昔のメモをめくると、細かい観察がいかにキャラクターを生き生きさせるかを思い出す。自分は物語を書くとき、まず対象キャラクターの“普通の日常”を緻密に描くことから始める。日常の積み重ねが壊れる瞬間を際立たせたいからだ。例えば' School Days 'のように、最初は些細な嫉妬やすれ違いが、徐々に極端な行動へと連鎖していく過程を丁寧に示すと説得力が出る。
遊び心を入れて視点実験をすると、思いがけない深みが出ることに気づく。俺はときどき形式を変えて書く──二人称で読者に語りかける章を挟んだり、手紙形式で感情が露わになる場面を入れたりする。'Doki Doki Literature Club'のようにメタ的要素やフォーマットの破壊を利用すると、狂気の侵入をより直感的に伝えられる。