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『Hades』のザグレウスは地下世界からの脱出を繰り返すうちに、単に強いだけでなく、様々な武器や神の祝福を駆使する戦術家へと成長していく。父ハデスとの確執を抱えつつ、毎回の敗北から学び、少しずつ地上に近づいていく姿には思わず応援したくなる。特に、他のキャラクターとの会話が徐々に変化していく様子は、単なるゲームシステムを超えた深みがある。
『モンスターハンター』シリーズのプレイヤーキャラクターは、装備やスキル以上に、プレイヤー自身の技術が『叩き上げ』ていく過程そのものが魅力だ。最初は簡単なモンスターにも苦戦していたのが、やがて古龍種を単独で討伐できるまでになる成長体験は他に類を見ない。
『ライザのアトリエ』シリーズのライザは最初こそ駆け出しの錬金術士だが、仲間と出会い、冒険を重ねるうちに、周囲から認められる存在へと変わっていく。彼女の成長が面白いのは、錬金術のスキルアップだけでなく、人間関係の広がりや自己認識の変化も同時に描かれている点。特に3作通してのキャラクター開発は、まるで長編小説の主人公を見ているようで没入感が違う。
『Stardew Valley』の主人公は都会の疲れた会社員から、見事に農業の達人へと変貌する。特に、何もない荒れ地を畑に変え、地域コミュニティに溶け込んでいく過程は、ゲーム内の数値以上の達成感がある。季節ごとに新しいスキルを習得し、最初は手こずっていた作業が楽になっていく瞬間がたまらない。
『天穂のサクナヒメ』のサクナヒメは、まさに叩き上げの成長を体現したキャラクターだ。最初は農業の知識も戦闘技術も未熟だった彼女が、季節を跨ぎながら田を耕し、敵と戦い、徐々に力をつけていく過程は感動的だ。
特に印象的なのは、単なる能力値の上昇ではなく、プレイヤー自身が彼女の成長を「実感」できる点。作物の収穫量が増えるとか、以前苦戦した敵を軽々と倒せるようになるとか、そういう小さな達成感の積み重ねが、キャラクターの魅力を何倍にも膨らませる。