TEDで人間の本質について語るプレゼンテーションといえば、まず思い浮かぶのはYuval Noah Harariの『Why humans run the world』でしょう。歴史学者としての視点から、人類がどうやって他の生物を支配するに至ったかを解説しています。
彼は認知革命という概念を軸に、虚構を信じる能力こそが人間を特別な存在にしたと主張しています。この考え方は『サピエンス全史』の読者にはお馴染みですが、17分という短い時間で核心を伝える手腕は見事です。宗教や貨幣といった抽象的概念を共有できる点が、私たちを他の動物と分けているという指摘には納得させられます。