LOGIN学校では冴えない男でも実はネットアイドル。しかしながら、ネットアイドルでもすべてが不詳。年齢・性別・本名etc. そんな彼の日常を書いた話です。 現実では無理無理って高音をと低音を歌いこなすイケメン・美人(貧乳だけど)です。 ネットに投稿してるのは、自分が歌ってる動画。男なのか?女なのか?全世界を巻き込む凡人(?)。
View Moreその後、アキラもカエデも通信制で高校に通い卒業。 カエデは地味に大ちゃんにアプローチを続けていたらしく、高校卒業資格を得てすぐに大ちゃんと結婚する運びとなった。大ちゃんはA&Kを続けてもいい。というか、二人のファンだから、カエデ結婚後も仕事を続ける。 アキラはなんというか、俺は無理だと思ったのに声楽で音大に入学しやがった。音大の声楽はオペラのイメージだけど大丈夫なんだろうか? なんでも歌えるから大丈夫だろうけど、A&Kってバレないかなぁ? と、心配していたらあっさりバレたらしい。声でわかるよな。声楽指導するくらいなら声聞けばわかるだろう。 そこで、出会った教授(若い!美人!巨乳!)と結婚すると言い出した。「言うのは簡単だけど、まず二人は交際をしてるのか?」「父さん?俺がおいそれと顔出しでデートとかできるわけないだろう?」 つまり交際もしていない状態?その状態で結婚宣言?「それは、「結婚をしたい人を見つけた。」というのではないのか?」「多分、向こうも俺のこと思ってくれてると思うけど……」 確信が持てないのによく言ったなぁ。「まずはプロポーズしてこい!」 そう送りだしたら、アキラのプロポーズにOKで我が家を訪れた。 おう、話には聞いていたけど、教授にしては若くて美しい。そして爆乳!あ、傍にユカリがいるんだった。「私は両親がもう亡くなってしまっています。コウジさんとユカリさんがお義父さんとお義母さんになるんですね。二人とも若くてきれいですね!」 そんな貴女も若くて美しい。そして爆乳。あ、この人の脚もキレイだなぁ。 そんなわけで、うちの美脚遺伝子は脈々と受け継がれていくようです。大ちゃんとカエデのペアによって美脚遺伝子は濃くなるし、ここで新たなる美脚遺伝子が組み込まれるようだし。 『T』から始まってる声の遺伝子も脈々と受け継がれていきそうです。
案の定マイケルに聞いたところ、海外でもちょっと有名らしい。「あー、PVで入れ替わったりしたからなぁ。俺が女装して歌ってみたり?」「そういうのやったね。で、それで海外でも有名になっちゃったりしてるの?」「そうらしい。東洋人で、そういった双子のデュオは知らないか?って升田の親父さんが聞いてくれた。今度お礼に行かなきゃな」 決して、寿司を食べたいわけじゃないぞ!あくまでもお礼だ!「これじゃあどこでも同じだね。もう、日本の中で恋人探しで良くない?」「サンセー!」 こいつら…結託しやがった。周りを巻き込んでおきながら結論をさっさと出しやがって。「具体的にどうやって彼氏・彼女を見つけるんだ?」「この際だから、今後の活動をPVとCDのみにする。メディアに顔を出すことはしない…とか?」「A&Kの人気に影響しないか?」「せっかくだから、公式ホームページのみに顔を出すってのはどうですか?プロデューサー?」 こいつらはトークもなかなかウリだったんだよな。実際トーク番組に顔を出したりしてたし。「そんでお前らは今後どうするんだよ?」「なんか資格を取りたいなぁ?」「私も!」 遺伝でこいつらもそこそこ賢いだろうけど、なんの資格・免許を取るんだよ?「死なないような資格とか免許にしてくれよ」「「イエス・ボス!」」 「私は大ちゃんの助けになるような資格がいいなぁ。‘管理栄養士’とか?」「お前、まさか大ちゃんが好きなのか?」 カエデがまさかの赤面を。まあ、イトコだし結婚可能だけど、大ちゃんなぁ…。「そこは頑張れ~というしかないが」「え~?父親ってそんな奴に大事な娘はやれん!とか言うんじゃないの」 責める?応援してるんだけど?「カエデは出会いが少ないだろ?大ちゃんは昔から知ってるいい子だし。‘そんな奴’には該当しないんだよね。カエデの出会いが少ないってのがなかなか問題だなぁ。だから、アキラの方が心配になる。アキラはどんな資格を取りたいんだ?」「実生活に役に立つ資格かなぁ?‘気象予報士’みたいな?」 超難関じゃないか?大丈夫か?「国家資格がいいよなぁ。A&Kだっていつまでもできるわけじゃないだろうし。‘救急救命士’とか?」「お前が死ぬぞ?それは却下。A&Kがいつまでもできるわけじゃないってのは真理だな。声にも限界があるからな」「教職員ってのは
「俺だってさぁ、年齢=彼女いない歴はヤダよ」「あ、そんなの私だって~」 と、二人は言うけど。アーティストとして忙しくしてて、顔バレしてるからなかなか出会いはないなぁ。「そうだなぁ?海外の人だったら二人の事知らないんじゃないか?日本語で歌ってばかりだし」「でも、ネットで俺達の画像あがってるらしいよ?」 それは著作権の問題だ。「それはソニアに言って、削除を頼もう。なんなら法的に慰謝料を…」「「そんな問題なんだ」」「そんな問題だ」 こいつらが本来稼ぐはずのものをネットで簡単にダウンロードなんかされては、収入減だ。迷惑千万!「あー、升田の親父さんの親戚が海外にいるから、連絡してみるか?」「「お願い!!」」 こいつら…鬼気迫ってるな…。 父さんとしてはこれ以上升田と親戚にはなりたくないだろうけど、こいつらの気持ちもわかるんだよなぁ。 三人で寿司をご馳走になりながら、話をした。「はぁ、マイケルかぁ。懐かしい名前だなぁ。よしきた!二人のお願いだもんな。おじさん聞いちゃう!」 おそらくだが…お爺さん世代だろう? カウンターには大成さんと……大ちゃんがいる。「「大ちゃん?見習い?」」「ああ、俺は俺で独立しないとな!」 何を言うか!店を継ぐんだよ! 変態一族は店を継ごう。大ちゃんは変態というよりは美しい脚を持って生まれてきたみたいだけど、変態の『美脚英才教育』(?)を受けているのかな? 美脚を売りにした寿司屋というのは斬新だな。客から見えねーじゃん。やはり、カウンター席をアクリルにするんだろうか?大成さんと親父さんが決めることだろう。俺に決定権があるわけじゃないし。 『T』から始まって、その孫はメジャーデビュー。だって、音域が広いんだもん!「これ聞いてるだけだと本当にどっちが歌ってるのかわかんないな」「「それがウリですから」」 孫に言われてしまった。より一層精進していきます。 二人はうまく恋人出来るのか?このネット世界で…。
紆余曲折を経て、ユカリは出産。 俺は、マンションを購入し、新生活に必要な家具・家電などを全部揃えた。 忘れちゃいけないのが、子供用のいろいろ。4LDKでよかったと思う。 ユカリが産んだのは男の子と女の子の双子。 男の子はアキラ。女の子はカエデ。 その後もなんだか色々あったけど(大学で色々言われる)、卒業しソニアに入社。 以前から構想があった『K』のカバーアルバムをメジャーデビューさせるということに挑戦した。当たった。爆発的ヒットを記録し、海外でも売れて、海賊版も出る始末。 そんなわけで俺は収入がめっちゃ増えた。うーん、これは安定しては得られないからなぁ。お金は大事にとっておこう。 代わりに、他のアーティストのプロデュースをするようになった。曲こそ作れないが、俺が作ったPVの評判はなかなかのもので、地味に高収入を維持している。こっちは安定しているのだろうか?貯金はもちろんするが、家計は結構潤っていると思う。 しかし、双子が相手の生活なので、いつ大きな出費が二倍で襲い掛かってくるかもしれないと、構えているのはユカリです。 俺は知らない人をプロデュースしながら、家計を支えています。 俺は意識していないけど、業界では俺は女性アーティストに露出をさせるというレッテルを貼られた。うーん、無意識だからなぁ。癖というんだろうか? 升田の親父さんのところで、愚痴っていたらねーちゃんに「あんたは他人に露出させてるの?自分が露出すればいいものを。全く呆れるわねぇ」と叱責された。リンカにも白い目で見られていたようで、心が痛い。 うちの双子達は順調に成長。 歌声は二人とも音域広いだろ?脚については升田の親父さんから「パーフェクト!」というお言葉をいただきました。俺とユカリの子だからなぁ。 二人は中学を卒業するや否やメジャーデビュー。 ユカリのご両親をハラハラさせているみたいだけど、二人とも楽しそうにやっています。 特に二人でデュエット曲を歌う時に、男性パートも女性パートも二人ともどっちを歌ってるんだかわからないところがファンの心を掴んでるらしい。二人とも全部一人で歌えるからなぁ…。アーティストネームはA&K。どっかで俺とかねーちゃんとか父さんの足がつきそうだけど、まぁ楽しそうだからいいかぁ。とほったらかしです。 父さんもねーちゃんもストップかけてな
「『T』様、が二人いる説出てきました」「君は何も教えてくれないから意味がないよ。好きに動くといい。男バージョン、女バージョン、それぞれのDVDの売り上げは過去最高だ。出自とか晒して消えると言ったのが効いてるのかな?」「わかりかねます」「今後もよろしく頼む。君は好きなように動くといい。こちらからの要望は以上だ」「失礼します」ネットで連絡を取るということになっているので、そのように連絡を取った。俺が好きに動けるのは気楽でいいよなぁ。喉仏があるのに別人説かぁ。それも面白いな♪女バージョンはこれまでのように編集で補正しようか?今回は女バージョンで更新することにした。うーん、演歌にし
この時、俺はミスをした……。喉仏の編集での補正をし忘れた。どうしてだ?国営放送で速報で『T』の性別判明か?と流れている。翌日のワイドショーでも『T』様の性別が喉仏で男性に断定されている。整形外科の権威まで出演して、骨格標本で説明している。仕事速いな…俺のCGまで登場して説明している。…すごいな。「未來どうすればいいと思う?」「困った時だけ頼るのね?仕方ないわね。女バージョンでも喉仏を出したら?世間は「女なのに喉仏がある??」ってなるわよ?」「おおうっ、喉仏=男性なのか。女バージョンにあるとはどういうことだ??ってなるよな。女装ってことにならないのか?」「そこはあんたの歌唱力
そういうわけで女バージョンになってみました。普段よりちょっと胸大きくしました。なに、パット1枚だけ。あと、チャイナドレスを着てみた。スリットが色っぽいかと。幸い(?)体毛が薄いので可能。ここでスネ毛が濃かったらアウトですけど!歌は何がいいかな?思いきって洋楽にしようか?うん、それでいこう!翌日の教室「昨日の『T』様最高!チャイナドレスだぜ?あのスリットからチラ見せの太もも♡いいよなぁ」「男性の可能性もあるから、落ち着いて!」「いいや!女性だ!あんなに美しい声で洋楽を歌うんだぞ。女性に決まっている」ハズレです。美しいふとももの俺です。「『T』様の美しさを真似できたらなぁって
それにしても、何で世界的に人気なんだ? 俺は日本全国的な人気を狙ってたんだが、ネットってすごいな……。 外国の方も『T』様を見て、何才だろう?とか、性別は?とか考えてるんだろうか?不思議なもんだ。 この状態を知ってるやつは学校に俺の他に一人だけいる。 幼馴染の紺野未來(みらい)。幼馴染は騙せなかった。不覚……。学校の帰り道。俺の家と未来の家は方向が同じようだ。校内では陽キャの未來が話しかけてくる。「お主(ぬし)も悪(わる)よのぅ」 どこの悪代官だよ?「俺は俺が好きなようにやってるだけだ。それが世界的に人気になっただけだ」「正直、あんたそこらの先生の年収よりも高収入でしょ