映画の分野では、『デッドプール』のような作品でこの概念がユーモアを交えて描かれます。主人公が悪役に『Finish him!』と叫びながら倒すシーンは、アクション映画の定番となっています。文化的な背景を考えると、西洋では騎士道精神に由来する『coup de grâce』(慈悲の一撃)というフランス語由来の表現も存在しますが、現代のエンタメでは『finish off』の方が圧倒的に多用されています。
日本語の『ケジメをつける』という表現には、区切りをつける、関係を清算する、といったニュアンスが含まれていますよね。英語でこれを表現する場合、文脈によって使い分ける必要があります。例えばビジネスシーンでプロジェクトに区切りをつけるなら『wrap up』が適切です。『Let's wrap up this project by Friday』と言えば、金曜までにケジメをつけようという意味になります。
人間関係の清算となると『cut ties』という表現がぴったり来ます。『I decided to cut ties with that toxic friend』と言えば、あの有害な友人とケジメをつけた、という強い意思表明になります。面白いことに『draw a line』という表現も使えますが、これはどちらかというと境界線を引くという予防的なニュアンス。『ケジメ』の多様な側面を英語で表現するときは、どの程度の決別を意味するのか考えてフレーズを選ぶのがコツです。