最近プレイした中で強烈な印象を受けたのは『Doki Doki Literature Club!』だね。最初は可愛らしいビジュアルノベルの体裁を取っているけど、進行と共にメタフィクション的なホラー要素が炸裂する。ゲームシステム自体がプレイヤーを精神的に追い詰める仕掛けが秀逸で、特にセーブデータの改変やキャラクターの自我にまつわる部分はゾッとする。
心理描写の巧みさも特筆もので、キャラクターの台詞の些細な変化から不気味さがじわじわ伝わってくる。ホラーゲームによあるジャンプスケアではなく、持続的な不安感を植え付けるタイプの恐怖だから、プレイ後も余韻が長く残るんだ。
最近読んだ'原神'のファンフィクションで、Kaedehara Kazuhaと空の旅を描いた'Scattered Maple Leaves'が印象的だった。風に舞もよう紅葉のように繊細な感情描写が特徴で、二人が雷雨を避ける洞窟で肩を寄せ合うシーンから、少しずつ距離が縮まっていく過程が美しい。特に空がKazuhaの和歌に耳を傾ける場面では、言葉にならない想いが屏風の絵のように広がっていて、読んでいて胸が熱くなった。戦闘シーンより日常の小さな発見を重視する作者のスタイルが、この組み合わせの良さを引き立てていると思う。
終盤でKazuhaが空のために俳句を詠むシーンは、まるで自分も提瓦特大陸を旅しているような錯覚に陥った。登場人物の背景設定を尊重しつつ、ゲーム本編では描かれない'もしも'の物語を紡ぐ手腕に感心した。特に空が異世界の記憶に悩む描写と、Kazuhaの過去が重なる部分は秀逸だった。