奴隷遊戯の成れの果て

奴隷遊戯の成れの果て

last updateLast Updated : 2026-06-05
By:  東雲桃矢Updated just now
Language: Japanese
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貧乏貴族だったが、なけなしの金で買った鉱山が大当たりで一気に上級貴族の仲間入りを果たしたフォルター・アーロゲント。 知人の勧めで奴隷として売られていたノエルを購入し、毎日彼を凌辱していた。 宝石王と呼ばれたフォルターだが、豪遊の限りを尽くし、資金のあてはすべて鉱山だったため、いつの間にか借金を背負い、奴隷に堕ちてしまう……。 彼の調教を担当するのは、なんとノエル。 立場が大きく変わったふたりの行く末は……

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1話
「んぎぃ!? ひいぃ! お、お許しくだしゃい、ご主人しゃまぁ……」「許してほしかったらもっと媚びろ」 とある屋敷の一室に、若い男の悲鳴と鞭の音が響く。そしてそれを嘲笑い、痛めつける男がひとり。「あぎゃあっ! い、んぐっ……!」 色白の華奢な青年は四つん這いにさせられ、何度も背中に鞭を打たれている。陶器のように美しい肌は赤く腫れ上がり、痛々しい。もうひとりの男が鞭を振り下ろす度に、グレーの髪が揺れ、アイスブルーの瞳が涙で潤む。「あはは、ノエル。なんだその声は。まるで潰れた蛙だな」 鞭を振り落とすガタイのいい黒髪の男、フォルター・アーロゲントは、エメラルドのような瞳をサディスティックにギラつかせ、奴隷青年ノエルを見下ろす。「ご、ご主人様……。どうか、御慈悲を……」「媚びろと言っただろう。物覚えの悪い奴隷だ」「申し訳ありません……」 ノエルは肩を床につけ、おしりを上げると、手で尻肉を広げ、縦割れアナルを見せつける。少し前まで使われていたのか、アナルからは透明な液が垂れてきている。「ご主人様、どうか、ノエルのいやらしいメス穴をお使いください……」 以前教わったように、腰を振りながらアナルを見せ、誘惑する。フォルカーはため息をつき、軽蔑の目でノエルを見下ろす。「お前には向上心ってモンが足りないな」「え?」「その媚び方は、俺が教えたものだろ? もっといやらしく、そそる誘い方を自分で考えろって言ってんだよ。この出来損ないが」 鞭が風を切りながら振り下ろされ、真っ白なノエルの尻肉に赤い線を引く。「あがっ……! も、申し訳、ありません……」「謝るくらいなら、誰でもできるんだよ」「うぅ……」 ノエルは涙目のなりながらフォルターの前に座り直すと、彼のペニスを咥えた。「んむ、じゅる……♡ はぁ……♡ 御主人様の、太くて硬くてたくましいおちんぽを、僕のメス穴にぶち込んで、気持ちよくなってください♡」 ペニスに舌を這わせながら、上目遣いでフォルターを見上げる。フォルターは満足げに笑うと、ノエルの頭を掴み、ペニスを喉奥まで押し込んだ。「んぶぅ!?」 唐突に喉奥まで犯され、ノエルは目を白黒させる。それでもむせながら、なんとか奉仕を続ける。「くくく、いいぞノエル。お前の無様な姿は、いつも俺を癒やしてくれる」 ノエルの髪を掴むと、乱暴に離させ、その
last updateLast Updated : 2026-05-30
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2話
ノエルがアナルに力を入れると、卑猥な水音を立てながら精液が溢れ、床に垂れていく。小さな水たまりができると、フォルターはノエルのおしりを思いっきり叩いた。「きゃんっ♡」「まるで犬だな。今度は犬みたいに舌を使って舐めろ」「舐めるって、何を……」「お前がさっきケツからひり出したザーメンに決まってるだろ? もったいないから飲め」「はい、ご主人様……」ノエルは一瞬顔を引き攣らせたが、すぐに笑顔を浮かべ、床に這って自分の体液と混ざった精液を舐め取る。「んむ、ちゅ……♡ はぁ、美味しいです」「そうか、よかったな。俺は出かけてくるから、それまでに部屋を片付けておけよ」「分かりました、ご主人様」ノエルの返事を聞くと、フォルターは満足げにうなずき、部屋から出ていく。「急いで、片付けなきゃ……」フォルターはいつ帰ってくるか分からない。数時間後かもしれないし、数分後かもしれないのだ。例え数分後でも、片付けが終わっていなかったらまたお仕置きされてしまう。部屋の隅にある用具入れから掃除道具を出すと、ノエルはせっせと掃除を始める。フォルターが戻ってきたのは3時間後のこと。フォルカーの足音が近づいているのに気づくと、ベッドで休んでいたノエルは床に座り直す。彼が戻った時にベッドを使っていると、お仕置きされてしまう。ドアが開き、フォルターが入ってくる。彼は上機嫌でノエルを見下ろす。「ノエル、出かけるぞ。これを着ろ」渡されたのはピンクのベビードール。広げてみると、乳首やペニスが強調されるデザインだった。「はい、ご主人様。可愛い服をありがとうございます」 フォルターを待たせないように急いで着ると、乳首もペニスも丸見えで、隠れているのは腹部と胸周りのみで、服の役割を果たしていない。「よく似合ってるぞ」「ありがとうございます」「こっちだ、来い」「はい、ご主人様」 フォルターについていくと、外に出た。玄関を開けてすぐのところに馬車が停まっている。フォルターに促されて馬車に乗ると、身なりの良い男がひとり。見た目からして、フォルターと年齢は変わらないだろう。ブロンドの髪をひとつにまとめ、穏やかな笑みを浮かべている。「その子がノエルか。可愛いね」「ありがとうございます」「そいつはロナルド。俺の友人のひとりだ。今日はコイツがお前を面白いところに連れて行くというので
last updateLast Updated : 2026-05-31
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3話
「もういいぞ。着いたからな」「んっ、はい」 フェラをやめると、ふたりは服装を整える。彼らと一緒に出ると、獣臭に顔をしかめる。「ここは……?」「私の家が所有する牧場のひとつだよ。もっとも、ここでは牛や豚の飼育は2の次なんだがね」 ロナルドはそう説明をしながら、フォルターに首輪とリードを手渡す。首輪には大きなベルがついていた。「首輪をつけてやる」「はい、お願いします」 ノエルはフォルターが首輪をつけやすいように、上を向く。首輪はベルのせいでずっしり重い。フォルターが首輪にリードを付けると、ノエルは命令される前に四つん這いになる。「いい子だ」「こっちだよ」 ロナルドの案内で小屋に入ると、少し離れた場所から少年の喘ぎ声が聞こえてくる。「んひぃ♡ おぐ、らめええっ♡ ひぎ、いいぃ♡」 悲鳴に近い嬌声と大きな水音に、ノエルは固まってしまう。いったい自分はどうなるのだろう? この声の持ち主は何をされているのだろう? 考えれば考えるほど、恐ろしくなる。 ロナルドは牛には目もくれず、そのまま声が聞こえる方へ向かう。彼が木製の古びたドアを開けると、そこには地獄が広がっていた。「あぎゃ、あ、んおほおぉ♡」 木製の台におしりを上げる格好で固定された少年を犯していたのは、巨大な牛だった。それだけでも充分ショッキングな光景だったが、少年は搾乳機を乳首につけられている。「どうだ、気持ちよさそうだろ?」「ご、ご主人様……。まさか……!」「お前の牛と交尾するんだよ」 フォルターの言葉に、ショックで頭が真っ白になる。今まで酷い扱いを受けてきたが、これはいくらなんでも度を超えている。「む、無理です! こんなこと、僕には……」 平手打ちがノエルを黙らせた。「いいからやるんだよ。お前は乳首だけでイけるんだ。牛と交尾したら、お前もミルクを出せるようになるかもしれないぞ」「うぅ……、はい……」 牛と交尾なんてしたくないが、断ったらもっと酷いことをされてしまう。ノエルが震えながらうなずく。「隣の台が空いてる。そっちを使おう」「あぁ、分かった」 リードを引っ張られ、少年の隣りにある台の上に連れて行かれる。台に座らされると、ロナルドが注射を持ってきた。それも2本も。「ろ、ロナルド様……。それは、いったい……」「ミルクを出しやすくするとっておきのお薬だ。きっ
last updateLast Updated : 2026-05-31
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4話
「ひ!? あ、あんなの、無理です……!」「俺の腕が入るんだ、問題なく入るだろ」 フェルターは楽しそうに言うが、牛のペニスは人間の3倍はあった。そんなものを体内に入れると考えただけで、不安でどうにかなりそうだ。 牛は無慈悲にもノエルの背後に立ち、ペニスをおしりにこすりつけている。「ひいぃ! ごめんなさいごめんなさい! 許してええぇ!」「ふふ、怯えちゃって可愛いね。ノエル、この牛のちんぽはね、50センチ以上あるんだ」「ご、ごじゅ……!? いや、いやああ! 助けて、ご主人様あぁ!!」 ふたりの貴族は半狂乱になったノエルを嘲笑うだけ。「ここは慣れてるお前に任せる」「分かった。入れるよ、ノエル」「いや、やめてえぇ!」 牛のペニスがアナルにあてがわれる。それだけで人間とは比べ物にならない大きさというのが伝わり、背筋が凍る。「おごぉ!?」 ぐぽっという音を鳴らしながら、先端が入ってくる。それはあまりにも太く、以前フォルターに拳を入れられたことを思い出させた。 牛は鳴き、腰を一気に進めてくる。結腸を軽々と越え、腕よりもずっと奥まで押し込まれた。耐え難い苦痛でノエルは泡を吐きながら失神してしまう。「チッ、気絶しやがって。つまらないだろうが」「まぁまぁ。最初は皆こんなものさ。見ててごらん」 ロナルドに言われてノエルを見る。牛はノエルが気絶したことなどお構いなしに、腰を振り続けた。「あが、んひっ、んおぉ……!」 ノエルは意識を手放しているというのに、痛みのせいか、奥を突かれる度に声を上げる。「なるほど。これはこれで面白いな。意識がないところを犯されているのを見ると、興奮する」「あはは、君なら気に入ると思ったよ。ほら、仔牛ちゃん。私のをしっかり舐めるんだ」「ひゃい♡」 ロナルドは自分の奴隷の前へ行くと、彼の口にペニスをねじ込む。奴隷少年は嬉しそうに牛に犯されながら、ロナルドのペニスを咥える。「俺も口を使っておくか」 フォルターはノエルに口枷をして強制的に口を開けさせると、ペニスを喉奥まで突っ込んだ。「んごおほぉ!?」「お、起きたか。ほら、喉まんこ締めろ」 乱暴に髪を掴まれ、喉奥を突かれ、意識を取り戻したばかりのノエルはパニックに陥る。それでもフォルターの命令は絶対と教え込まれ続け、本能に刻まれているため、口での奉仕を続ける。「そう
last updateLast Updated : 2026-05-31
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5話
 翌朝、目が覚めるとノエルは屋敷の自室にいた。フォルターが気絶したノエルを、屋敷の部屋まで運んでくれたのだろう。「うぐっ……!」 体を起こすと、引き裂かれるような痛みがノエルを襲った。昨日は牛の長いペニスを押し込まれていたのだ、きっとそのせいだろう。「これ、大丈夫かな……? 死んだりしない……?」 お腹を擦りながら、不安を口にする。再び横になろうとすると、足音が聞こえた。ベッドから起きようとしたが、痛みでうまく動けず、掛け布団と共に転げ落ちる。「いっ!?」 激痛が走り、思わずお腹を押さえてうずくまる。(お出迎え、しなきゃ……) そう思っても、痛みが引かず、動けない。焦っているうちにドアが開き、フォルターが入ってくる。ノエルは絶望した。「も、申し訳ありません。ご主人様」「いい、動くな」 フォルターはノエルを抱きかかえると、ベッドに寝かせてくれて、掛け布団までかけてくれた。彼がこんなに優しくすることはめったにない。「ご主人様……?」「今日は休め」「え? いいのですか?」「昨日は激しくしすぎたからな。奴隷の体調管理も、主人の務めだ。それに、俺は何日か屋敷を空けなくてはならなくてな」 フォルターはうんざりしたようにため息をつく。「そうなのですか?」「あぁ。隣国で行われる社交パーティーに参加しなくてはいけないんだ」 フォルターは再びうんざりしたようにため息をつくが、どこか嬉しそうに見える。だが、ノエルはその理由を知らない。彼が上機嫌なら、なんでもよかった。「午前中に医者が来て、お前を診てくれる。それと、食事は使用人が運んでくるから、それを食べるように」「はい、ご主人様」「とりあえず、今日はゆっくりしておけ。俺がいないからって、体内の掃除と拡張を怠るなよ? 医者が何日休むように言うかで変わるが、それは俺の方にも知らせが来るサボったらバレるから、そのつもりで」「はい、ご主人様」「いい返事だ。それじゃあな」 フォルターはノエルの頭をぽんぽん撫でると、部屋から出ていった。「なんであんなに機嫌がいいんだろ……」 ノエルは不思議そうにドアを数秒見つめた後、体を丸めてベッドに潜り込んだ。 フォルターの言う通り、午前中に医者が来て、ノエルの体を診てくれた。彼は奴隷専門の医者で、事情も知っていたらしく、軽くアナルの触診をした後、最低でも
last updateLast Updated : 2026-05-31
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6話
 一方フォルターは、馬車に乗って隣国の王都に来ていた。この国では交友関係がある国の上級貴族を集め、社交パーティーを開き、さらなる国の発展へと繋げる動きがある。故に、この社交パーティーに呼ばれたことは、上級貴族の証でもある。 今でこそ宝石の王と呼ばれるフォルターだったが、以前は社交パーティーに呼ばれることなど考えることができないほどの貧乏貴族だった。雨漏りがする古びた屋敷に、年老いた執事がひとりと、その孫娘がひとり。シェフを雇う余裕などなく、侍女として働く孫娘が食事を用意していた。 転機が訪れたのは両親が事故死してからだった。腐っても貴族。ふたりからの遺産はそれなりにあった。フォルターは一か八かで鉱山を購入し、5人の鉱夫を雇い、採掘を命じた。これが大当たりで、普通では考えられないほどの鉱石がごろごろ採掘された。それだけでも儲けものだったが、希少価値の高い鉱石も大量発掘し、フォルターは一気に上流階級の仲間入りを果たした。 その話を知った人々はフォルターが所持している鉱山を奇跡の山と呼び、近くにある山を買うようになった。 それまで働いてくれた老執事と侍女には感謝の意をこめて多額の退職金を渡し、侍女はそのお金で夢だったレストランを開き、今は繁盛している。レストランを開いても余るほどの退職金だったため、ふたりは思い切って家も買ったそうだ。 フォルター本人は屋敷を建て直し、新しく執事や侍女、そしてシェフと庭師を雇った。そして、上級貴族になってから出来た知り合いに「奴隷の所持は上級貴族の証だ」と言われ、ノエルを買った。今では誰もが羨む貴族のひとりだ。 会場に着くと、まず部屋に案内された。社交パーティーは数日に渡って行われる。そのため、こうして宿泊する部屋が用意されているのだ。「フォルター・アーロゲント様ですね。こちらがお部屋の鍵です。別のスタッフが案内しますので、そちらのソファに座ってお待ち下さい」「あぁ、ありがとう。これはささやかだが、チップだ」 受付の対応に気を良くしたフォルターは、小さな宝石を彼女に渡した。フォルターは自分より身分が低い相手に好印象を抱くと、こうして小さな宝石をプレゼントする。この行動も、宝石の王と呼ばれる所以のひとつだろう。 ソファに座って待っていると、受付とは違う女性が来た。彼女は会場内の地図を手渡し、軽い説明をすると、部屋に案内し
last updateLast Updated : 2026-06-01
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7話
「どこに行くんだ? よかったら案内するよ。ここに来るの、初めてだろ?」「気安く話しかけてくるなよ、格下が」 テオドールを押しのけ、レストランに向かう。爵位はまだテオドールの方が上だが、財力はフォルターが上だ。(見てろよ……。いつか公爵になって、お前を徹底的に見下してやる) 今はまだ、爵位を変動させるほどの功績はない。だが、この社交パーティーで様々な貴族と交流を深め、彼らからヒントを得て爵位をあげていくつもりだ。(もう誰にも、俺を見下させない) 改めて心に誓い、レストランに足を運んだ。「すごいな……」 レストランは広々としており、とてもきらびやかだ。ウエイターに案内され、6人掛けのテーブルに座る。そこには既に3人の先客がいた。交流を目的とした場なだけあって、レストランのテーブルはほとんどが6人掛けか4人掛け。一応ふたり掛けの席もあるが、4、5席程度。 ここではウエイターに交流希望の有無を伝え、希望者はこうして相席をする。決め方は、客の要望がなければウエイターの気分で決まる。「お初にお目にかかります。私はフォルター・アーロゲントと申します。お恥ずかしながら、今回が初めてでして……。色々教えていただけたら幸いです」「君がフォルターくんか。話は聞いているよ」 中年男性がにこやかに笑いかけてくれる。他の貴族もフォルターを歓迎してくれた。彼らは上級貴族がするべき遊びや仕事について教えてくれる。フォルターはもっと情報を引き出そうと、愛想よく振る舞った。 彼らとの食事を終えたフォルターは、上機嫌で自室に戻った。「1度の食事で、随分有益な情報を得られたな」 フォルターは手帳を取り出すと、彼らから聞いた話を書き留める。彼らから聞いたのは、上級貴族の間では鷹狩りが流行っていることや、奴隷への躾についてを学んだ。奴隷にも立派な服を着せ、周囲の人々に奴隷だと気づかせないよう、教養を身に着けさせることも大事らしい。 確かに、奴隷の行動で恥をかくのは御免被る。もっとも、フォルターはノエルをあまり外に出そうとは思っていないが。教養はあっても困らない。最低限のマナーは覚え込ませるべきだろう。「にしても、くくく……」 先程食事を共にした貴族の中に、宝石を扱う者がいた。彼はお抱えのデザイナーや職人がいて、加工させ、販売していると言っていた。フォルターは鉱石をそのまま
last updateLast Updated : 2026-06-01
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8話
 屋敷に戻ったフォルターは、さっそくノエルに家庭教師をつけた。最低限のマナーを身に着けさせるためだ。そして鷹を購入し、鷹狩をしたり、街を歩き回って良さそうな土地を見つけ、宝石店を開くために購入したり、ティックに教えてもらったツテを利用してデザイナーや職人を集めたりと、忙しくしていた。 社交パーティーで人脈を広げたフォルターの元には、様々な招待状が届くようになる。フォルターはそのほとんどに顔を出した。すべては自分の存在を少しでも広げ、上級貴族の流行りを知るために。 特に、ティックからの誘いはすべて受け入れ、積極的に顔を出して彼に話しかけた。ティックはフォルターを見る度に嬉しそうにし、様々な情報をくれる。 その情報は、どこに宝石店を出すといいとか、こういうデザインが流行ってるとか、フォルターの利益に直結するものばかりだった。実際、彼の言う通りの場所に出店したり、教えてもらったデザインに基づいたアクセサリーを販売したら、大きな利益が出た。 ある晩、ティック主催の晩餐会に参加すると、テオドールが真剣な顔でフォルターに近寄ってきた。「フォルター、話がある」「話? お前が俺に? は、冗談も大概にしろ」「大事な話なんだ」 適当にあしらおうと思っていたフォルターだったが、テオドールをからかってやるのもいいと思い、彼の話に付き合うことにした。「いいだろう。だが、手短にな。俺はお前と違って忙しい」「ありがとう、場所を変えよう」 テオドールと共に中庭に出る。中庭は貴族達の逢瀬に使われる場所だが、今回の晩餐会はほとんど男性なので、人がいないと思ってここを選んだのだろう。男性同士の逢瀬がある可能性もあるが……。 見晴らしの良い東屋に行くと、テオドールは辺りを見回す。誰もいないと分かると、椅子に座った。フォルターも向かいの椅子に座る。「それで、話ってなんだ?」「君がティックと仲良くしていると噂を聞いて、心配になったんだ。彼とは関わらないほうがいい」「嫉妬か? いいか? 俺は仲良くしてるんじゃない。仲良くしてやってるんだ。有益な情報を引き出すためにな」「それが危険だって言ってるんだよ」「危険? は、何を言うかと思えば。やっぱり嫉妬じゃないか。俺がティックを使用して、裕福になっていくのが気に食わないんだろう」「違う! ティックは本当に危険なんだ。だから、もう彼
last updateLast Updated : 2026-06-01
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9話
「なんだか、雲行きが怪しいなぁ……」 ノエルは自室から空を見上げながらぽつりと呟く。だが、空は雲ひとつない晴天だ。今度は目線を下に下げ、庭を見る。フォルターが馬車に乗り、またどこかへ出かけようとしていた。 例の社交パーティーに参加して以来、フォルターは外出の頻度が一気に上がった。何かに取り憑かれたように招待されたパーティーや食事会に参加をしては戻り、教えてもらった金のかかる娯楽に手を出す。 噴水がある庭がいいと聞けば噴水を作り、客用の別館があるといいと聞くと、別館を作る。フォルター自身も貴族達を招待し、晩餐会などを開いたりしていた。ノエルも参加し、彼らに愛想を振りまいたりしたことがある。 フォルターの散財は奴隷のノエルから見ても凄まじいもので、どこにそんな金があるのか不思議だった。「まぁ、僕としては今のほうが気楽でいいからいいけど」 目先の流行りに夢中になっているフォルターは多忙を極め、ノエルを調教する時間が激減した。以前はほとんど毎日、何時間もハードな調教をしていたが、今では週に2、3回セックスをする程度に収まっていた。おかげで体の負担が一気に減り、気分もいい。 物思いにふけっていると、誰かがドアをノックした。「はーい」 返事をすると不機嫌そうな侍女のアリスが、紅茶とチョコレートを持って入ってきた。「ねぇ、ノエル。聞いて頂戴! 新しく入ってきた子達が生意気でムカつくの!」 部屋に入るなり、アリスは愚痴をぶちまける。最近いつもこうだ。どこかの集まりで「使用人は最低でも100人はいないと格好がつかない」と聞いたフォルターは、使用人を更に何十人も雇い出したのだ。それによって人間関係が悪化し、元々いる使用人が、お菓子などを持ってきてノエルに愚痴を言いに来る。最初はお菓子をたくさん食べられて嬉しかったが、もうお腹いっぱいになってるし、うんざりしている。それでもノエルは、彼女達を不憫に思い、話を聞き続けた。「新人とはいっても、どこかで使用人をしてたんでしょうね。『私には私のやり方があるので』なーんて言っちゃってさぁ! しかもその子、骨董品を割っちゃったの。旦那様に報告するついでに、あの子達の相談をしたんだけど、『使用人のゴタゴタなど知るか』なんて言って、ぜーんぜん取り合ってくれないんだから! もう、嫌になっちゃう」「それは大変だね」「でしょー? 
last updateLast Updated : 2026-06-01
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10話
 その日フォルターはティックに呼ばれ、彼の屋敷に向かった。案内されたのは彼の自室で、ティックはフォルターが入ってくるとにこやかに出迎えてくれた。「やぁ、フォルター。来てくれて嬉しいよ」「お招きいただき、感謝いたします。にしても、驚きました。あなたはプライベートを大事にする人だから、部屋に招待してもらえるだなんて……」「あぁ、実は君に新しい事業を持ちかけたくてね。この部屋は防音だし、君のことを気に入っているからね」「光栄です」(気持ち悪い男だ) フォルターは笑顔を浮かべつつ、内心毒づいていた。彼のいやらしい視線には昔から気づいていたが、遠慮がちなものだった。今日はティックの視線が胸に集中しているのが分かる。「宝石店を開くのにうってつけの場所を見つけてね。君にも教えてあげようと思って」「ありがとうございます。それはどこですか?」「こればかりはタダで教えるのは、ちょっとねぇ」「そうですよね、すいません。どうすればいいのでしょうか?」「ここは私の部屋だ。分かるだろう? 君」「あ……」 ティックの手がフォルターの胸に触れる。嫌悪感で鳥肌が立ち、思わず目をそらす。ティックはそれを恥じらいと認識したらしく、息を荒げる。「恥ずかしがって、君は可愛いね。大丈夫だ、痛いことはしない。全部私に見せるんだ」「はい……」(クソ、忌々しい……) フォルターが服を脱ぐと、ティックは下卑た笑みを浮かべ、彼の胸板に顔を埋め、においを嗅ぐ。「んんー、若い男の匂いはいいね」「は、恥ずかしいです……」「ふふ、可愛いよ。まずは四つん這いになろうか」「はい……」 フォルターは屈辱に震えながら四つん這いになる。こんな男に処女を奪われると思うと吐き気がする。そもそも、犯すことは好きでも、誰かに犯される気などないのだ。 ティックの指がアナルを撫で回す。その感覚の気持ち悪さに背筋が凍る。「君は、処女なんだね。あちこちに顔を出しているから、経験済みだと思っていたよ。私は処女が苦手なんだ。だから、ここは使わないでおこう」「はい……」「その代わり、こちらを……」 ティックはズボンを脱ぐと、自分の勃起したペニスをフォルターの足の間に入れ、フォルターのペニスの下に添える。「ひっ!?」「ふふ、可愛い声だ。足を閉じて、挟みなさい」「はい、分かりました」 フォルターは足
last updateLast Updated : 2026-06-01
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