4 Answers2025-12-04 09:37:37
縫い方の違いって、実は作品の仕上がりに思った以上に影響するんですよね。並縫いは糸がまっすぐに進む単純なステッチで、仮止めや下縫いに向いています。針目が表裏同じ長さだから、縫い目が目立たず、気軽に使えるのが魅力。
本返し縫いになると、一針進んで半針戻る動きで、糸が二重にかかる構造。このため強度が段違いで、ジーンズの股上げや鞄の持ち手など負荷がかかる部分に最適です。『進撃の巨人』の兵団のマントを手作りした時、風に煽られてもほつれないように、肩部分はわざわざ本返しで縫い上げた思い出があります。
4 Answers2025-12-04 20:16:46
並縫いを始めるなら、糸選びはまず手触りから考えてみるといいですね。木綿糸の柔らかさは初心者にも扱いやすく、特に『コスモ』シリーズの40番手はほどよい太さで絡まりにくいのが特徴です。針は7~9号あたりが無難で、先端が鋭すぎないものが生地を傷めずに済みます。
面白いことに、糸の色選びも仕上がりに影響します。薄い生地なら同系色の方が目立ちにくいですが、あえてコントラストをつけるとハンドメイド感が出て素敵です。針の長さは小物作りなら短め、大きな布地なら長めを選ぶと作業効率が変わってきます。
4 Answers2025-12-04 11:56:34
並縫いで糸が絡まってしまうのは、糸の張りが不均一なことが原因です。
糸が緩んでいるときは糸通し部分を軽く指で押さえながら縫うと安定します。逆に張りすぎている場合は糸を少し抜いて調整しましょう。糸の長さは腕の長さ程度が扱いやすいです。針に通す糸は2本取りより1本取りの方が絡まりにくいので、初心者にはおすすめです。
糸の種類も重要で、手縫い用の撚り糸はほどよく柔らかく、並縫いに向いています。縫い終わりの玉結びは糸を2回巻きつける通常の方法より、3回巻きつけるとほどけにくくなります。
4 Answers2025-12-04 08:11:44
針を持つときの力加減が仕上がりの美しさを左右します。親指と人差し指で軽くつまむように持ち、残りの指はリラックスさせておくと、針が自然な動きをしてくれます。
布を押さえる左手も重要で、縫い目が曲がらないように一定のテンションを保つのがコツ。特に薄い生地の場合、引っ張りすぎると歪みの原因になるので要注意です。練習するならまずはチェック柄やストライプの布がおすすめ。模様が自然なガイド代わりになって、まっすぐ縫う感覚が掴めます。
糸の長さは腕の長さ程度が扱いやすく、玉結びは小さめに作ると布を通り抜けにくくなります。最初の1針は裏側から刺すと糸端が目立たず、最後は2~3回同じ場所を往復させてから玉止めするとほどけにくいです。