英語には実に多くの力強いことわざがありますが、中でも特に心に残るのは'The pen is mightier than the sword'という表現です。これは『ペンは剣よりも強し』と訳され、言葉や思想の力を雄弁に表しています。歴史を見渡せば、優れた文書や演説が社会を動かした例は枚挙に暇がありません。
もう一つ興味深いのは『Actions speak louder than words』で、『行動は言葉よりも雄弁』という意味です。アニメ『進撃の巨人』でリヴァイ兵長が「お前の行動が、お前の言葉に重みを与えるんだ」と語るシーンを思い出します。キャラクターの背中で語る姿勢とこの諺の精神は相通じるものがありますね。
こういった諺の魅力は、短い言葉で人生の深い真意を伝えられる点です。翻訳によってニュアンスが変わることもありますが、文化を超えた普遍性を持っているのが特徴でしょう。特に漫画や小説の台詞に引用されると、登場人物の信念が際立つ効果があります。
マザーグースの詩で最も親しまれているもののひとつに『Humpty Dumpty』がありますね。
英語原文はこうです:'Humpty Dumpty sat on a wall, / Humpty Dumpty had a great fall. / All the king's horses and all the king's men / Couldn't put Humpty together again.'
日本語訳はいくつかありますが、リズムを重視した訳だと『ハンプティ・ダンプティ壁に座り/ハンプティ・ダンプティ落ちた/王様の馬も王様の兵隊も/ハンプティを元に戻せなかった』という感じでしょうか。この詩の背景には諸説あって、イングランド内戦時の大砲の逸話だとか、リチャード3世の暗喩だとか、本当に興味深いんです。