『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のサウンドトラックは、Yoko Kannoが手掛けた未来感的なジャズと電子音の融合が圧倒的です。特に『Inner Universe』のロシア語と英語の歌詞が織り成す不穏な美しさは、サイバーパンクの世界観を完璧に昇華させています。
『NieR:Automata』も外せません。岡部啓一とMONACAによるピアノを基調とした哀愁ある旋律は、機械と人間の境界を問う物語と相まって、プレイヤーに深い余韻を残します。『Weight of the World』の複数言語バージョンは、ゲームの多角的なテーマを象徴しているようで鳥肌が立ちます。
'Persona 5'のサウンドトラックは、牢獄という設定を音楽で見事に表現しています。特に『Life Will Change』は、主人公たちが心の牢獄から解放される瞬間の高揚感をトランペットとエレクトリックギターで疾走感たっぷりに描出。
逆に監視下の緊張感は『The Whims of Fate』の不協和音とジャズアレンジで表現され、プレイヤーを常に不安定な気分にさせます。作曲家の目黒将司氏は、『囚人の苦悩』と『解放への希望』という対比をサウンドで見事に両立させています。