英語圏には「触らぬ神に祟りなし」に近いニュアンスを持つ表現がいくつかあります。
例えば「Let sleeping dogs lie」は直訳すると「眠っている犬はそのままにしておけ」で、不必要に問題を起こさないようにという戒めの意味があります。19世紀の小説家ロバート・ルイス・スティーブンソンもこの表現を使っていて、今でも日常会話でよく耳にします。
もう少しフォーマルな場面では「Don't rock the boat」という表現も使われます。これは文字通り「ボートを揺らすな」という意味で、安定している状況をわざわざ乱すなというニュアンスが強いです。ビジネスシーンなどで使われることが多いですね。
どちらの表現も、日本と欧米ではリスクに対する考え方の違いが反映されているように感じます。