サナトリウムの英語版や翻訳版はどこで入手できますか？

本屋を一軒ずつ巡った経験があるから、見つからないときに使ってきた実践的な手順を順に書くよ。

まずは公式ルートのチェック。出版元のウェブサイトで英訳や翻訳権のページを探すのが一番確実だ。私は過去に翻訳の有無を出版社のFAQやプレスリリースで確認して、そのまま注文ページへ進んだことが何度もある。ISBNが分かれば検索が格段に早くなるから、まずはその番号を控えておこう。

次にオンライン書店と図書館。英語版が出ているならAmazonや'Book Depository'、'Kobo'、Apple Booksなどで在庫確認できるし、絶版本ならAbeBooksやeBay、古書店のネット在庫を狙う。図書館派ならWorldCatや国立国会図書館の蔵書検索で所蔵館を調べ、相互貸借（ILL）を使えば入手できることが多い。僕が'シャーロック・ホームズ'の別訳本を探したとき、このルートで地方の大学図書館から取り寄せられた。

最後に小さな注意点。国内で翻訳が出ていない場合は、出版社に直接問い合わせて翻訳予定があるか聞くのが手早い。非公式のファン翻訳は違法性や品質の問題があるので避ける方が安全だ。物理本が欲しいか電子書籍で十分かも考えて、送料や版元を確認してから注文すると失敗が少ないよ。

コレクションを趣味にしているから、珍しい翻訳や初版を見つける楽しさを重視している。まずは国内外の大型サイトと古書店サイトを並行してチェックするのが手堅い方法だ。私は定期的にAbeBooks、eBay、ヤフオク、そして海外の専門古書店の新着をウォッチして、希少な訳や絶版の出物を拾っている。

また、出版社の直販や小規模な翻訳レーベルも重要な狙い目だ。限定部数や特装版は公式サイトだけで案内されることがあるし、サイン本や翻訳者名が明記された初版はコレクターズバリューが高い。SNS上の書誌好きコミュニティや翻訳者の告知も見逃せない情報源だ。

手に入りにくい場合は図書館の相互貸借を使ったり、書誌情報をもとに古書屋へリクエストを出すのも一手だ。なお、非公式のファン翻訳は品質や法的な面で問題があることがあるので、できるだけ公式の英語版や許諾された翻訳を優先することを勧める。ちなみに私が過去に長年探して見つけたのは、思いがけないオークション出品の一冊で、探し方次第で出会いはあると感じている。

まずはオンラインの目録やデータベースにあたるのが効率的だと考えている。私は研究で英語版や複数言語の版を探すことが多いので、最初にWorldCat、Google Books、ISBNデータベースをチェックして版情報を整理する癖がついている。これで版元、翻訳者、出版年、ISBNが分かれば探しやすくなる。

次に出版社と書店の直販ページを確認する。翻訳権や再版情報は出版社サイトに載っていることが多いし、海外の専門書店や学術書店では欧米版を取り扱っている場合がある。電子版が出ているなら'Google Play Books'や'Apple Books'、'Kobo'で国別に配信状況を確認すると見つかることがある。英語圏では小規模出版社や学術出版社が限定的に出すこともあるから、そこのカタログをこまめに見るのがコツだ。

図書館や中古市場も侮れない。古書店、AbeBooks、eBay、そして地方の古書市やオークションで思わぬ良本に出会うことがある。翻訳が公式に存在しない場合は、翻訳者コミュニティや翻訳出版社に問い合わせてみると情報が得られることもあるけれど、著作権には注意が必要だ。例として、僕が'赤毛のアン'の珍しい新版を探したときは、こうした多面的な検索で見つけ出した。