さらに古典では、'The Princess and the Goblin'が異形の存在と人間の交流を純粋に描いており、'The Secret of Platform 13'は奇妙な住人たちが家族的共同体を形成する様子が心温まる。これらを参考にすれば、サキュバスを“家族や友情を学ぶ異邦人”として再構築することで、安心して読めるファンタジーに仕立てられるだろうと私は考えている。
例えば、'The Girl Who Drank the Moon'は直接サキュバスを描いてはいないが、強い力を持つ女性キャラが子どもを育てるという枠組みで、怖さよりも保護や誤解のテーマを描いている。私はこの本を読むと、もしサキュバスを出すなら“吸い取る悪”ではなく“異種の愛情の表現が誤解される”という方向で描けると確信した。