LOGIN貧乏貴族だったが、なけなしの金で買った鉱山が大当たりで一気に上級貴族の仲間入りを果たしたフォルター・アーロゲント。 知人の勧めで奴隷として売られていたノエルを購入し、毎日彼を凌辱していた。 宝石王と呼ばれたフォルターだが、豪遊の限りを尽くし、資金のあてはすべて鉱山だったため、いつの間にか借金を背負い、奴隷に堕ちてしまう……。 彼の調教を担当するのは、なんとノエル。 立場が大きく変わったふたりの行く末は……
View More『従順だね。散歩を楽しみにしているようだけど、期待しないほうがいいよ』 正方形の青空を見ながら、ここに来る前に言われたノエルの言葉を思い出す。彼の言う通り、期待はしないほうがいいだろう。見たところ、ここから外に通じる通路はなさそうだ。それに、のんびり散歩できる空間でもない。「ね、君。新入り?」 ひとりの少年が、フォルターの顔を覗き込む。彼はフォルターよりもずっと年下で、可愛らしい顔立ちをしていた。ブロンドの髪は癖っ毛で、綿あめのようにふわふわしていて、大きな蜂蜜色の瞳はこの場には似つかわしくないほどきらきら輝いている。大半の人が想像する天使像のようだ。「なんだ、お前」「僕はミカ。1ヶ月前にここに来たんだ」 ミカと名乗る少年は、歌うように言う。こんな地獄にいて楽しそうにしている少年に、苛立ちを覚える。「なんでそんなに楽しそうなんだ? お前はバカなのか?」「だってここ、ごはんちゃんと食べられるし、理由もなく叩かれることなんてないんだよ? それに、言う事聞いてれば、気持ちよくしてもらえる」 フォルターは耳を疑った。こんな場所、苦痛でしかない。それをありがたがる目の前の少年が、異形の者に見えてきた。「何言ってるんだ、お前。叩かれるだろうが」「それはオイタしたからじゃない? ここの人達、皆優しいよ」「どっか行け。俺に話しかけるな」「残念、友達になれると思ったのに」 ミカはしょんぼりしてベンチへ行き、張り型の上に座り、淫らに腰を振り始めた。「キチガイが……」 吐き捨てるように言うと、立ち上がる。1秒でもはやく、ここから出たかった。「機嫌悪いね」 いつの間にか隣りにいたノエルが、ミカを横目で見る。「頭のおかしい奴に声かけられた。もうここはいい。部屋に戻りたい」「ダメだよ。ちゃんと運動しておいで。貸出棚にはボールとかサンダルとかあるから。サンダルを履いて歩いてもいい」「戻れないのか?」「時間まではね」 ここでごねるのは得策ではない。フォルターは仕方なく貸出棚へ行き、サンダルを借りて歩くことにした。どこの馬の骨が履いたか分からないものを履くのは嫌だが、裸足で歩くよりマシだ。 歩きながら他の奴隷見習いを見てみると、他の奴隷や調教師と会話をする者、壁当てをする者、ミカのように自慰をする者など様々だ。(ダメ元で、逃げられそうなところがない
「分かった、ありがとう」 ノエルは男に礼を言うと、フォルターをX字の拘束具の前に連れて行く。「立って」 立ち上がると、ノエルの耳元に口を寄せる。「あいつらの見世物になるつもりはない。部屋に戻る」「ダメだよ。これは義務だ。暴れたり抵抗したりしても、警備員が君を拘束する。大人しく拘束されるんだ」 中庭を見回してみると、ジャンのような屈強な男が何人もいる。また喉奥に突っ込まれては、たまったものではない。フォルターは渋々拘束される。「すぐ戻る」 ノエルは小走りで貸出棚に行く。彼らの会話は聞こえないが、貴族達がフォルターに注目しているのが分かる。オペラグラスで顔が分かりにくいが、幸い見覚えのある人間はいない。(なんで俺がこんなことを……) ノエルの言葉が本当なら、彼らは少し前のフォルターよりも格下の貴族だ。格下の慰みものにされるなど、反吐が出る。「おまたせ」 ノエルは潤滑剤を持ってきた。片手にはオレンジ色の派手なゴム製手袋。手袋には無数の突起がついていた。「な、なにをするつもりだ……!」「さぁ、なにかな?」 ノエルは潤滑剤を手袋に垂らすと、フォルターのペニスをしごき始めた。「あぐ、ひいぃ! や、やめ、ああっ!」 突起が裏筋やカリに押し付けられ、強い快楽が生じる。激しい手コキに、昨日何度も射精させられたことを思い出してしまう。「んぎっ!?」 強すぎる刺激に目を見開き、仰け反る。何が起きたのか分からず、自分のペニスを見下ろすと、ノエルの手が尿道をぐりぐりしていた。この刺激は尿道に突起を入れられていることだと気づき、ぞっとする。「あ、あ、あああっ! それらめぇ! ナカ、ちんぽのナカにイボイボはいってりゅうぅ♡ あぎゃああっ♡」 フォルターは舌を突き出し、淫らに腰を振る。アナルに自然と力が入り、張り型を締めてしまう。それで更に強い快楽の波が押し寄せ、今にも飲み込まれそうだ。(あぁ、これだめだ……♡ 尿道、気持ち良すぎて、バカになる…⋮♡) 暴力的な快感に視界がチカチカする。脳が焼ききれそうだ。「イグイグイグうぅ! イボイボ抜いてえぇ! あ、あ、あああっ♡ 出る出る出ちゃううぅ♡」 フォルターは限界まで仰け反り、白目をむき、舌を突き出しながら勢いよく射精した。もう、観客がいることなど、頭から抜け落ちている。「んひ、ひいぃ……♡ は、
12時過ぎ。ノエルがテーブルを持って部屋に入ってくる。テーブルにのってるのは、朝と同じゼリーと水。(消耗を減らすためにも、慣れておかないとな……) 散歩ができるのなら、脱走のチャンスが見つかるかもしれない。その時に備えて、できるだけ体力は温存しておきたい。フォルターは文句を飲み込み、手を使わずに犬のように食事をする。「ふふ、いい子。フォルターは賢いなぁ」 楽しそうに言いながら頭を撫でてくるノエルに、殺意がわく。脱走のチャンスを得られるかもしれないと思うと、耐えられた。 急いで食事を終わらせると、ノエルをまっすぐ見上げる。「それで、散歩は?」「ふふ、積極的だね。行こうか」 ノエルはフォルターに首輪とリードをつける。フォルターは大人しくつけ終わるのを待つ。「従順だね。散歩を楽しみにしているようだけど、期待しないほうがいいよ」「どういうことだ?」「さぁ? さ、行くよ」 リードを軽く引っ張られて立ち上がると、ノエルが振り返る。「四つん這いじゃないとダメだよ」「くそ……」 屈辱以外の何でもないが、脱走できる機会を探るために四つん這いになる。リードを引かれて廊下に出ると、あの階段ではなく、中間地点にあるドアを開ける。部屋ではなく、螺旋階段階段があった。「こんなところに階段があったなんてな……」「これは中庭に行くための階段なんだ」「階段も四つん這いか?」「危ないから、普通に降りていいよ。ただし、下に降りたら四つん這い再開ね」「分かった」 フォルターは立ち上がり、ノエルと共に階段を降りる。「教育期間は死なせないって、午前に言ったでしょ? 以前はこの階段も四つん這いで降りさせてたんだけど、バランスを崩して頭から落ちて、そのまま死んじゃった子がいてね。それからは普通に歩かせるようにしてるんだよ」「胸糞悪い話だ」「あはは、そう言わないでよ。今は逃げたくて仕方ないだろうけど、そのうち気にいるさ」 その言葉にドキッとする。自分が脱走しようとしているのを見透かされたような気がした。「それはない」「分からないよ? っと、ついたね。ほら、四つん這いになって」 階段を降りきると、狭いスペースとドアがあった。ドアは分厚いらしく、ノエルは両手で押して開ける。「あ、あ、ああっ♡」「見てぇ♡ もっと見てぇ♡」 ドアが開いて聞こえてきたのは、青
食事を終えると、後ろ手に拘束されたまま前のめりにされる。おしりを突き出す格好だ。「おい、今日はもう終わりみたいなこと言ってたじゃないか」「午前中に終わりって言ったんだよ」 時計を見ると、まだ10時を過ぎたばかりの時間。つまり、まだ午前だ。「まだ10時過ぎだが?」「これは調教じゃなくて訓練だからね。力抜いてて」「んぐっ……!」 アナルに何か押し込まれる。ペニスバンドよりは細いが、長さがある。先程よりも奥に入ってきて、内臓がせり上がる感覚に震える。「少しずつ、アナルを広げておまんこにしようね。いきなりぶち込まれてもいいように、必要なことだから」 思い返せば、自分もロクに慣らしもせず、ノエルのアナルに挿入したことがある。慣らしていなくてもすんなり入った上に、ノエルは甘い声で啼いていた。(こういうことしてたからか……) 奴隷の裏側を身をもって知るはめになるとは、思いもしなかった。そこに感動の類などはない。「今入れたのは、子供の指くらいの太さだから、痛くないはずだよ。どう? 痛くない?」 ノエルはフォルターの上体を起こすと、手錠と首輪を外した。体格差を考えれば逃げられるが、逃げてもロクなことにならないのは分かっているから、我慢する。「痛くはないが、違和感が……」「そのうち慣れるよ。さてと、僕は優しいから、色々教えてあげる。まず、さっきのゼリーだけど、味がしなかった?」「あぁ、ぶどう味だったが、それがなんだ?」「そっかぁ、ぶどうか。美味しいやつだ。あのゼリーはね、果汁で味付けされてるんだ」「なんだって!? 奴隷の食事にそんなもの使っていいのか!?」 フォルターは目を丸くする。果実は高級品で、王族や貴族、平民の上澄みしか購入できない嗜好品だ。平民が食べるには、果実農家になるしかないと言われている。その果汁が奴隷の食事に混ざっているなんて、誰が考えるだろう?「形が悪かったり、大きすぎたり、小さすぎたりして、売り物にならないやつを、安く仕入れてるんだ。果物を食べると体臭が良くなるし、精液も甘くなるんだって。ま、売り物にならないやつでも買いたいって人がいて、そっち優先だから、あんまり入らないんだけどね」 その説明で、味の薄さに納得できた。用事があって市場を通った時、多くの平民が形の悪い果実を買おうと必死になっているのを見たことがあった。その