あのネズミたちがガラスの靴の馬車に変身する瞬間のバックグラウンドミュージックって、実は『The Work Song』と『Bibbidi-Bobbidi-Boo』の2曲が組み合わされているんですよ。最初にネズミたちが作業している時に流れる『The Work Song』の陽気なメロディーが、魔法がかかるにつれて『Bibbidi-Bobbidi-Boo』に自然に移行していく構成は秀逸。1950年のアニメーション技術と音楽の相乗効果が生んだ傑作シーンです。
ディズニーの1937年公開のアニメーション『白雪姫』で、有名なりんごを食べるシーンに流れる音楽は『With a Smile and a Song』という楽曲です。この場面では、白雪姫が毒りんごを手に取る直前に歌う明るいメロディーが、後に訪れる悲劇との対比をより際立たせています。
興味深いのは、この曲が単なるBGMではなく、物語の転換点を演出する重要な要素として機能している点です。毒りんごを食べた直後に音楽が急変し、不気味な雰囲気に包まれる演出は、当時のアニメーション技術としては画期的でした。この音楽的工夫が、シーンの印象を何倍にも強くしていると感じます。
曲の作詞作曲はフランク・チャーチルとラリー・モリーが担当。ディズニー初期の代表的な楽曲として、今でも多くのファンに愛されています。