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All Chapters of 奴隷遊戯の成れの果て: Chapter 31 - Chapter 40

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31話

 翌朝、食事が終わると、張り型が抜かれた。いつもなら更に太いものに交換されるが、今日は違った。「今日は産卵プレイをしようね」 そう言って無邪気に笑うノエルの手には、玉が入ったかごがあった。「さぁ、四つん這いになって」「はい、ノエル様」 フォルターは新たな調教にドキドキしながら四つん這いになり、おしりを高く持ち上げる。「まずは潤滑剤を塗ってあげる」「んぅ♡」 ノエルは2本の指でアナルを広げると、潤滑剤を注いでいく。潤滑剤は腸壁をゆっくり滑り落ちていく。「んひぃ♡ あ、ああっ♡ つめた、い……♡」「入れるよ」 玉がひとつ、押し込まれていく。半分はいると、潤滑剤で勢いよくつるんと入っていく。「あうぅ♡」「ふふ、何個入るかな?」 ノエルは楽しそうに玉を入れていく。玉が入る度にフォルターは軽く仰け反り、アナルで受け入れた。「さぁ、数えながら産んでみせて」「ひゃい……♡ んう、うぅ……!」 アナルに力を入れて出そうとするが、引っかかっているような感覚がしてうまく行かない。「落ち着いて、息を整えて」「は、はい……」 フォルターは深呼吸で気持ちを落ち着かせると、再びアナルに力を入れた。「あう、んんっ♡ ひああっ♡」 徐々に玉が出ていくのを感じる。他の玉が前立腺を刺激して、甘い声が出てしまう。「んぐ、ふ……。ひと、おぉっ♡」 入れた時と同様、玉は半分近く出ると、そのまま勢いよく出た。「あ、んく……♡ ふたぁつ……♡ うあぁっ♡」 ふたつ目の玉が落ちて、ひとつ目の玉とぶつかる。「あぁんっ♡ ふ、み、いっつ♡ んぐおぉ♡ よっつぅ♡」 今度はふたつの玉が勢いよく出てきた。「い、いつ、あああっ♡」 5つ目の玉が出るのと同時に仰け反り、体勢が崩れる、アナルはぽっかり開き、ヒクヒクしていた。「あ、あぁ……♡」「ふふ、産卵プレイ、気に入ったみたいだね。次はもっと玉を増やそう」「ひゃい、お願いしましゅ……♡」 フォルターは再び四つん這いになっておしりをあげ、玉が入るのを待った。「じゃあ、一気に入れてくよ」 ノエルは容赦なく玉を押し込んでいく。ひとつの玉が入る度に、フォルターは嬌声を上げ、体を跳ねさせた。「今度は7つ入れたよ。今日は10個入れられるようになろうね」「んうぅ♡ わかりまひたぁ♡」 目標は10個と言っていたが
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32話

 翌朝、ノエルがいつものように食事を運んできて安堵する。フォルターの不安は杞憂に終わったと知り、安堵する。「おはよう、フォルター。今日は最低でも20個入れようね」「はい、頑張ります」「いい子だね、フォルター」 元気よく返事をすれば、ノエルはフォルターの髪を撫でてくれる。小柄で華奢なノエルに撫でられ、目を細めるガタイのいいフォルターは、大型犬と少年飼い主のよう。「今日、中庭で行われるのは玉入れだからね。たくさん入れて、少しでも借金を減らしてもらおうね」「はい、ノエル様」 低級貴族達の慰みものにされるのは未だに慣れないが、ノエルが後で褒めてくれると思うと頑張れた。フォルターはすっかりノエルに飼い慣らされ、立派な奴隷になりつつある。「今のところ、300万くらい減らしてもらえてるよ。2ヶ月でこれだけ稼げる子はそんなにいないんだ」 フォルターの借金は、約7億。ここに来た時に強制射精で汚した服がいくらで売れたのかは知らないが、借金の額を考えると、300万をあわせても焼け石に水だろう。「フォルターは優秀だから、きっともうすぐオークションに出られるよ」「そう、ですか」 いざ売られると考えると、不安がこみ上げる。できることなら、このままずっと、ノエルと一緒にここにいたい。ノエルといられるのなら、低級貴族達の慰みものになることも耐えられるような気がした。「楽しみだよ。君がいくらで売れるのか」 フォルターの暗い表情に気づいていないのか、ノエルは楽しそうに言う。 更に2ヶ月、フォルターはノエルに調教され続けた。小ぶりでピンク色だった乳首は、肥大化して赤く膨らんでいる。引き締まっていたおしりはほどよく肉付き、安産型のおしりになっていた。「ふふ、感度もいいし、体つきもえっちになってきたし、最高の奴隷として売れるだろうね。知ってる? 売上の一部は調教師に入るんだよ。いくらになるかな? 楽しみだなぁ」「そう、ですね……」 あの日以来、ノエルはこうしてオークションやお金の話をするようになった。その話を聞く度に、ノエルはお金のために自分を調教していたと思い知らされ、落ち込む。ノエルはそれに気づかないのか、更に追い打ちをかけるようなことを平気で言う。 そのせいでフォルターの精神は不安定になっていった。「それじゃ、僕はそろそろ行くね」「はい……」 ノエルの調教
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33話

 翌朝、いつも通り起きたフォルターは床に座ってノエルを待っていた。いつも通りドアが開き、ノエルに会える嬉しさで顔を上げる。「やぁ、フォルター。今日から違う調教をするからね。まずは食事だよ」 ノエルはいつもと違い、息が荒い。彼は勃起していた。どうやら興奮しているようだ。ノエルは目の前にゼリーを置くと、バスローブを脱いで膝立ちをする。「今日から僕の精液をかけたゼリーを食べてもらうから。フォルターが僕を気持ちよくして、射精させて」「はい、ノエル様」 フォルターはノエルの隣に来ると、片手で食器を持ち、もう片方の手でノエルのペニスをしごく。(全部、舐めたい……) フォルターはノエルの亀頭をゼリーに沈めた。こうすれば我慢汁も飲める。「んっ、ふふ。冷たくて気持ちいい。あぁ、もう出る……! うぅっ!」 ノエルが射精すると、ペニスの震えに合わせて絞り出すようにしごく。最後に亀頭を咥えて吸い出すと、ノエルが頭を撫でてくれる。「貪欲で可愛いよ。食べてるところ見せて」「はい、ノエル様」 フォルターは器をテーブルの上に戻すと、いつものように四つん這いになって犬のようにゼリーを食べた。(んんっ♡ 甘くて、えっちな味がする……♡) ノエルの精液はほのかに甘く、食べやすい。フォルターは味わいながらゼリーを完食すると、器に付着していた精液も舐め取った。「よくできました。調教内容なんだけど、今日から君をペニスバンドで犯す。君は犯されることを感謝しながら、『好きです』と言うんだ。いいね?」「はい、ノエル様」「ベッドで仰向けになって」 言われた通りベッドで仰向けになると、ペニスバンドをつけたノエルが後から来た。ペニスバンドは人間の平均サイズよりも少し大きく、潤滑剤でテカテカしている。 アナルに入れていた張り型が抜かれ、先端が押し付けられる。「入れるよ」 宣言とほぼ同時に太い張り型が押し込まれてくる。しばらくは細い張り型しか入れていなかったから、こんなに太いのは久しぶりだ。「ひああっ♡ 太いぃ♡」「ふふ、前はこれよりも太いのを入れながら寝てたんだよ。フォルターの処女アナル、すっかりキツキツになったね」「あぁ、ノエル様のおかげで、んあぁっ!?」 喋っている最中にいきなり動かされ、甲高い声が出てしまう。「んあ、ああっ♡ 好き、好きです♡ 好きですぅ♡」「可
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34話

 フォルターは幸せの中何度も絶頂を繰り返し、意識を手放した。「おやすみ、フォルター。またいつか……」 ノエルは気を失ったフォルターに掛け布団をかけると、キスをして部屋を出ていった。「いっ!? くぅ……!」 翌朝、フォルターは鋭い痛みで目を覚ました。「いつまで寝てやがる、フォルター・アーロゲント」 聞き慣れないダミ声に驚き顔を上げると、知らない男がいた。小太りでハゲ頭の中年男性だ。ブサイクで、脂ぎっていて気持ち悪い。シミが多く、ぼこぼこした肌は、ガマガエルを連想させた。ガマガエルは鞭を持っている。先程の痛みは、この鞭だろう。「だ、誰だ!? ひっ!」 再び鞭が振り下ろされる。「口の聞き方には気をつけろ、薄汚い奴隷風情が。俺様はお前の新しい調教師、バトラス様だ」「ノエル様は……?」「あのいけ好かないガキか。知らん」「そんな……!」(見捨てられた……。飽きられたんだ……) 恐れていたことが現実になり、絶望に打ちひしがれる。これからこのガマガエルのような男に調教されないといけない。もしかしたら、自分を買う人間も、この男のような醜い中年男かもしれない。そう思うと頭が真っ白になる。「ぐっ!」 鞭の痛みがフォルターを現実に引き戻す。「ぼさっとしてるな。調教を始める」「え? あの、食事は?」 おずおずと聞くフォルターを、バトラスは鼻で笑った。「食事だと? 贅沢言うな。飯は俺のご機嫌取りがうまくいった時だけにしかやらん」「そんな……あんまりです……」「うるさい!」 再び鞭が振り下ろされ、激痛に声も出ない。「く、うぅ……」 痛みのあまり、自分を抱きしめて床に転がると、臭い足で顔を踏みつけられる。「誰が寝転んでいいと言った? まったく、あのガキ、躾もまともに出来てないようだな。俺様が徹底的に躾けてやる。あのガキのように甘くないから覚悟しろよ」「は、はい……」「こっちに来い」 腕を掴まれ、強引に引っ張られる。連れてこられたのは中庭だった。「室内でばかり調教してるから、飯なんて甘ったれたこと抜かすんだ。まずはそこでスクワット500回だ」 バトラスが指さした先にあったのは、フォルターの膝くらいの高さがある棒。先端にはイボ付きの張り型が設置されている。太さは人間の平均サイズより少し大きいものだ。「バトラス様、潤滑剤は……」「甘った
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35話

「はやくしろ。ノロイな」「はい、直ちに……。んっ、くぅ……! いち、に、あがぁっ!」(これ、絶対裂けてる……!) いくら拡張調教をしたアナルでも、潤滑剤無しで無理をさせれば裂けてしまう。こんな状態で500回もスクワットをしたら、アナルはずたずたになってしまうだろう。「さ、ぁん、うぐ、し、い……!」「くく、そのペースでは日が暮れるぞ。もっとはやくしろ」「も、申し訳、ございません……。ご、ろく、んぐっ!」 無理にスピードを上げるが、痛みが増すだけ。イボが前立腺を刺激するが、痛みが勝り、ペニスは大人しいまま。「元気がないな。特別に俺様がしゃぶってやる」 バトラスはフォルターの前に座ると、ペニスを咥え、おしりを掴み、激しく上下にゆすりながらフェラをする。「んぎ、ひいぃ! やめ、がああっ!」「手伝ってやってるんだ、カウントしろ」「ひゃいっ! なな、は、ち……ひぎっ!」(生き地獄だ……!) フォルターは悲鳴をあげながらカウントを続けた。500回のスクワットが終わったのは、11時過ぎ。(もう、動けない……) 張り型を抜いたフォルターは、地面に突っ伏す形で倒れ込む。アナルにも張り型にも、血が付着している。(流石にもう、終わりだよな……?)「誰が寝ていいと言った? 調教はまだ終わってないぞ」「もう、無理です……!」 上体を起こしながら泣き言を言うフォルターの頬に、強烈な平手打ちがかまされる。唐突のことに体に力をいれることも出来ず、そのまま倒れてしまう。「ノエルは随分甘やかしていたみたいだな。こんな情けない奴隷、誰が欲しがるんだか。立て、次の部屋に行くぞ」 首輪をつけられ、リードを引っ張られる。フォルターはアナルの痛みをこらえながら、バトラスのあとについていく。 連れてこられたのは様々な拘束具がある部屋。フォルターがいる部屋にも様々な拘束具があるが、それ以上の品揃えだ。「お前はこれをつけて、乳首でもいじりながら待ってろ」 言葉と共に投げられたのは、目隠し。何をするつもりなのか聞きたいが、聞いたところでこの男は教えてくれないだろう。「はい、分かりました」「最初からそうやって素直になっておけ」 フォルターは目隠しをすると、仰向けになって足を大きく開く。言われたとおりに乳首を自分でいじると、ゆるゆると勃起してきた。 バトラスはフォル
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36話

(腹、減った……。ノエル様……) 朝、いつものようにベッドの上でぐったりしていると、ドアが開いた。このままベッドにいたら殴られる。だが、もうどうでもいい。いっそのこと殺してくれとさえ思う。 痛みを覚悟して目を閉じるが、痛みは一向にやってこない。その代わり、優しく肩を揺する。「フォルター」 聞き覚えのある声に目を開けると、心配そうに覗き込むジャンがいた。「ジャン様……!?」「俺にまで様付する必要はないんだがな。食事だ」「ありがとうございます」 低いテーブルの前に座って驚く。目の前にある食事はゼリーであることには変わりないが、城に近いゼリーの中に、四角く来られた薄桃色やオレンジ色のゼリーが入っていた。「これは……?」「果汁と栄養を詰め込んだゼリーだ。ほとんど栄養が取れてないからな」「お気遣いありがとうございます。いただきます」 色の濃いゼリーは、果物の味がしっかりしている。まともな味がある食べ物は、捕縛される前に食べたきりだ。美味しさのあまり、感動の涙が流れる。「泣くほど美味いか。まぁ、ここ最近は酷い扱いをされていたからな」「はい……」「そんなお前に朗報だ。今日から5日、バトラスは来ない」「では、ノエル様が?」 期待に胸を膨らませて聞いたが、ジャンは首を横に振る。「残念ながら、ノエル様は来ない。だが、5日間、お前は自由だ」「自由……?」「食事は運んでやる。この部屋から出なければ、何をしてもいい。中庭に行くかどうかも、自由だ」 それはあまりにも素晴らしい提案だった。あの醜い中年貴族共の慰みものにならなくてすむ上に、3食が保証されるなんて、奇跡のようなものだ。これでノエルがいてくれたら文句なしだが、贅沢は言ってられない。「ありがとうございます……!」「礼はいい。6日後はオークションだから、そのつもりでな」「オークション……」 いよいよ売られるのかと思うと、緊張する。そんなフォルターの肩を、ジャンは笑いながら軽く叩く。「今から緊張してどうする?」「ですが、不安で……」 自分が最悪なご主人様だったが故に、不安しかない。もしかしたら、バトラスのような醜い中年貴族に買われる可能性だってあるのだから。「今は休め。肌がガサガサだ。ゆっくり休んで、整えておけよ」「はい、分かりました……」 それからフォルターは、不安を抱えなが
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37話

 いよいよフォルターの番になり、布を被せたまま会場に運ばれる。視覚と体の自由が奪われているため、聴覚が頼りだ。「お待たせいたしました。本日の目玉商品はこの男! フォルター・アーロゲントです!」 司会の言葉と共に、布が取られる。会場からはどよめきの声が聞こえた。「あのアーロゲントが……」「しばらく見ないと思ってたら、まさか奴隷になってたとはな」「はは、面白い。買って見世物にしよう」 目隠しをしていても、照明の温度と視線が肌を突き刺す感覚が分かってしまう。大勢の人に見られると意識すると、自然と勃起していく。「見ろ、こんな状況なのに勃起してるぞ」「堅物そうな顔して、とんでもないド変態だな」(あぁ、もっと見て……♡) 久しぶりに裸で人前に出る快感を感じ、興奮してくる。目隠しがなければ、どんな人間が見てくれているのか分かるのに、目隠しは少し首を振った程度では落ちそうにない。「こちらの商品は8億からです。お手元の札を上げて落札してください。それでは、開始!」 札を上げる微かな音と、司会が値段を確認する声のみが会場に響く。フォルターの値段はあっという間に10億を越え、本日の最高額も越えた。「12億、12億2千万、12億6千万……!」 上がっていく金額を、ドキドキしながら聞く。「15億! 他にはいらっしゃいませんね? フォルター・アーロゲント、15億で落札です!」 木槌を叩く音が響くと、フォルターは移動させられた。目隠しを取られると、倉庫のような場所だ。真っ先に視界に入ったのは、透明の大きな箱を乗せた馬車。箱の中には拘束具がついている。「高額で買ってもらえてよかったな」 顔を上げると、ジャンが微笑んでいた。「ジャン様……! 俺は、どんな人に買われたんですか?」「それは会ってからのお楽しみってやつだ。お前の購入者のご希望で、お前をあの箱に入れて連れて行くことになった」 ジャンが指差すのは、あの透明の箱だ。あれでは人々に見られてしまう。「悪趣味な……!」「そう言うな。お前のご主人様の希望だ。それと、これもな」 頭に何か着けられたが鏡が無いため見えない。「何を着けたんです?」「よく似合ってるぞ」 ジャンは答えることなく、拘束具を外してフォルターを抱え、箱に向かって歩く。箱の1面は観音開きするようになっており、そこからフォルターを入れ
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38話

 御者が扉を叩くと、気難しそうな初老の男性が出てきた。男性は御者に命令し、フォルターを降ろさせる。フォルターのリードは初老の男性に手渡される。「あなたが、ご主人様ですか?」「いいえ、私は執事です。旦那様の元へお連れします。汚れるので、普通に歩いてください」 男性は嫌悪感を隠そうともせず、あからさまに嫌そうな顔をしてリードを引っ張る。フォルターは大人しく引っ張られ、一室に連れて行かれる。そこにはベッドや拘束具が並んでいた。ここがフォルターの部屋なのだろう。「旦那様はすぐにいらっしゃいます。この部屋でお待ち下さい。まったく、旦那様は……」 執事はぶつぶつ文句を言いながら、部屋から出ていった。フォルターはドアが開いてすぐに顔が見れる場所に座り、まだ見ぬご主人様を待つ。(どんな人なんだ? 中年貴族じゃなければいいが……) そわそわしていると、ドアが開く。現れたのは……。「ノエル様!?」 最高級のコートを身にまとったノエルが、微笑を浮かべ入ってきた。「やぁ、フォルター。元気そうでなによりだよ」「ノエル様!」「わぁっ!?」 感極まり、思わずノエルに抱きつく。華奢なノエルはガタイのいいフォルターを支えきれず、そのまま一緒に倒れてしまう。「ノエル様、ノエル様!」 目を輝かせ、ノエルを見つめるその姿は大型犬そのもの。「はいはい、嬉しいのは分かったから、一旦降りて。君重いんだから」 フォルターはノエルを押しつぶしてしまっていることにようやく気づき、慌てて飛び退いた。「も、申し訳ありません……!」「いいって。それだけ僕に会いたかったってことでしょ?」「はい。俺、捨てられたかと思って……!」 緊張の糸が緩み、涙がボロボロと零れてくる。「相変わらず可愛いね、フォルターは」「んんぅ♡」 唐突に唇を塞がれ、目を見開く。間近にあるノエルのまぶたを見てキスされているのだと知り、目を閉じてキスを受け入れる。「んぅ、ふっ……♡」 卑猥な水音が新たな調教部屋に響く。フォルターは幸せを求めるように、舌を絡ませた。「ふふ、いい子。本当はお話とか前戯とか色々したいんだけど、はやく君の処女を奪いたいんだ」「はい、ご主人様……♡」 フォルターは四つん這いになり、おしりを高くあげる。オークションや道中で大勢の人に見られるのも気持ちよかったが、やはり、ノエルに
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39話

(あぁ俺、ずっとこうされたかったんだ……♡) 奴隷を嬲っても満たされなかった心が、満たされていく。嬲る優越感よりも、嬲られる快感の方が、ずっと甘美だ。「あ、ああっ♡ 深いぃ♡」「深いところが好きなら、もっと深く犯してあげる」「んお、ほぉ……♡」 ピストンが止まり、ゆっくりと、ギリギリまで抜かれる。あと少しで抜けてしまうという不安が、期待を煽る。「あぎゃあっ!?」 一気に押し込まれたペニスは、結腸を貫き、今まで入ったことがないところまで入ってきてしまった。「ふふ、ナカ、痙攣してすごく気持ちいいよ」「お、んお……♡」 結腸を貫かれた衝撃で脳まで痺れ、言葉の意味を理解する余裕すらない。「聞こえなくなっちゃうほど気持ちいいんだ? いいよ、たくさん突いてあげる」「んひぃ♡ お、お、おおぉっ♡ おぐ、しゅご、んおほおおっ♡」 未知の領域を激しく突かれ、脳が焼ききれそうなほどの快楽に獣のような声を上げる。フォルターはもう、気持ちよくなることしか考えられない。「はぁ、すごい締め付け……。そろそろ出すよ」「んぎ、ひいぃっ♡ あああぁっ♡ イグイグ♡ ひううぅっ♡ イグの止まんにゃ、あああっ♡」 更に激しくなるピストンに、フォルターは何度もメスイキを繰り返し、ノエルのペニスを締め上げる。「あぁ、もう……!」 耐えきれなくなったノエルは、最奥にペニスを突き刺し、白い欲を勢いよく放つ。「あづっ、あああぁっ♡」 熱い精液が体内を撫で回すのを感じながら、意識を手放した。「あーあ、まだ1回しかしてないのに、もう気絶しちゃった」 ノエルは気を失いながらも幸せそうな顔をするフォルターを見て、クスリと笑う。この日をどれだけ待ちわびていたことか……。「まだまだ遊びたいから、次は1回で気絶しないでね?」 フォルターの頬にキスを落とすと、ノエルは使用人を呼び、彼をベッドに運ばせた。 フォルターが目を覚ましたのは、夕方のこと。なんとか体を起こし、室内を見回す。そこは見慣れた調教部屋に似て非なる場所。「そうだ、俺はノエル様に……」 すべてを捧げてもいいと思うほどの恋情と忠誠心を抱いた相手に買われたことを思い出し、頬が緩む。「あ、起きたんだ?」 ドアが開き、ノエルが入ってきた。手にはふたつのグラスと1枚のお皿を乗せたトレーを持って。「ノエル様……。申し
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40話

「ノエル様」「なぁに?」「どうして、ここに? 失礼ですが、あなたが貴族だったなんて、想像すらしてなくて……」「あはは、だろうね。僕は元々、子爵の家で生まれ育ったんだ。だけど、僕の両親は貴族に向かないほどのお人好しでね。他の貴族に騙されて、借金地獄さ。両親も姉も、どこかに売り飛ばされた。御存知の通り、僕もね。あとはフォルターの知ってる通り。調教されて、オークションで君に買われた」「そんなことが……」 フォルターは驚愕した。ノエルが貴族だったことも、彼がしてきた苦労にも。そんな裏側があるなど知ろうともせず、ノエルを購入して好き勝手していた自分が恥ずかしくなる。もっとも、当時のフォルターが事情を知ったとしても、「バカな親が悪い」と一蹴しそうではあるが。「この屋敷は、元は叔父のものでね。叔父は変わり者で、結婚しなかったんだ。あの人、遺書に自分が死んだら、僕を見つけ出して跡を継がせろって書いてたみたいで。それで僕は、いきなり公爵家の当主になったってわけ」「公爵家!?」「そう。今はノエル・リベリン。叔父は、母の弟だったから名字が違うんだ。だから、まだ慣れなくて」 頬を指先でかきながら、困ったように笑うノエルを、フォルターは凝視する。「リベリンって……、あの……?」 リベリン家の噂は、貧乏貴族時代から聞いていた。国王から絶大な信頼を得ているが、極度の人嫌いで、社交界には一切顔を出さない変わり者。誰もその姿を見ていないことから、存在しない派と存在する派で論争が起きることもあった。「あはは、噂になってたもんね。リベリン家は実在するのかって。実在し、僕をこうして助けてくれた。この多忙さには未だに慣れないけどね」「多忙ということは、国王から絶大な信頼を得ていたというのも、事実なのですか?」「そうみたい。叔父は国王の親友なんだって。公務でなかなか街を見て回れない国王の代わりに街を見て、人々の声を聞いて、それらを報告するのが主な仕事でね。あちこち歩き回るから、おかげで体力がついたよ」「そんな役割が……」「さ、おしゃべりはおしまい。疲れたでしょ? 今日はもう休んで」「はい、ありがとうございます」「おやすみ、フォルター」 ノエルはフォルターの唇にキスを落とすと、部屋から出ていった。「ノエル様……」 フォルターはまだ彼の熱が残る唇に触れ、ドアを見つめた。
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