ホロライブの'猫又おかゆ'を題材にした敵対関係から恋愛へと発展するファンフィクション、特に心理的葛藤を描いた作品はいくつか見かけますね。AO3で人気だったのは『Claws and Whispers』という作品で、おかゆと対立関係にあるオリジナルキャラクターが、次第に互いの孤独や傷つきやすさに気づいていくプロセスが繊細に描かれていました。
面白い質問ですね。『Neko no Kakehashi』という作品がまさにそれです。おかゆが人間界と猫又の世界の架け橋役として、元敵対者である除妖師と共に任務を遂行するうちに、お互いの立場や価値観を理解していくストーリー。14章でおかゆが『にゃーん』と鳴いた瞬間、除妖師が笑ってしまい、そこから緊張が解けていく展開がたまりません。この作品、戦闘シーンとほのぼのシーンの対比が絶妙で、敵対関係の名残りがときどき顔を出すのがまたいいんです。
最近読んだ'進撃の巨人'のレビファンに深くはまっている。特にエレンとリヴァイの敵対関係から微妙な信頼、そしてそれ以上の感情へと発展する過程を描いた'Black Wings, Red Thread'が秀逸だった。最初は憎しみしかなかった二人が、戦場での共感を通じて心を通わせる様子は、心理描写が緻密で引き込まれた。作者が時間をかけて感情の変化を積み重ねていく手法は、単なる敵対→恋愛の転換ではなく、人間の複雑さをよく表している。
特に印象的だったのは、リヴァイがエレンの暴走を止めながらも、彼の孤独に気づくシーン。武力衝突から始まる関係が、互いの弱さを受け入れることで変化していく過程は、このジャンルの醍醐味だ。'進撃の巨人'の厳しい世界観の中で芽生える感情は、より一層リアリティがある。