最初から、心が移ったその瞬間に、正直に打ち明けるべきだったのだ。背徳の刺激を楽しみ、すべてが暴かれて血塗られた結末を迎えるまで放置するのではなく。「尋、最後にもう一度だけ言うわ……どいて」あの時彼が私に放った言葉を、そのまま返す。それは、想像以上に心地よいものだった。尋は硬直したまま、その場に崩れ落ちた。唯一の支えを叩き折られた人形のようだった。夜が明けてから日が暮れるまで、彼はそこに座り続けていたという。明け方、尋はふらつく足取りで帰宅する途中、車にはねられた。病院からの着信が、私のスマホに何度も何度も入った。私はふと考えた。私が出血多量で救急搬送されていた時、尋はあの着信画
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