「わかりません。自分が何を差し出せるのか、自分に何の価値があるのか、何を捧げられるのか。でもそれをあなたに差し出したい。すべてを。留保なく、限界なく、見返りなく。あなたのものになりたい。完全に。全面的に。絶対的に。父を救うためだけではなく。私がそう望むから。それを必要としているから。その隣には他の何も意味を持たないから」私の声は震える。しかしその震えはもはや恐怖のものではない。真実の震えだ。裸の、生の、恐ろしい真実が、何年もの沈黙の後についに隠れ場所から出てくる震え。告白の、告解の、放棄の震え。彼はゆっくりと立ち上がる。彼を特徴づけるあの猫のような優雅さで。そして私の前に立つ。彼はとても近く、彼の香水が私の全体に染み込む。彼の体の熱が大きすぎる服のように私を包む。衣服の厚さを通して彼の心臓の鼓動さえ感じるほどだ。彼は私の頭に手を置く。限りない優しさで。そして私の髪を長く、ゆっくりと撫でる。貴重な動物を撫でるように。傷ついた生き物をなだめるように。「君には差し出すものがすべてある、テオ。まだ知らないだけだ。君にはすべてがある。私をとり憑かせるその口。私を揺さぶるその声。私の武装を解くその視線。君には身を委ねる能力がある。君が知らないうちに私に差し出しているその信頼がある。君にはすべてがある。そして私はそのすべてを取る。すべてを」彼の手が私の頬を下り、あごの曲線をたどり、首をかすめ、うなじで止まる。彼はわずかに圧力をかけ、私に頭を後ろに傾けるよう誘い、私は彼に喉を差し出す。差し出され、無防備で、完全に彼のなすがままに。それは自然な仕草になっていた。ほとんど自動的な。まるで私の体が、私の精神が決断する間もなく、何をすべきか知っているかのように。「さあ、私にキスしてくれるよう懇願しろ」私は彼を見る。その目に、これが命令ではなく、招待であり、ほとんど願いであることが見える。彼は私が懇願するのを聞きたい。私に対するこの力が必要だからではなく、私が彼を欲望していることを、彼を求めていることを、それを望んでいることを知る必要があるからだ。「お願いです……キスしてください」
Last Updated : 2026-08-31 Read more