『SPY×FAMILY』のロイド・フォージャーは、完璧を目指すスパイですが、養女アーニャの読心能力や妻ヨルの
殺し屋としての素性を知らずにいます。この情報の非対称性から生まれる展開は毎回新鮮です。
特に面白いのは、ロイドがアーニャの学校での騒動に対処するシーン。普通の親なら考えつかないようなスパイ流の解決策を編み出しますが、それがまた新たなトラブルを招くことも。ヨルが家庭の平和を守るためにとんでもない暴力を振るうのも笑えます。
家族それぞれが秘密を抱えているからこそ、予測不能な化学反応が起きる。この作品の魅力は、キャラクター同士のすれ違いから生まれる意外性にあると言えるでしょう。