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All Chapters of 奴隷遊戯の成れの果て: Chapter 11 - Chapter 20

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11話

 ノエルがいつかしていた心配は、現実となった。借金取りが何人もおしかけてきたのだ。フォルターは娯楽を始めたり、噴水や別館を建てる際、一度彼らから金を借り、一括で支払いをしていた。それから宝石店での売上を返済に充てるように宝石店の責任者達に頼んでいた。だから、彼らが押しかけた理由が分からない。「そろそろツケを払ってもらわないと困るんですよ、アーロゲントさん」「うちも慈善事業じゃないんでねぇ」「どういうことだ? うちの宝石店の連中が支払っていたはずだ」「最初はそうだったが、だんだん額が減ってきたんですよ。今月なんか、たった3万ですよ」「そんなはずは……」 フォルターは愕然とした。責任者達からそういった報告を受けた記憶はない。「もう少し待ってくれ。2,3日もしたら、鉱夫達が鉱石を山程持ち帰る。それに、売上も……」 屋敷に何人もの人間が押しかけてきた。宝石店や鉱山の責任者達だ。「何事だ」「それが……」 宝石店の責任者達は売上が良くないことや、職人達がほとんど引き抜かれたことを報告し、鉱夫の代表は、もうほとんど採れないことを報告した。「どういうことだ!? そ、そうだ! ポーヴル! あそこの店が開店すれば……!」 フォルターの希望を、借金取りが鼻で笑った。「ポーヴル? はは、馬鹿言っちゃいけませんよ。あんな土地に何があるってんですか」「発展途上国で、特にポーヴルは急成長している。宝石店が開店すれば、きっと」 借金取り達がげらげら笑い、フォルターの言葉を遮った。「何がおかしいんだ!」「アーロゲントさん。あんた、騙されてるよ」「なんだと?」「ポーヴルも、ポーヴルがある国も、貧しい。あの国に住んでる連中は、今日食うものにも困るようなのばっかりで、宝石なんか誰も買えねーよ」「あはは、馬鹿だなぁ。そんなところに宝石店なんか建てて」「嘘だ……!」「嘘なもんか。自分で調べるんだな」「また明日来ますよ。今度は金を用意してくださいね、アーロゲントさん」 借金取り達は笑いながら帰っていく。フォルターの怒りは、報告をしに来た者達に向かった。「何故もっとはやく報告しなかった!?」「私は以前から報告していました! 売上が落ちていることも、職人達が少しずつ引き抜かれていることも! そっちでどうにかしろと言ったのはあなたじゃないですか!」「俺も、あん
last updateLast Updated : 2026-06-01
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12話

「着いたぞ、降りろ」 同乗していた借金取りの声で我に返り、一緒に降りる。「ここは……!」「今日からここがお前の城だ。せいぜい可愛がってもらうんだな」 借金取りは下卑た笑い声をあげながら、フォルターの肩を叩く。(どうして俺が、こんなところに……) フォルターは忌々しげに目の前にある建物を睨む。そこは奴隷や盗品の美術品などを扱う闇オークション会場だ。といっても、オークション会場になっているのは地下のみで、1階から3階は立入禁止となっている。噂では奴隷の調教部屋や、盗品の保管庫があると言われているが、真実は誰にも分からない。「おい、こっちだ」 借金取りは建物から出てきた屈強な男達を手招きする。隙を見て逃げようと思っていたが、これではほぼ不可能だ。「へぇ、歳はあれだが、なかなか可愛いじゃねーか」 屈強な男達は、値踏みするような目でフォルターを見て、にやりと笑う。(どいつもこいつも気持ち悪い) 嫌悪感で吐き気がする。「コイツが着てる服も、金になりそうだな。脱がせて売っちまうか」 借金取りがフォルターに手を伸ばしたが、男がそれを止めた。「待て。この服は普通に売るより、もっと値打ち品にできる。中に連れてくぞ」「そういうことなら、しかたねーな」 フォルターは男達に囲まれ、建物に入る。以前は右側にある地下に続く階段を下ったが、今回は受付のすぐ横にあるドアを開け、そこから階段をのぼらされる。「お前には最高の調教師がつくことになっている。だから、部屋も1番いい部屋だ。よかったな」 3階に着くと、ひとりの男が振り返ってニタニタ笑いながら言う。「そいつはありがたいね」「きっと感謝するだろうよ」 最奥の部屋に連れて行かれる。中は男が言った通り、わりといい部屋だと思う。広くて清潔感がある。たくさんの拘束器具などが並んでいるが、ダブルベッドもある。他にはドアが3つとクローゼットがひとつ。そして収納棚がひとつ。 男はフォルターを拘束椅子に無理やり座らせ、拘束する。「なるほど、そういうことか」 借金取りは男がこれからすることを察したらしく、にやりと笑う。「俺は優しいからな。借金を減らす手伝いをしてやるよ」「何を……。んぐ!?」 男はズボン越しにフォルターのペニスを掴み、しごいていく。慣れているのかその手つきは意外と丁寧で、悔しいがとても気持ちい
last updateLast Updated : 2026-06-01
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13話

「ぎゃはは! みっともねぇ腰振りダンスだな。おら、もっとヘコヘコ振ってみろよ」「あ、ああっ! やめろ! イッたばかりで敏感なんだ……。もう少し、優しく……」 激しく扱かれ、腰がガクガク震え、痙攣し始める。射精直後の手コキは、拷問に等しい。「おら、とっとと出せ!」「ぎゃああっ! やめ、やめろおぉ! ああああっ!」 フォルターは2度目の射精をしてしまった。放たれた精液は、目の前に並べられた服にかかる。「まだまだこんなモンじゃねーぞ」「1滴残らず出してもらうからな。なに、調教の予行演習だ」「む、無理だ……! もう、あぁ!」 男と借金取りは、何度もフォルターを無理やり射精させ、服を精液で汚させた。フォルターがどれだけ泣き叫んでも責めの手は止まらず、扱いても勃起しなくなるまで続いた。「んぐ、ふ……、も、やめ……」 男の支えを失っらフォルターの裸体と、精液まみれの服が並ぶ。男達はそんな光景を見下ろし、ニヤニヤ笑っていた。「これで高値で売れるぞ、よかったな」「半分は手間賃として俺達がいただくがな」 男達は精液まみれの服を持って部屋を出ていく。フォルターはただ、痙攣しながら床に転がっていた。(もう、終わりだ……。何もかも……) 味わったことのない屈辱と暴力的な快楽に、心は折れてしまった。こんなことが続くなら、死んだほうがマシだ。(せめて、今だけでも……) 疲れ切ったフォルターは目を閉じ、気絶するように眠った。 目を覚ますと、フォルターは再び拘束椅子に固定されていた。身動ぎをするが、びくともしない。「クソ……!」 ずっと扱かれていたせいで、ペニスがひりひりするし、倦怠感もある。これでは逃げようにも逃げられない。何かないかと見回すと、ドアが開いた。「お前は……!」 部屋に入ってきた男を見て、フォルターは目を丸くする。「やぁ、元ご主人様」 にっこり微笑む可憐な青年は、かつてフォルターが可愛がっていた奴隷のノエルだった。彼は黒いバスローブを羽織り、片手にワイングラスを持っている。ワイングラスの中身はワインではなく、透明な液体だ。「なんで、お前が……。そんなことより、これを解いてくれ!」「解くわけないだろ?」「なんだと!? お前、誰に向かってそんな口を、んぐ!」 ノエルはペニスの形をした張り型をフォルターの口に押し込んで黙らせた。そ
last updateLast Updated : 2026-06-02
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14話

「貴族は自分で躾をしたがるけど、実際は下手くそで、どうしようもない連中が多い。君も含めてね。奴隷なら、どんな痛みも快楽として受け入れると勘違いしてね。だから昔は、貴族に無理をさせられ、感染症にかかって死ぬ奴隷が多かったそうだよ。それでオークションにクレーム入れるんだから、オークション側もたまったものじゃない。奴隷もね」 淡々と話しながら、淡々と口に張り型を出し入れし続ける。苦しさのあまり、フォルターは生理的な涙を流す。「そうだ、喉が渇いたでしょう」 ノエルは張り型を抜くと、持っていたワイングラスに入っている透明の液体をフォルターの口の中に注ぐ。喉が渇いていたフォルターは、本能でそれを必死に飲み干す。水だと思っていたが、ほんのり甘い。砂糖水とは違った甘さが口いっぱいに広がる。「ノエ、んぶぅ!」 喋ろうとすると、再び張り型を口に押し込まれる。「誰が喋っていいって言った? まだ、僕が話してるでしょ? ダメだろ、人の話は最後まで聞かないと」 再び張り型を出し入れされる。先程まではただ苦しかっただけなのに、喉奥を突かれる度に気持ちよくなっていく。(さっきの水、媚薬、か……?) 聞きたいが、口に張り型を押し込まれているせいでまともに喋れない。それに、頭がぼーっとしてきた。「さっきの続きね。お前達テク無し貴族様に殺されたら、こっちもオークション側も困る。だからオークション側は、奴隷を調教することにしたんだよ。大抵の調教に耐えられるようにね。けど、ある意味まっさらな状態ではあるんだ」 ノエルの言葉の意味が分からない。調教されているのなら、それはまっさらな状態とは言えない。中古品も同然だ。「調教って言っても、実際に犯されることはないんだ。こういう張り型を使うからね。だから、生き物の相手って意味では、まっさらな状態なんだよ。これからフォルターのことも、まっさらな状態を保ったまま調教してあげるからね。きっと、ちんぽが欲しくなってくる。けど、入れてあげない。君の処女は、未来のご主人様のものだからね」 ようやく張り型が抜かれ、新鮮な空気を吸おうと口をはくはくさせる。何か物音が聞こえるが、酸素を取り込むのに必死で、そちらに意識を向ける余裕などない。 呼吸が落ち着いてきても、頭はぼんやりしたまま。むしろ、先程よりもぼーっとする。それに、体が異様に熱い。「さぁ、始め
last updateLast Updated : 2026-06-02
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15話

「こんなの、基礎中の基礎だよ。さぁ、立って」 拘束を解かれる代わりに首輪をつけられる。リードを引っ張られ、強制的に立たされた。「んぐうう!」 立ったことにより、腹の重みがダイレクトに伝わり、吐き気が込み上げてくる。「さぁ、着替えようね。そのまま立ってて」 ノエルはフォルターに、服の役目を果たさない真っ赤なベビードールを着せた。乳首の部分は穴が空き、胸から下は薄いレースがあるが、はだけるようになっている。ベビードールがかくしてくれるのは胸と腹の間と背中だけ。隠れてると言ってもすけすけのレースのため、見えてしまう。「こんな、ぎゃあっ!」 腹がぎゅるぎゅると音を立て、便意を掻き立てる。はやく体内のものを出して楽になりたい。全身脂汗の体を小刻みに震わせ、涙を流す。「さ、こっちだよ」 ノエルがリードを引っ張る。1歩歩く度に腹とレースが揺れ、苦痛と快楽と便意がこみ上げる。「あぐ、くぅ……。と、トイレ……」「うん、後でね」 ノエルはひとつのドアを開く。中は壁も床も天井も鏡張りになった小部屋で、ひとり入るのがやっとといった狭さだ。「僕は優しいから、床にクッション置いてあげる」 ノエルは床にクッションを置くと、フォルターを膝立ちさせ、リードを壁にあるフックで固定し、動けないようにする。「さ、お手々はこっち」 後ろ手にまとめられ、手錠をかけられる。これで本当に逃げられなくなってしまった。「い、いだ……、助けてくれ……」「ダメダメ。フォルターは今からここで自分を見つめて、奴隷になった自覚をしてもらわないと」「そんな……! ど、どれくらい……?」「僕の気分次第かな。最低でも3時間はそのまま」 フォルターは絶望で言葉を失った。こんな状態、5分も耐えられる自信がない。一刻も早く出したいのに、3時間も放置されるなんて、考えただけで気が狂いそうだ。それに彼は、最低でもと言った。3時間以上放置される可能性もあるということだ。「そうそう、フォルター。君に注いだのは、媚薬と下剤のお湯割りだよ。後ろの口でじっくり味わってね。時間はあるから」「ま、待って……!」 ドアは無慈悲に閉められ、鍵までかけられてしまった。目の前には妊婦のように腹が膨れ、いやらしい顔をした自分の姿。「なんで、勃起なんか……」 もう出ないのに、苦しくて仕方ないのに、媚薬のせいで勃起し
last updateLast Updated : 2026-06-02
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16話

 翌朝、フォルターは吐き気で目を覚ました。腹の中が気持ち悪い。それに疲労感が抜けない。「俺、いつの間に……」 ベッドに寝かされていることにようやく気づき、起き上がる。腹痛はあるが、昨日に比べれば無いに等しい。上体を起こしただけでも頭がふらふらする。それにひどく喉が渇いた。 自分の体を確認すると、腹は元に戻っているし、バスローブも着せられている。少なくとも、室内には誰もいない。「逃げるなら今だ……!」 フォルターはボロボロの体を引きずるように、ドアに近づく。ゆっくりドアノブを動かすと、最後まで下に下がった。どうやら鍵はかけられていないらしい。 少し開けて廊下を確認するが、誰もいない。フォルターは廊下に出て、階段を目指して歩く。「くっ……!」 だいぶマシとはいえ、痛みも違和感もある。こんな状況じゃなければ、寝込んでいただろう。 なんとか階段に辿り着くも、1歩降りる度に、痛みが強くなる。フォルターは極力体に負担がかからぬよう、慎重に降りていく。 ようやく階段を降りきり、昨日使ったドアを見つける。(やっと、出られる……) 脱出した後のことなど、考えていない。この地獄から出られるのなら、なんでもよかった。 自由を期待してドアノブに触れると、激痛が全身に走った。悲鳴をあげることすら出来ず、気を失い、その場に倒れ込む。「あーあ、やっぱり脱走しようとするよね。分かるよ。僕も脱走しようとして、君みたいに失敗したから」 近くのドアが開き、ノエルとガタイのいい男が出てきた。「ぐっ……。ノエ、ル……」「ジャン、お願い」「了解」 ジャンと呼ばれたガタイのいい男は、フォルターを担ぎ上げ、階段を登っていく。「あがっ、くっ……! ゆ、ゆっくり……」「甘ったれるな」「ぎゃっ!」 ジャンは舌打ちをすると、フォルターのおしりを叩く。ノエルは少し後ろから、その様子を楽しそうに見ていた。(クソ、奴隷のくせに……!) ノエルが憎くて仕方ない。少し前まで自分の奴隷だったくせに、今は自分の調教師など、冗談ではない。 あっという間に部屋に戻されると、ギロチンに固定された。首と手を低い位置で固定され、おしりを突き出す格好になる。「今日くらいはゆっくり休ませてあげようと思ったんだけどなぁ。逃げようとしたから、お仕置きね」 背後から、楽しそうなノエルの声と物音が聞
last updateLast Updated : 2026-06-03
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17話

「んぐ、うぅ!」「下手くそ、しっかりしゃぶれ! テメェも男なら、どこ舐めれば気持ちよくなるのか分かんだろ。気が利かねーな」(ふざけんな。誰がこんなくっせーの舐めるかよ!)  フォルターはジャンを睨みつけ、彼のペニスが舌に当たらないように、できるだけ口を開ける。「ナメたマネしやがって。ノエル、コイツ、しゃぶることもできませんよ」「えー、困っちゃうなぁ。それじゃあ、またお掃除しながら、鏡見る?」 ノエルの言葉に、あの恐怖が蘇る。限界を越えても容赦なく注がれる液体。媚薬で強制発情し、妊婦のように膨れた腹を揺らしながら自分を慰める惨めさ。何より、出したくても出せない苦しみ。あんなことはもう、したくない。(クソ、いつか後悔させてやる……!) フォルターが屈辱に震えながら、ジャンの極太ペニスに舌を這わせる。「んむ、うぅ……」「やっとやる気になったか。おせーんだよ。おら、裏筋もしっかり舐めろよ」 ジャンはフォルターの髪を掴み、気持ちよさそうに目を細めながら腰を打ち付ける。昨日張り型で喉奥を責められていたせいか、喉奥は少しずつ開いていき、ジャンのペニスを受け入れ始める。「さて、そろそろいいかな。お仕置き始めるよ」 ノエルのお仕置き宣言に、フォルターは青ざめる。喉奥を責められるだけでも苦しいのに、これ以上何かをされるなんて、冗談ではない。「ちゃんと慣らしてあげるから安心してね」 ひやりとした液体がアナルに垂らされ、フォルターは体を小さく跳ねさせる。粘り気のある液体は、ゆっくり下へ垂れていき、アナルの入口を覆った。「んぅ、うぅ!」 アナルにノエルの細い指が入る。快楽などほとんどなく、強い異物感に体がこわばる。「力抜かないと痛い思いするよ? ほら、力抜いて」 ノエルは片手でおしりを撫で回し、片手でアナルに指を出し入れする。どちらもフォルターにとって、不快でしかない。「あぁ、そろそろ出すぞ」「ん、ん、んんっ!」 ジャンの動きが早くなり、激しく喉奥を犯される。苦しみと道具のように扱われる屈辱で、涙が零れる。「おおぉ、出る出る! 零すなよ! ぐっ、ふー……」「んぶぅ!?」 射精の直前、ジャンは喉奥から引き抜き、フォルターの舌に精液を叩きつけるように噴射する。青臭い精液が口内を満たし、吐き気がする。「ふー、出した出した」 ジャンは満足げにペ
last updateLast Updated : 2026-06-03
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18話

「お前は、これが気持ちよかった、のか……?」「うーん、最初は好きじゃなかったよ? けど、ここで調教されて、イけるようにはなったかな。フォルターも、前立腺でイけるようになろうね」「俺に復讐するために、ここにいるのか?」「ううん、偶然だよ。中古の奴隷ってなかなか売れないから心配だったけど、人手が足りないからって、調教師として働くように言われたってわけ。どうなるかと思ったけど、こうして仕事をもらえてよかったよ」「俺に復讐するのか?」「さぁ? 僕がここにいるのも、フォルターの担当になったのも偶然だよ。僕はただ、仕事をするだけ。君は、復讐されていると思ってしまうだろうけど、そんなの、僕には関係ない」「なんだよ、それ……」 ノエルの言葉は他人事に聞こえた。まるで自分に興味がないと言わんばかりの言動に、ある種のショックを受ける。「さ、おしゃべりはここまで。お仕置きするよ」「あぐ……!」 アナルにはノエルの指より少し太いものが入れられた。ノエルが装着したペニスバンドだ。長さも太さもそれほどないが、先端が鉤状になっており、前立腺に当たっている。「あづううぅ!? んぎ、ひいいぃ!」 背中に熱が降り注ぎ、悶絶する。何かがへばりつき、熱が落ち着いたと思ったら、再び熱くなる。「な、なにして、あっつぅ……!」「低温蝋燭だよ。こっちがお仕置き。そしてこっちが……」 ノエルはフォルターの腰を掴み、容赦なく打ち付ける。ペニスバンドが抜かれる度に、鉤状の先端が前立腺を引っ掻いていく。「調教だよ」「あぐ、んああぁっ! も、やめ、ひあああっ♡」 強すぎる快感と背中の熱で、頭がおかしくなりそうだ。フォルターは無意識に腰を振り始める。ノエルは彼が腰を動かしていることに気づき、にやりと笑う。「お仕置き気持ちいい?」 再び蝋を垂らされ、声にならない悲鳴を上げる。熱くて痛いのに、痛いのが気持ちいい。だが、ノエルの前で認めたくない。自分が奴隷だと肯定するのと同義に感じるから。「あぐ、く……! こ、こんなの、痛くて気持ち悪いだけだ……!」「あはは、分かるよ。こんなこと、気持ちいいわけない。けど、気持ちいいと感じるようになるんだよ」「んっ、ふざ、けんな……ああぁっ!」「気持ちいいと思い込んだほうが楽なのに。馬鹿だね、フォルターは」「んぐぅ!?」 勢いよく突かれて、ひと
last updateLast Updated : 2026-06-04
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19話

 ノエルはすぐに戻ってきた。その手には、小さなテーブル。「はい、どうぞ。ごはんだよ」 目の前に置かれたテーブルには、ゼリーと水。どちらも犬用の器に入っており、スプーンがない。 奴隷を買っていたから分かる。このゼリーは奴隷用に開発されたもので、栄養価が高い。女性には本来セックスで入れられるための女性器があるが、男性は口とアナルしかない。だが、アナルは排泄物を出す穴で、あまり綺麗なものではない。かといって、毎日浣腸をしては奴隷の負担になって寿命も縮むし、何よりも手間がかかる。 奴隷の負担を減らし、少しでも菌を減らすために開発されたのがこのゼリーである。栄養価が高く、腹持ちもいい。殺菌効果もある。何より、このゼリーを食べ続ければ、排泄物が出なくなるのだ。 存在こそ知っているが、味は知らない。貴族が奴隷の食事を口にするわけがない。あまりにもひどい食事に、怒りが込み上げてくる。「おい、ふざけんな。なんだこれは」「何って、奴隷用のゼリーだよ。大丈夫、味は美味しいから」「縛られて腕が使えないのに、どうやって食えっていうんだ。おまけにスプーンもないぞ」「犬みたいに食べるんだよ」「いい加減にしろ!」 フォルターが怒鳴り声をあげても、ノエルは怯えたりしない。彼は呆れ返ったようにため息をつくだけ。「いいから食べなよ。じゃないと倒れる」「こんなの食うくらいなら、死んだほうがマシだ」「へぇ、そう。けど、食べてもらわないと困るんだよ」「知らん」「じゃあ、選択肢をあげる」「何?」 見上げると、ノエルは氷のように冷たい目でフォルターを見下ろしている。初めて見る顔に、言葉を失った。「ひとつ、そのまま食べる。これが1番賢い。ふたつ、僕が口移しで食べさせてあげる。親鳥みたいにね。みっつ、ザー食にする」「ザー食? なんだ、それは」「ザーメン食の略だよ。与える側が特殊な薬を飲んで、栄養価の高い精液を出すんだ。そしてそれで生きる」「ふざけんな! 誰がそんなことするか!」「ふざけてるのは君だ。あれはだめ、これもいやが通じる世界じゃない。君はもう、奴隷になるしかないんだよ」 聞いたことのない低い声に何も言えないでいると、ノエルはテーブルをどかし、フォルターの前に座った。人形のような顔が、すぐそこにある。「教育期間は、死ぬ権利すら与えられない。死なれたら、借金返済が
last updateLast Updated : 2026-06-05
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20話

 食事を終えると、後ろ手に拘束されたまま前のめりにされる。おしりを突き出す格好だ。「おい、今日はもう終わりみたいなこと言ってたじゃないか」「午前中に終わりって言ったんだよ」 時計を見ると、まだ10時を過ぎたばかりの時間。つまり、まだ午前だ。「まだ10時過ぎだが?」「これは調教じゃなくて訓練だからね。力抜いてて」「んぐっ……!」 アナルに何か押し込まれる。ペニスバンドよりは細いが、長さがある。先程よりも奥に入ってきて、内臓がせり上がる感覚に震える。「少しずつ、アナルを広げておまんこにしようね。いきなりぶち込まれてもいいように、必要なことだから」 思い返せば、自分もロクに慣らしもせず、ノエルのアナルに挿入したことがある。慣らしていなくてもすんなり入った上に、ノエルは甘い声で啼いていた。(こういうことしてたからか……) 奴隷の裏側を身をもって知るはめになるとは、思いもしなかった。そこに感動の類などはない。「今入れたのは、子供の指くらいの太さだから、痛くないはずだよ。どう? 痛くない?」 ノエルはフォルターの上体を起こすと、手錠と首輪を外した。体格差を考えれば逃げられるが、逃げてもロクなことにならないのは分かっているから、我慢する。「痛くはないが、違和感が……」「そのうち慣れるよ。さてと、僕は優しいから、色々教えてあげる。まず、さっきのゼリーだけど、味がしなかった?」「あぁ、ぶどう味だったが、それがなんだ?」「そっかぁ、ぶどうか。美味しいやつだ。あのゼリーはね、果汁で味付けされてるんだ」「なんだって!? 奴隷の食事にそんなもの使っていいのか!?」 フォルターは目を丸くする。果実は高級品で、王族や貴族、平民の上澄みしか購入できない嗜好品だ。平民が食べるには、果実農家になるしかないと言われている。その果汁が奴隷の食事に混ざっているなんて、誰が考えるだろう?「形が悪かったり、大きすぎたり、小さすぎたりして、売り物にならないやつを、安く仕入れてるんだ。果物を食べると体臭が良くなるし、精液も甘くなるんだって。ま、売り物にならないやつでも買いたいって人がいて、そっち優先だから、あんまり入らないんだけどね」 その説明で、味の薄さに納得できた。用事があって市場を通った時、多くの平民が形の悪い果実を買おうと必死になっているのを見たことがあった。その
last updateLast Updated : 2026-06-05
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