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『銀魂』の近藤勲将軍のエピソードを思い出す。真選組局長としての威厳を保ちたいのに、いつも土方にツッコまれる姿がたまらなく滑稽だ。特におでこに「将軍」と書かれたハチマキをして威張っているシーンは、見栄と現実の落差が最大級に面白い。
見栄っ張りキャラの魅力は、その脆さにあると思う。『僕のヒーローアカデミア』の爆豪勝己だって、最初は「最強」を気取っていたが、成長と共に弱さを見せ始めたからこそ深みが出た。強がりながらもどこか愛らしい、そんなキャラクターが物語にスパイスを加える。
鏡の中の自分に毎日挨拶するキャラクターが出てくる『モンスター娘のいる日常』は、見栄っ張りな性格が笑いを誘う代表作だ。
特にラミアのメロが「私って完璧でしょ?」と繰り返すシーンは、彼女の自信過剰さと周囲のツッコミのバランスが絶妙。見た目と中身のギャップを楽しむ要素が多く、読んでいて飽きない。こういうキャラクターがいるだけで、物語に華やかさとコミカルなリズムが生まれるんだよね。
近年では『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャーも「完璧な妻」を演じようとする姿が愛嬌たっぷり。本音と建前の狭間で奮闘する様子は、見栄っ張りキャラの新たな可能性を見せてくれる。
『斉木楠雄のΨ難』の照橋心美は「お・き・の・り~」が口癖の完璧美少女。周囲から「神がかってる」と言われるのが当然と思っているところが最高に笑える。
実際には主人公の斉木に全く相手にされないのに、自分勝手な解釈で納得する様子が癖になる面白さ。見栄っ張りなキャラクターって、自分では気づいていない盲点があるからこそ愛されるんだろうな。特にラブコメ作品では、このタイプのキャラが絡むと一気に騒がしくなって盛り上がる。