まず思い浮かぶのは 'spirited' という言葉で、これはエネルギーに満ちていて積極的という印象を与えます。例えば、'She's a spirited girl who never backs down from a challenge' といった使い方ができます。この表現は比較的ポジティブで、前向きな頑張り屋さんというイメージです。
もう少し強いニュアンスを出したい時には 'feisty' が適しています。これは少々けんかっ早い含みもあり、'The feisty heroine stood her ground against the villain' のように、抵抗したり主張したりする様子を表すのにぴったりです。ただし、文脈によっては少しネガティブに取られる可能性もあるので注意が必要です。
英語で勝ち気な性格を表現する言葉を考えると、文化によるニュアンスの違いが面白いですね。'Headstrong' は自分の意志を貫く強い性格を表しますが、やや頑固な印象も与えます。例えば、'The headstrong princess refused to follow the royal protocol' という具合です。
表題の英語化について触れると、訳者はそのタイトルを 'Sorry for Being Cute' としています。直訳に近い選択で、語感が日本語の軽い謝罪と自己肯定の混ざったニュアンスをうまく英語に移していると思います。
翻訳では語順や助詞のニュアンスをどう処理するかで印象が変わることが多いのですが、この英題は元の短さとリズムを保ちつつ、英語圏の読者にも意味がすぐ伝わるのが利点です。僕は他作品の英題、たとえば 'Kimi ni Todoke' が 'From Me to You' と訳されたケースを思い出して、タイトル一つで受け手の期待がかなり変わることを実感しました。
訳者の意図としては原題の持つ軽やかな自己主張を損なわず、かつ販促上のキャッチーさも確保する狙いがあったと考えています。個人的にはこの英題は作品の雰囲気に合っていると感じます。