私が呆然と立ち尽くしていると「どうっだった柚希ちゃん? 友也さんのキスは?」 と沙月ちゃんに声を掛けられた。「くちびるが……」「ん? なになに~?」 お兄ちゃんはいつも通りにしてるし、きっと私の勘違いだよね。「ううん、なんでもない」「え~、気になるな~。もしかしてもっとして欲しかったとか?」「そんな訳ないでしょ! うぅ~、沙月ちゃんのイジわる~」「ごめんごめん」 両手を合わせて謝ってくる。 こっちこそごめんね。 本当はもっとして欲しかったなんて言えないから。「それよりも、いつの間にか皆仲良くなってるね」「友也さんの影響かもね。一緒に居ると楽しくて、それでいて安心するんだよね~」「ふ~ん、もしかして沙月ちゃんも本気になっちゃった?」「さぁ~、それはどうかな~」「え~、何それ~」 一緒に居ると楽しくて安心するかぁ。 お兄ちゃんの魅力がどんどん皆に伝わっていくのは嬉しいけど、あまりライバルは増えて欲しくない。 すっかり仲良くなったハーレム組とギャルグループで、今度はゲームコーナーへやってきた。 ゲームコーナーへ着くなり菜々が「折角だから皆でプリ撮ろうよ!」 と提案し、皆でプリクラを撮る事になった。 プリクラコーナーに着き、色々と盛れる筐体を選ぶ。 しかしここで問題が発生した。「さすがにこの人数だといっぺんはキツいっぽいね~」「どうしよっか~」 二つのグループを合わせると、そこそこな人数になるので仕方ない。 私はそこまでプリクラは好きじゃないから撮れなくてもいいけど。「しょうがないからウチ等のグループとソッチのグループで別れて撮るしかないね~」「それが妥当なところね」 その分け方だとプリクラ撮る意味あるのかな? と疑問に思っていると「じゃあ先ずはウ
Última actualización : 2026-09-02 Leer más