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渋柿を米やリンゴと一緒に保管する方法もおすすめです。柿と同量の米や、数個のリンゴを段ボールに入れ、2~3日置きます。リンゴから出るエチレンガスが渋みを中和してくれるんです。
米の場合は、柿が完全に埋まるようにすることがコツ。温度が高いほど早く渋が抜けるので、夏場は短時間で済みます。時々状態を確認し、柔らかくなりすぎないうちに取り出しましょう。この方法なら特別な道具がいらず、家庭にあるもので手軽に試せます。
干し柿にするのも渋抜きの伝統的な方法ですね。皮をむいた柿を紐でつるし、風通しの良い日陰で乾燥させます。1週間ほどで表面が乾いてきたら、軽くもんで柔らかさを均一に。2週間ほどで程よい甘さに仕上がります。
雨や湿気に当てないことが大切で、夜間は室内に取り込むと安心です。干している間に柿同士がくっつかないよう間隔を空けるのもポイント。自然の力で渋みが抜けるので、添加物なしでヘルシー。干し加減で食感が変わり、半乾きならしっとり、しっかり乾かせば噛み応えのあるおやつに。時期をずらして作れば、長く楽しめます。
渋柿を美味しく食べるには、アルコールを使った方法が手軽で確実です。まず、柿をきれいに洗い、水分をしっかり拭き取ります。ビニール袋に柿と少量の焼酎やウォッカを入れ、軽く揉んでアルコールを全体にまぶします。袋の口を閉じて常温で4~5日置けば、渋みが抜けます。
この方法のポイントは、アルコール濃度と密封状態です。35度以上のアルコールが理想的で、袋の空気を抜いて密閉することで柿が窒息状態になり、渋み成分が分解されます。途中で袋を開けず、じっくり待つのが成功のコツ。渋抜き後は冷蔵庫で保存すれば、シャキシャキ食感を楽しめます。甘みが引き立つので、そのまま食べてもお菓子作りにも最適です。