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聴牌判断の極意は『捨て牌の読み』にある。上級者は他家の捨て牌から、どの牌が安全か、どの牌が危険かを瞬時に判断する。例えば、客風牌が早めに捨てられている場合、その系統の牌は比較的安全に切れる。逆に中張牌が捨てられていないなら、その周辺の牌は慎重に扱う必要がある。
また、ドラ表示牌や裏ドラの可能性も考慮に入れる。ドラ周辺の牌は他家に握られている可能性が高く、無理に待ちに含めるより確実な受けを選ぶ方が良い場合もある。このような総合的な判断が、プロの強さの秘訣だ。
聴牌判断で重要なのは、手牌全体のバランスを見極めることだろう。特定の役にこだわるより、どの牌が最も効率的に手を進められるか考えるのがポイントだ。例えば、中張牌が多い場合はリャンメン待ちが有利だが、字牌が混ざっているならシャンポン待ちも視野に入れる。
特に序盤から中盤にかけては、捨て牌の状況も考慮したい。他家の捨て牌を見ながら安全牌を確保しつつ、自分にとって最適な待ちを選択する。この判断が遅れると、せっかくの好形も台無しになりかねない。何度も対局を重ねるうちに、自然とこの感覚が身についてくるものだ。
手牌の形勢判断が聴牌の質を左右する。例えば、ペンチャン待ちかカンチャン待ちかだけでなく、残り牌の数を考えるのが重要だ。4枚すべて見えている牌を待つのは非効率的だが、1枚も見えていない牌なら可能性が高い。また、終盤になればなるほど、他家の捨て牌から待ち牌を絞り込む技術が求められる。安全牌を確保しながらも、最も和了確率の高い形に持っていくバランス感覚が勝負の分かれ目になる。
聴牌のタイミングを逃さないことがプロの鉄則だと思う。よくあるのが、『もう少し良形に』と欲張ってしまい、結局テンパイできずに終わるケース。特に三色同順や一気通貫のような大きな役を狙う時ほど、手牌の進行度を冷静に分析する必要がある。
手牌の形が整い始めたら、即座にテンパイに持っていく決断力がものを言う。例えば、123の順子が2組できているなら、残りはトイツ形にまとめるのが早い場合もある。牌効率を計算しながら、最も早く上がれる形を選択する柔軟さが大切だ。