ゲームの世界でよく耳にする『投了』って、実はすごくシンプルな概念なんだよね。対戦型ゲームでこれ以上続けても勝てないと思った時、自分から負けを認めてゲームを途中で終了させる行為を指すんだ。チェスや囲碁、将棋といったボードゲームでよく使われる言葉だけど、最近は『League of Legends』や『ストリートファイター』のようなeスポーツタイトルでも浸透してきた感じがする。
面白いのは、投了が単なる諦めじゃないってところ。例えばプロ棋士の対局では、投了のタイミングも戦略の一部として評価されることがある。無駄に粘って時間を浪費するより潔く負けを認める美学みたいなものがあるんだよね。初心者のうちは『もう少し頑張れば…』って思うかもしれないけど、投了を覚えることでゲーム全体の流れを読む力が自然と養われていく気がする。
eスポーツにおける投了は、試合の決着がついたと判断した時点で自主的に降参を宣言する行為だ。特に『League of Legends』のようなMOBAゲームでは、敵チームがバロンを取って勢いに乗っている時や、こちらのコアタワーが破壊された後にリカバリー不可能と感じた際に選択される。
面白いのは、プロシーンとカジュアルプレイでは基準が異なること。トーナメントではチーム全体の合意が必要なのに比べ、ランクマッチだと一人のプレイヤーが諦めモードに入ると連鎖的に投了票が集まる。2018年の『Starcraft II』WCSで、韓国選手が資源不足にも関わらず15分間粘った試合は、投了判定の難しさを象徴的に物語っている。