ブルアカ Ssの翻訳や英語版は公式に存在しますか？

ちょっと頭を整理してみると、'ブルーアーカイブ'の“公式英語”事情は思ったよりも層があると感じた。

僕はまず、ゲーム自体のローカライズとファン創作物の扱いをはっきり分けて考えている。公式に出ているグローバル版や英語表示は存在していて、その場合は基本的なキャラクターのプロフィールやイベントストーリー、UI表記などは公式による英訳が行われていることが多い。ゲームのアップデートやイベントで追加されるテキストも、グローバル向けに翻訳されて配信されるため、ゲーム内ストーリーを英語で追える場面は多い。

一方で“SS”（ショートストーリー、二次創作などを指すことが多い）は事情が違う。公式が作った短編や小冊子であれば、出版社やライセンスの都合で英語化される可能性はあるが、個人のファンが書いたSSやSNSで流布している創作は、基本的に公式翻訳の対象ではない。だからそういう二次創作を英語で読みたい場合は、ファン翻訳に頼るのが現実的だ。ファン翻訳はTwitter、Tumblr、Reddit、翻訳ブログ、または同人サイトなどでよく見かけるけれど、質や正確さは人によってばらつきがある。

まとめると、公式の英語化はゲーム本体のテキストや公式刊行物に対しては存在することが多いけれど、個人が作ったSS群に関しては公式な英訳はほとんど期待できない。英語で読みたいならまずはゲームのグローバル版や公式サイト、ストアページをチェックして、足りない部分は信頼できそうなファン翻訳を探すのが現実的なルートだと僕は思っている。

驚くほど単純な話のように見えるが、念のために整理しておくね。僕の認識では、'ブルーアーカイブ'自体の英語版（グローバル向けローカライズ）は存在するので、公式のゲーム内ストーリーやキャラ説明は英語で読めることが多い。だが、コミュニティが作るSS（短編や二次創作）は原則として公式訳がつかない。

つまり、公式が作ったテキストや書籍類は英語化の可能性があるけれど、ファン制作のSSはファン翻訳に頼るしかないケースがほとんどだ。英語での創作読み物を探すなら、公式の英語サイトやゲーム内ライブラリをまず見て、足りない部分はRedditや翻訳者の投稿を当たると見つかりやすい。シンプルに言えば「公式は本体と公式出版物を訳すが、ファン作品は自前」という構図だと考えている。