「今日の日はさようなら」の直訳は"Goodbye to this day"や"So long to today"になると思いますが、詩的なニュアンスを訳すなら"Farewell to today"の方が近いかもしれませんね。そういえば、ウェブ小説『これで君と別れ、会えぬ日々へ』は、別れの決意を題材にしているのですが、主人公が過去の日々と対峙する心情描写がとても細やかで、歌詞の世界観を文章で深く味わいたい時にはぴったりだと思いました。電子書籍で気軽に読めるのも便利です。
例えば冒頭の『夕焼け小焼けの赤とんぼ』は『The red dragonflies in the sunset glow』と訳せるけど、『小焼け』のニュアンスをどう表現するかが難しい。『負われて見たのはいつの日か』という部分は『When was the day I saw on your back?』と直訳できるが、日本語の『負われる』に含まれる懐かしさや無邪気さをどう伝えるかがポイントだ。
歌詞全体を通して、日本語の五七調のリズムを英語の韻律にどう落とし込むかが最大の課題。例えば『山の畑の桑の実を』を『Mulberries in the mountain field』と訳すと簡潔すぎるので、『The mulberries ripening in the field atop the hill』のように情景描写を加える必要があるかもしれない。童謡翻訳の奥深さを感じる作業だ。
翻訳というより再創作に近い作業だと思う。特に『かごめかごめ』のような遊び歌の要素が入っている部分は文化的背景の説明が必要。『今日の日はさようなら』というタイトル自体、『Goodbye to Today』では味気ないので『Farewell to This Day』の方が詩的。
『夢路にはさぞや』の部分は英語で『In dreams perhaps』と訳せるが、日本語の『さぞや』が持つ期待感を出すために『Surely in my dreams』とするのも一案。童謡の翻訳で重要なのは単語単位の正確さより、全体が醸し出す情感をどう再現するか。日本語の擬音語や四季の表現をどう扱うかが鍵になる。
歌詞の翻訳って本当に難しいですよね。特に『最後のやさしさ』のような情感豊かな曲は、言葉のニュアンスをそのまま伝えるのが至難の技です。
英語に訳す場合、直訳すると美しい表現が失われてしまうことが多いので、ある程度意訳が必要になります。例えば『最後のやさしさ』というタイトルは、直訳すれば『The Last Kindness』ですが、これだと少し冷たい印象に。『Final Tenderness』とか『The Last Gentle Moment』の方が曲の情感を伝えられるかもしれません。
歌詞の内容によっては、英語の詩的な表現を使ったり、リズムを合わせるために語順を変えたりと、翻訳者によって様々な解釈が生まれます。音楽の雰囲気を壊さずに、いかに原曲の情感を伝えるかがポイントですね。
音楽の翻訳って本当に難しいですよね。特に『世界を終わらせて』のような感情的な曲だと、単語一つ取ってもニュアンスが変わってくる。英語に訳す場合、直訳すると『End the World』ですが、これだとあまりにもストレートで詩的なニュアンスが消えてしまいます。
原曲の持つ絶望感と儚さを伝えるなら『Let the World Fade Away』の方が良いかもしれません。『fade away』にはゆっくりと消えていくニュアンスがあり、日本語の『終わらせて』が持つ積極性と消極性の両方を表現できます。歌詞全体の解釈によって、『Bring an End to This World』のような重厚な訳や『Make the World Disappear』のような幻想的な訳も考えられます。