'Persona 5'のサウンドトラックは、牢獄という設定を音楽で見事に表現しています。特に『Life Will Change』は、主人公たちが心の牢獄から解放される瞬間の高揚感をトランペットとエレクトリックギターで疾走感たっぷりに描出。
逆に監視下の緊張感は『The Whims of Fate』の不協和音とジャズアレンジで表現され、プレイヤーを常に不安定な気分にさせます。作曲家の目黒将司氏は、『囚人の苦悩』と『解放への希望』という対比をサウンドで見事に両立させています。
強欲というテーマを音楽で表現するなら、まず思い浮かぶのは映画『ウォール街』のサウンドトラックです。欲望に駆られた人間の心理を電子音と重厚なストリングスで描いていて、特に取引所のシーンで使われる曲は心臓を締め付けるような緊迫感があります。
『魔王城でおやすみ』のサウンドトラックにも、強欲な魔王のテーマが印象的に使われています。コミカルな雰囲気の中に、財宝を貪るような旋律が散りばめられていて、意外と深い解釈が可能です。ゲーム『Fable』シリーズの「Temple of Shadows」も、欲望に取り憑かれた信者たちを表現した不気味な曲調が秀逸。