さあ、フレイヤと伊蔵の刺身料理対決…審査員実食開始!まず審査員の前に運ばれたのは、伊蔵のマグロ尽くしの刺身盛りである。マグロの赤身に中トロ、大トロ、そして中落ち。だがもう一つ、見慣れない部位があるが…?「おお!なんと見事な彩り…あれぞまさにマグロそのものだ!」「だが、あの見慣れない刺身はなんだ?あれもマグロなのか?」「ううっ、普段の刺身では見たことはないが…」いらんことは知っているくせに重要なことを知らない、なんというかよく出来た観客の声を背に伊蔵は言う。「これぞ俺が信じる究極の刺身料理…名付けて『真黒奔烈』!」さて、審査員が食べ始めるが…。審査員A曰く:「ふ、ふおっ!?この赤身…なんと清涼な味!大トロも中トロも上品な脂の乗りだ!中落ちも綺麗に整えてある…すべて適切な大きさだ!生臭さなど一切ない、マグロの旨味を100%活かしている職人包丁の極致だ!」審査員B曰く:「ぬわー!トロの脂が醤油に溶け出している!新鮮そのもの、これは包丁の技術なのか!?身が死んでいない!生きたまま赤身が、中トロが、大トロが、中落ちが、私の身に活力を与えてくれる!私の体という海を生きたマグロが刺身となって泳ぎ始めている!」審査員C曰く:「残った部位…こ、これは!かつて高級料亭に勤めていた私ならわかる!これは…マグロの脳天!一匹から少量しか取れない希少部位だ!こ、これほど丁寧な包丁さばきとは…!」審査員D曰く:「ラーメンじゃないので0点」まさか脳天の刺身を出すとは!?とざわざわし始める観客。「脳天の刺身か…腐っても伊蔵、なかなかの腕と選択だ。赤身、大トロに中トロ、中落ち、そして脳天…。マグロの味を十分に引き出しているというわけだな」「食べたいわねえ、あの刺身。うちで出すならいくらぐらい取るべきかしら?」サイラスが納得したように頷き、リリスが俗っぽいことを言い出す。地上げ屋のおじさんを始めとした相手方もすでに勝ちムードだ。それも仕方ないだろう、マグロといえばもはや刺身の王と言っても過言ではない。そして対するフレイヤの月海鮭の刺身…。フレイヤ曰く『LUNATIC-PARTY』!いざ、実食!といくところだが…審査員の一人Aが、その前に口を出してきた。「さて、フレイヤ嬢、影光氏。まず一つ聞きたい。鮭の刺身がポピュラーで
Last Updated : 2026-07-12 Read more