英語で「唸る」を表現するとき、状況によってニュアンスが大きく変わりますね。『Growl』は動物の低いうなり声にピッタリで、『One Piece』のルフィが戦闘中に発するような威嚇の音を連想させます。一方『Howl』は狼の遠吠えのような長く引き伸ばした音、『The Legend of Zelda』の黄昏の狼リンクの鳴き声をイメージするとわかりやすいかもしれません。
人間の感情表現なら『Groan』がしっくりきます。『Attack on Titan』の兵士が絶望時に漏らすうめき声や、重労働後の疲れた呻きを表現する際に使われます。面白いのは『Roar』で、ドラゴンや巨大生物の咆哮からサッカー場の歓声まで、圧倒的な音量を伴う唸りに幅広く適用できる汎用性の高さがありますね。
楽器の唸りを表現するなら『Hum』や『Drone』が適切です。『Beck』のギターアンプのフィードバック音や、『Your Lie in April』のチェロの重低音を描写するときに使える表現です。擬音語の『Rumble』も地下鉄の通過音のような持続的な低周波の唸りを表すのに便利です。
これらを使い分けるコツは、音の持続時間と発生源を意識すること。獣医ドラマ『Beastars』の英語版では、異なる種族の唸り声を表現するために実に多彩な動詞が使い分けられていました。