松尾芭蕉のこの句は、日本語の深いニュアンスを英語に訳すのが難しいことで有名ですね。
私が気に入っている訳の一つは、『Though I know it must be thus, my Japanese soul cannot help itself』です。ここでの『大和魂』を『Japanese soul』と表現した点が秀逸で、西洋的な『spirit』とは異なる日本的感性を伝えようとする意図が感じられます。
特に『やむにやまれぬ』の部分を『cannot help itself』と訳したのは、運命を受け入れつつも抗えない心情を見事に表現しています。この訳では、諦念と情熱の両方を同時に伝えようとする試みが成功しているように思います。