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翠色という色名は、翡翠の美しい緑色から来ているんだよね。'宝石の国'っていうアニメで翡翠のキャラクターが登場したとき、その透き通るような緑が印象的で、色の由来を調べ始めたことがある。
中国の古い文献では、翡翠は天と地を繋ぐ神聖な石とされ、その色は生命力の象徴だったらしい。日本の伝統色で言う『緑色』より少し青みがかった深みのある色合いで、歌舞伎の衣装や浮世絵にもよく使われている。色見本で探すなら、DICカラーガイドや日本の伝統色サイトが参考になるよ。
翡翠の色を表現する『翠』という字はもともとカワセミを指す言葉で、鳥の鮮やかな羽色から転じて宝石の色を表すようになったんだ。この色の歴史を掘り下げると面白くて、正倉院宝物のなかにも翡翠を使った装飾品が残ってる。
ネットで調べるなら博物館のデジタルアーカイブがおすすめ。特に東京国立博物館のサイトには、翡翠製品の高精細画像と解説がある。色の再現性にこだわるなら、Pantoneの色番号7541Cが近いけど、実際の石の色は光の加減でずいぶん変化するから難しいね。
この色の面白いところは、文化によって捉え方が違う点。西洋ではエメラルドグリーンに近いけど、東アジアではもっと青みを含んだ独特のニュアンスがある。'プロメア'の炎の緑とか、'PSYCHO-PASS'のシビュラシステムの表示色を連想する人も多いんじゃないかな。
正確なカラーコードを知りたいなら、Web色見本のJIS慣用色名が便利。ただしモニターの再現範囲を超えることが多いから、実際の翡翠を見られる宝石店や博物館に行くのが一番。最近ではバーチャル展示で拡大して見られるサイトも増えてきたよ。
翠色の深みを理解するには、まず天然翡翠の特徴を知ると良い。不純物の含有量で色合いが変わり、クロムが入ると鮮やかな緑に、鉄分が多いと青みが強くなる。'ジブリの森の伝説'で描かれた森のシーンを思い出すような、深淵な緑色だ。
色の歴史的な使われ方を調べるなら、京都の染物屋が公開している昔の染色見本が参考になる。現代ではアニメの背景美術でもよく使われる色で、'鬼滅の刃'の無限城のシーンとか、'天気の子'の空のグラデーションにも似た色合いが見つかる。美術系の専門書だと『日本の色事典』が詳しい。