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All Chapters of 奴隷遊戯の成れの果て: Chapter 21 - Chapter 23

23 Chapters

21話

 12時過ぎ。ノエルがテーブルを持って部屋に入ってくる。テーブルにのってるのは、朝と同じゼリーと水。(消耗を減らすためにも、慣れておかないとな……) 散歩ができるのなら、脱走のチャンスが見つかるかもしれない。その時に備えて、できるだけ体力は温存しておきたい。フォルターは文句を飲み込み、手を使わずに犬のように食事をする。「ふふ、いい子。フォルターは賢いなぁ」 楽しそうに言いながら頭を撫でてくるノエルに、殺意がわく。脱走のチャンスを得られるかもしれないと思うと、耐えられた。 急いで食事を終わらせると、ノエルをまっすぐ見上げる。「それで、散歩は?」「ふふ、積極的だね。行こうか」 ノエルはフォルターに首輪とリードをつける。フォルターは大人しくつけ終わるのを待つ。「従順だね。散歩を楽しみにしているようだけど、期待しないほうがいいよ」「どういうことだ?」「さぁ? さ、行くよ」 リードを軽く引っ張られて立ち上がると、ノエルが振り返る。「四つん這いじゃないとダメだよ」「くそ……」 屈辱以外の何でもないが、脱走できる機会を探るために四つん這いになる。リードを引かれて廊下に出ると、あの階段ではなく、中間地点にあるドアを開ける。部屋ではなく、螺旋階段階段があった。「こんなところに階段があったなんてな……」「これは中庭に行くための階段なんだ」「階段も四つん這いか?」「危ないから、普通に降りていいよ。ただし、下に降りたら四つん這い再開ね」「分かった」 フォルターは立ち上がり、ノエルと共に階段を降りる。「教育期間は死なせないって、午前に言ったでしょ? 以前はこの階段も四つん這いで降りさせてたんだけど、バランスを崩して頭から落ちて、そのまま死んじゃった子がいてね。それからは普通に歩かせるようにしてるんだよ」「胸糞悪い話だ」「あはは、そう言わないでよ。今は逃げたくて仕方ないだろうけど、そのうち気にいるさ」 その言葉にドキッとする。自分が脱走しようとしているのを見透かされたような気がした。「それはない」「分からないよ? っと、ついたね。ほら、四つん這いになって」 階段を降りきると、狭いスペースとドアがあった。ドアは分厚いらしく、ノエルは両手で押して開ける。「あ、あ、ああっ♡」「見てぇ♡ もっと見てぇ♡」 ドアが開いて聞こえてきたのは、青
last updateLast Updated : 2026-06-05
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22話

「分かった、ありがとう」 ノエルは男に礼を言うと、フォルターをX字の拘束具の前に連れて行く。「立って」 立ち上がると、ノエルの耳元に口を寄せる。「あいつらの見世物になるつもりはない。部屋に戻る」「ダメだよ。これは義務だ。暴れたり抵抗したりしても、警備員が君を拘束する。大人しく拘束されるんだ」 中庭を見回してみると、ジャンのような屈強な男が何人もいる。また喉奥に突っ込まれては、たまったものではない。フォルターは渋々拘束される。「すぐ戻る」 ノエルは小走りで貸出棚に行く。彼らの会話は聞こえないが、貴族達がフォルターに注目しているのが分かる。オペラグラスで顔が分かりにくいが、幸い見覚えのある人間はいない。(なんで俺がこんなことを……) ノエルの言葉が本当なら、彼らは少し前のフォルターよりも格下の貴族だ。格下の慰みものにされるなど、反吐が出る。「おまたせ」 ノエルは潤滑剤を持ってきた。片手にはオレンジ色の派手なゴム製手袋。手袋には無数の突起がついていた。「な、なにをするつもりだ……!」「さぁ、なにかな?」 ノエルは潤滑剤を手袋に垂らすと、フォルターのペニスをしごき始めた。「あぐ、ひいぃ! や、やめ、ああっ!」 突起が裏筋やカリに押し付けられ、強い快楽が生じる。激しい手コキに、昨日何度も射精させられたことを思い出してしまう。「んぎっ!?」 強すぎる刺激に目を見開き、仰け反る。何が起きたのか分からず、自分のペニスを見下ろすと、ノエルの手が尿道をぐりぐりしていた。この刺激は尿道に突起を入れられていることだと気づき、ぞっとする。「あ、あ、あああっ! それらめぇ! ナカ、ちんぽのナカにイボイボはいってりゅうぅ♡ あぎゃああっ♡」 フォルターは舌を突き出し、淫らに腰を振る。アナルに自然と力が入り、張り型を締めてしまう。それで更に強い快楽の波が押し寄せ、今にも飲み込まれそうだ。(あぁ、これだめだ……♡ 尿道、気持ち良すぎて、バカになる…⋮♡) 暴力的な快感に視界がチカチカする。脳が焼ききれそうだ。「イグイグイグうぅ! イボイボ抜いてえぇ! あ、あ、あああっ♡ 出る出る出ちゃううぅ♡」 フォルターは限界まで仰け反り、白目をむき、舌を突き出しながら勢いよく射精した。もう、観客がいることなど、頭から抜け落ちている。「んひ、ひいぃ……♡ は、
last updateLast Updated : 2026-06-05
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23話

『従順だね。散歩を楽しみにしているようだけど、期待しないほうがいいよ』 正方形の青空を見ながら、ここに来る前に言われたノエルの言葉を思い出す。彼の言う通り、期待はしないほうがいいだろう。見たところ、ここから外に通じる通路はなさそうだ。それに、のんびり散歩できる空間でもない。「ね、君。新入り?」 ひとりの少年が、フォルターの顔を覗き込む。彼はフォルターよりもずっと年下で、可愛らしい顔立ちをしていた。ブロンドの髪は癖っ毛で、綿あめのようにふわふわしていて、大きな蜂蜜色の瞳はこの場には似つかわしくないほどきらきら輝いている。大半の人が想像する天使像のようだ。「なんだ、お前」「僕はミカ。1ヶ月前にここに来たんだ」 ミカと名乗る少年は、歌うように言う。こんな地獄にいて楽しそうにしている少年に、苛立ちを覚える。「なんでそんなに楽しそうなんだ? お前はバカなのか?」「だってここ、ごはんちゃんと食べられるし、理由もなく叩かれることなんてないんだよ? それに、言う事聞いてれば、気持ちよくしてもらえる」 フォルターは耳を疑った。こんな場所、苦痛でしかない。それをありがたがる目の前の少年が、異形の者に見えてきた。「何言ってるんだ、お前。叩かれるだろうが」「それはオイタしたからじゃない? ここの人達、皆優しいよ」「どっか行け。俺に話しかけるな」「残念、友達になれると思ったのに」 ミカはしょんぼりしてベンチへ行き、張り型の上に座り、淫らに腰を振り始めた。「キチガイが……」 吐き捨てるように言うと、立ち上がる。1秒でもはやく、ここから出たかった。「機嫌悪いね」 いつの間にか隣りにいたノエルが、ミカを横目で見る。「頭のおかしい奴に声かけられた。もうここはいい。部屋に戻りたい」「ダメだよ。ちゃんと運動しておいで。貸出棚にはボールとかサンダルとかあるから。サンダルを履いて歩いてもいい」「戻れないのか?」「時間まではね」 ここでごねるのは得策ではない。フォルターは仕方なく貸出棚へ行き、サンダルを借りて歩くことにした。どこの馬の骨が履いたか分からないものを履くのは嫌だが、裸足で歩くよりマシだ。 歩きながら他の奴隷見習いを見てみると、他の奴隷や調教師と会話をする者、壁当てをする者、ミカのように自慰をする者など様々だ。(ダメ元で、逃げられそうなところがない
last updateLast Updated : 2026-06-05
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