絶の色はなく、むしろもっと触れてほしいと言わんばかりの、とろけたような甘さが滲んでいた。苦みの後の甘い一滴 リリアは顔を真っ
last updateLast Updated : 2026-03-25
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26話 心構えと太ももの熱

「もぉ……。ユウ様……気が短すぎますわ! 交換します! そちらの紅茶の方がいいですわ。交換して……」 最初は怒ったような口調だったが、最後の方は自分でも制御できないのか、モジモジと体を捩らせながら縋るような声になった。彼女は俺の飲み口が残っているであろうカップを、宝物でも受け取るように大切そうに両手で包み込んだ。 そのままリリアが少し腰を屈め、空になったティーポットをテーブルに戻そうとした時だ。その背中がほんのわずかに丸まった瞬間、俺は支えるようにして、ごく自然な動作で彼女の背中にそっと手を添えた。 その時、俺の指先が、彼女の薄いドレス越しに下着のラインに触れた。 布一枚を隔てただけの感触は、想像以上に生々しく、滑らかな肌の上に走る繊細なレースの凹凸が掌を通して伝わってくる。彼女の体温が指先に吸い付くようで、脳の奥をゾクっとさせるような痺れる感覚が走り抜けた。 思わずその指先で、浮き出た境界線をなぞってしまいたくなるような抗い難い衝動が突き上げてくる。俺は喉の奥を鳴らし、必死でその欲望をぐっと押し留めた。密室の熱と、重ねた肌の誘惑「……っ!? な、何をなさるのですか!?」 リリアはビクッと体を震わせ、弾かれたように急いで背筋を伸ばした。その顔は耳の付け根まで真っ赤に染まっており、恥じらいと驚きが混じった潤んだ瞳で、俺を睨みつけるように上目遣いで見つめてくる。「ん? ああ、ごめん。バランス崩しそうだったから、つい。危ないだろ?」 俺はあくまで心配するフリをして、何食わぬ顔で涼しく答えた。手のひらに残るあの繊細な下着の感触と、指先を痺れさせた生々しい熱を、心の中で密かに反芻しながら。「わ、わたくしは……わたくしは別に、よろけてなどおりませんわ! 余計な……余計なお世話です!」 そう言い放つものの、彼女の勢いはどこか弱々しい。リリアはそれ以上追求することもできず、ぷっくりと頬を膨らませて俯いてしまった。膝の上で指先を忙しなく動かし、スカートの生地を無意味に弄るその姿は、完全に動揺しきっている。「なー。さっきの続きでもするか? 膝の上にでも座るか? 膝枕だと紅茶が飲めなくなるしな」 俺はソファーに深く腰掛け直すと、隣に座るリリアに向かって意識的に少し体を傾けた。するするとお互いの距離が埋まり、俺の太ももが彼女の柔らかな太ももと密着する。 スカ
last updateLast Updated : 2026-04-02
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27話 間接キスの余韻と桃色の唇

「そ、そのようなことは……! べ、別に、構いませんわよ! ただ、その……急に触れられると、わ、わたくしだって驚きますわ! 少しは……心構えというものが……!」 リリアは必死に捲し立てるが、その声は上ずり、どこか期待を含んでいるようにすら聞こえた。顔を真っ赤に染め、俺の手が置かれた自分の太ももをチラチラと見つめるその瞳は、羞恥と好奇心の間で激しく揺れ動いている。 ツンツンとした言葉を吐きながらも、俺の手を払いのけるどころか、むしろ逃さないようにと言わんばかりに、自ら重心をこちらへ預けてくるリリアの態度。俺は思わず口元が緩むのを抑えきれなかった。(……これはなかなか、面白いな) 俺は離そうとしていた指先に再び力を込め、今度はスカートの生地を薄く摘むようにして、その下の柔らかな感触を確かめた。彼女の体が「ビクッ」と可愛らしく跳ねる。指先から伝わる心臓の鼓動が、彼女が口にするどの言葉よりも饒舌に、その本心を物語っていた。間接キスの余韻と桃色の唇「は? む、ムリ……ムリムリ……ユウ様と密着……!? はわわぁ……」 リリアは顔を林檎のように真っ赤に染め、糸の切れた人形のようにその場に座り込んでしまった。目に見えて狼狽し、小さく震える指先で熱を持った頬を必死に押さえている。「ムリなら仕方ないか……紅茶が飲み終わったら膝枕にするか……これがしたくて呼んだんだろ?」「は? え? わっ、ち、違いますわ! そのような、はしたない事は考えていませんわ……ただ、お話をしたかっただけですわ……」 図星を突かれたのか、リリアは裏返った声で猛烈に否定してきた。しかし、泳ぎまくる視線と、スカートの裾をぎゅっと握りしめるその手が、言葉とは裏腹の本心を雄弁に語っている。「違ったのか、そっか……なら別に良いんだが……」「……諦めも、引くのも早いですわ……もう少し言ってください……ううぅぅ……ばかぁ……」 消え入りそうな小さな声で呟かれた呪詛のような言葉は、残念そうな溜息と共に空気に溶けた。彼女は肩を落とし、未練を隠しきれない様子でソファーの端にちょこんと座り直した。 そんな至近距離で呟けば、嫌でも聞こえてしまうのだが。全く、面倒なヤツだと思いつつも、俺は飲み終えたティーカップを、リリアが先ほどまで座っていたテーブルの前に置いた。「え? わ、わぁ……」 リリアの瞳が、宝石を
last updateLast Updated : 2026-04-02
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28話 黄金の髪と、奪われた唇

「そっか……」 俺は短く答えると、無防備な彼女の背中側から、両腕を回して深く抱きしめた。「うにゃ! な……なんなんですの……わっ、わぁ……。も、もうぅ……ユウ様の……お好きにしてください……」 リリアは猫のような可愛らしい声を上げ、一瞬だけ体を強張らせた。だが、すぐに俺の胸の温もりに抗うのをやめ、すべてを委ねるように力を抜いた。腕の中に収まった彼女の背中からは、激しく打ち鳴らされる心臓の鼓動が、俺の胸板へとダイレクトに伝わってくる。その生々しい響きが、二人の距離をこれ以上ないほど濃密に繋ぎ止めていた。黄金の髪と、奪われた唇 俺の腕の中には、金色の糸を紡いだような、肩甲骨の辺りまで流れるサラサラとした髪があった。その艶やかな毛並みを、後頭部で結ばれた豪華な青いリボンが鮮やかに引き立てている。抱きしめるたびに、その隙間から甘く清らかな香りがふわりと立ち上った。「いい香りのする髪の毛だな……」 リリアの耳元へ顔を寄せ、熱い吐息と共に囁く。「はぅ……あ、ありがとうございますぅ……うにゅぅ……」 彼女は恥ずかしそうに首をすくめ、消え入りそうな声でお礼を返してきた。その反応が愛らしくて、俺はわざと彼女を試すように優しく囁くように名を呼ぶ。「……リリア?」「ん? な、なんですの?」 リリアが不思議そうにこちらを振り向いた瞬間、計算通りに俺たちの唇が重なった。驚きで彼女の肩が跳ね、大きな瞳がさらに見開かれる。「んっ!? んっ、んんっ、……んっ……ぅ……♡」 最初は驚きから逃れようと身を捩った彼女だったが、俺が逃がさないよう強く抱き寄せ、深く唇を重ねていくと、次第にその抵抗は甘い吐息へと変わっていった。リリアは自分から体勢を入れ替え、より深く俺の口づけを受け入れるように、しなやかな体全体を俺の胸へと預けてきた。「んっ……はぁ、んっ……んぅ……♡ 間接キスじゃなく……本当のキスをしてしまいました……わ」 ようやく唇が離れた時、リリアは放心したような表情で固まり、自身の唇を指先でなぞりながら震える声で呟いた。その瞳は潤み、先ほどまでの「高飛車な令嬢」の面影はどこにもない。そこにはただ、初めての熱に侵され、俺を見つめることしかできない一人の少女がいた。火のついた情熱と、純真な無知「嫌だったか?」 俺の問いかけに、リリアは熱っぽく潤んだ瞳をさらに細め、
last updateLast Updated : 2026-04-02
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29話 献身の雫と、秘められた柔な感触

「やっぱり……当たってしまったな……大丈夫か?」 下腹部に伝わる生々しい弾力と熱に、俺自身の理性も焼き切れそうになる。必死に理性を繋ぎ止めて問いかけるが、リリアからの返答はもはや言葉の体を成していなかった。「……わかりませんわっ。あっ……んんっ、はぁ、はぁ……んぅ……♡」 最初は、重なり合った唇の間から漏れる「ちゅくちゅく」という軽やかな音が密室に響いていた。しかし、リリアが腰を動かすたびに、彼女の場所から溢れ出した蜜が布地を濡らし、次第に重く、湿り気を帯びた「くちゅ……くちゅ……」という音へと変わっていく。 無自覚なままに快楽の深淵へと足を踏み入れた令嬢は、その溢れ出す熱に身を任せ、ただひたすらに俺を求めてしがみついてきた。献身の雫と、秘められた柔な感触「怒り出すかもしれんが……リリアの胸を触っても良いか?」 俺が正面から問いかけると、リリアは熱に浮かされたような瞳で俺をじっと見つめ返し、小さく吐息をこぼした。「……お好きにと言いましたわよ。ユウ様が……触りたいのなら……仕方ありませんわね……」 彼女はそう答えると、自ら上半身を少しだけ起こし、豊かな膨らみを俺の手の届く位置へと差し出してきた。ドレスの布地が張り詰め、彼女の覚悟を示すように小刻みに震えている。「んぅ……これじゃキスが出来ませんね……」 離れてしまった俺の唇を惜しむように、リリアが切なげな表情で呟く。その愛おしさに胸が締め付けられるのを感じながら、俺はさらに踏み込んだ要求を口にした。「リリア……涎をくれるか? 興奮する」「はぁ? えぇ!? はしたな過ぎですわ……」 リリアは一瞬、信じられないものを見るような動揺の表情を浮かべた。しかし、俺の熱を帯びた視線に抗えなかったのか、恥ずかしさに耐えるように口を小さく窄める。 おずおずと、薄ピンク色の小さな舌をちょこんと突き出すと、銀色に光る一筋の糸がゆっくりと引かれた。それは重力に従い、俺の口の中を目掛けてとろりと垂れ落ちてくる。「ありがと……甘くて美味しい。リリアの味がした」 俺がその熱を受け止め、深く味わうように告げると、リリアは爆発したかのように顔を真っ赤に染め、たまらず顔を逸らしてしまった。「うぅぅ……そんなことを恥ずかしげもなく……。もう、本当に……どうなってしまうのですか……」 羞恥に震えながらも、彼女の体は
last updateLast Updated : 2026-04-02
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30話 銀の糸、繋がる支配

「やっぱり……可愛いな」 独り言のように漏らした言葉に、リリアは弾かれたように肩を震わせる。「……ば、ばかぁ……♡」 彼女は耳の先まで真っ赤に染め、恥ずかしさに耐えかねたように顔を逸らした。だが、その唇からは熱い溜息が溢れ、俺の視線から逃げる様子はない。 俺はゆっくりと、その可愛らしい下着の縁に指を掛けた。リリアは一瞬だけ躊躇うような素振りを見せたが、すぐに意を決したように俺の首に腕を回し、ぎゅっとしがみついてきた。その体勢のまま彼女が器用に腰を浮かせると、脱ぎ捨てられた薄桃色の布地が、音もなく床へと滑り落ちていく。 下着を脱ぎ捨てたリリアは、再びスカートの裾を高く捲り上げた。彼女は俺の体に跨ったまま、重心を安定させるようにモゾモゾと動く。そのたびに、遮るもののなくなった彼女の柔肌が、俺の息子が熱り立っている場所を直接探り当てるように、ぬめりと擦れ合った。触れ合う秘部と、重なる熱「っ……あ。んっ……♡」 リリアが体をビクッと大きく震わせ、震えるような甘い声を漏らした。 『くちゅ……♡』 静まり返った部屋に、粘り気のある卑猥な音が響く。亀頭に直接、柔らかくニュルッとしたリリアの粘膜の感触が伝わってきた。熱を帯び、蜜に濡れたその場所は、俺の息子を温かく迎え入れ、吸い付くように密着している。「やっぱり……直接だと気持ちが良いな」 俺が本音を呟くと、彼女は恥ずかしさに耐えるように目を閉じ、小さく、だが確かな肯定を込めて頷いた。その反応がどこまでも素直で、俺の征服欲を心地よく刺激する。こんなに見事に翻弄されている姿を見ると、もっと彼女を蕩けさせ、見たこともないような快楽に沈めてやりたくなってくる。 俺は空いた手で、リリアの剥き出しになったおしりを包み込むように触れた。掌に伝わるのは、しっとりと吸い付くような肌の質感と、すべすべとした驚くほどの滑らかさ。そして、奥の方からじわりと伝わってくる、彼女自身の高い体温だ。前回は服の上から軽く叩き、撫でる程度だったが、直接触れるその肉感は、想像を絶するほど柔らかく、そして温かい。「あっ……。やっ……」 リリアは短い嬌声を上げ、腰を跳ねさせた。俺の掌が動くたびに、指先が食い込む感触にゾクゾクと震えている。 すると彼女は、何かを思い出したかのように、わずかに震える両手を伸ばして俺の頬を包み込んできた。熱を
last updateLast Updated : 2026-04-02
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31話 混ざり合う熱、零れ落ちる雫

 リリアの視線は、俺の唇の端で今にも落ちそうに揺れる銀色の雫に釘付けになっている。 やがて限界を迎えた一滴が、重力に従って糸を引きながら、彼女の小さな舌の上へと音もなく落ちた。「はぁっ……んんぅ……♡」 俺の熱を含んだ雫を受け止めた瞬間、リリアは喉を鳴らしてそれを飲み込み、腰を大きく跳ねさせた。 彼女の腰が、俺の息子を押し潰すように激しく密着し、くちゅ……ぐちゅ……と、先ほどよりも一層湿り気を帯びた卑猥な音がソファーの上に響き渡る。「ユウ様の……ユウ様が、わたくしの中に……入ってきましたわ……。あぁ、なんて……なんてはしたなくて、素敵な……♡」 リリアは自分の口内に残る余韻を惜しむように、舌で上顎をなぞり、それから再び縋るような目を向けた。 彼女の目元は赤く染まり、その瞳にはもはや理性の光など欠片も残っていない。俺に与えられる「汚れ」にさえ、最高の至福を見出している。「もっと……もっとくださいまし。わたくしを……ユウ様の、お好きにして……。もう、我慢できませんわ……っ!」 彼女は自分から俺の首を強く引き寄せ、剥き出しの太ももを俺の腰に絡めつけた。ドレスの裾は無残に捲れ上がり、露わになった彼女の柔肌は、俺の熱に当てられて桜色に火照りきっている。逆転の熱と、交差する視線「そろそろ上下を交代しないとな」 俺がそう告げると、リリアは熱に浮かされた瞳をしばたたかせ、どこか夢心地のまま小さく頷いた。「そうですわね。交代……するわ」 彼女は名残惜しそうに俺の体から離れ、床へと足を下ろした。俺もソファーから立ち上がると、今度は自分が背中を預けるようにして、ソファーに仰向けで横たわった。視界が切り替わり、天井のシャンデリアがリリアの金髪の輪郭を逆光で縁取っている。「足元に座るぞ?」 俺が位置を確認するように言うと、リリアの表情に複雑な色が混じり合った。「え? どうして……?」 動揺、戸惑い、そしてそれ以上の期待。恥じらいを隠しきれない顔で彼女が問い返してくる。「俺がいきなり抱きしめて、リリアに乗ったら重すぎだろ……」 俺が淡々と理由を説明すると、リリアは合点がいったように、どこか安心したような、それでいて少しだけ残念そうな微笑みを浮かべた。「あぁ……はい。そうですわよね……潰れてしまいますわ……」 彼女は自分の細い身体を抱きしめるようにし
last updateLast Updated : 2026-04-02
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32話 焦燥の令嬢と、甘い懇願の予感

 桃色の柔らかな唇がゆっくりと割れ、その奥から湿り気を帯びた小さな舌が姿を覗かせる。俺の口元から一筋の涎が糸を引いて垂れ落ちると、彼女はその光景を一点に見つめ、陶酔しきった眼差しでそれを受け止めた。 自分の口内へと俺の熱が注ぎ込まれた瞬間、リリアの腰が快感に弾かれたようにヒクヒクと波打ち、俺の息子をさらなる深みへと誘うように刺激した。「ちょっと……腰を動かすぞ……」 許可を求めると、彼女はもはや声にならない様子で、ただ熱に浮かされたように何度も頷いた。『くちゅ……くちゅ……♡ にゅる、にゅる……』 重なり合った秘部から、粘り気のある卑猥な音がソファーの周りに響き渡る。直接触れ合う粘膜の熱は、想像を絶するほどに高く、俺を飲み込もうとするかのように締め付けてきた。「んぅ……。はぁ, はぁ……♡ あぁ……っ。やぁ……あぁん……ユウ様ぁ……♡」 リリアも自分の意志とは無関係に腰を躍らせ、必死に俺の体へと自身の熱を擦り付けてくる。彼女の瞳はあらぬ方向を向き、溢れ出す快楽の濁流に身を任せ、ただひたすらに俺の名前を呼び続けていた。未踏の入り口、焦がれる熱「やば……。リリの……中に入っちゃいそうだな……」 溢れ出す蜜に滑り、何度も境界線をなぞる感覚に、俺は抗いがたい衝動を覚えて呟いた。「入る……? どこへ……でしょ?」 リリアは潤んだ瞳をさらに細め、切なくも色っぽい表情で問いかけてくる。その瞳の奥には、未知の領域への恐怖よりも、俺にすべてを奪われたいという、剥き出しの欲求が渦巻いていた。「そりゃ……俺のアソコが、リリアの大切な入り口の中にだろ」 直截的な表現に、彼女は一瞬だけ肩を揺らしたが、すぐに熱い吐息を漏らして俺を凝視した。「……そ、そうですか……前に習いました……。それ、わたくしは良いですよ。……ユウ様が良ければ……ですけれども……」 言葉では殊勝なことを言いながら、彼女の体は驚くほど正直だった。自分から腰をヒクヒクと動かし、俺の息子を自身の狭い隙間へと導こうと、懸命に擦りつけてくる。『にゅる……にゅるぅ……』 先ほどから、入りそうで入らない、もどかしい感覚が続いていた。亀頭が入り口を捉えるたびに、彼女の瑞々しい膣内の弾力が、ぷるんとそれを弾き返してしまう。「ううぅぅ……入らないものですわね……」 リリアはじれったそうに眉をひそめ、不
last updateLast Updated : 2026-04-02
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